41/50
緑<19>
卒業式も終わり、今頃王女も足止めに合っている頃だろう。
やっと、氷と二人っきりになれた。
「…緑?…話って何かな?」
少し感動していたら、氷が怪訝そうに私を見てそう言った。
「…私と結婚して下さい…」
恥ずかしかったので、誤魔化そうとしていたら気づくとそう言ってしまっていた。
本当は、もう少し話をしてから言おうと思っていたのに…。
氷が珍しく驚き固まっている。
すぐに元に戻ったけど顔が赤い。
「…はい。よろしくお願いします…」
氷は、恥ずかしそうにそう言った。
思わず抱きしめて、キスをした。
ちなみに結婚式は、明後日だと言うと計画犯と言われてしまったが…。
そして、結婚式当日。
茜達や氷の友達、王女達に氷を泣かせたり不幸だと判断したら、すぐに連れ帰ると脅された。
他にも色々と言われたが、やっと欲しいものが手に入ったのだ。
そう簡単に手放してなるものか!!




