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14〜18
No.14
紺に染まった月を眺めていると
三日月よりか細い声が聞こえた
「ずっとこのままならいいのに。」
No.15
人間が羨ましい
いつか消えられる
ずっと捨てられる心配もない
機械は人間の思うままにしかならないから
No.16
「私なんて__だから」
「そんなことない」
あなただって聞いたでしょう?
あの人の結末を。
No.17
「私なんて__だから」
「そんなことない」
あの人のことは、あなたのせいじゃない。
「それに、もしそうなら私もお揃いだから」
No.18
雪と本音は
私の帰路を塞ぐ
とっくに冷えた身体が
助けてを叫ぶみたいに。




