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淡々史記  作者: ンバ
第八十 楽毅列伝
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97/274

十一・十二、楽毅からの手紙、六・七

11.

夫免身立功,以明先王之跡,臣之上計也。離毀辱之誹謗,墮先王之名,臣之所大恐也。臨不測之罪,以幸為利,義之所不敢出也。

(訳)

「そもそも身を免れ功を立て

先王の事績を明らかにする事が

臣の上計にございまして、

毀損や辱めの誹謗にかかり

先王の名誉を堕落させる事は

臣の大いに恐れる所なのです。


不測の罪に臨み、

僥倖を以て利益と為すとは

道義から出来ぬ所です」


(註釈)

次で終わり。


12.

臣聞古之君子,交絕不出惡聲;忠臣去國,不絜其名。臣雖不佞,數奉教於君子矣。恐侍御者之親左右之說,不察疏遠之行,故敢獻書以聞,唯君王之留意焉。

(訳)


「臣は、古代の君子は

交わりを絶つとも悪声を出さず、

忠臣は国を去ろうとも

その名を潔《きよ》くせず、と聞き及んでおります。


臣は不佞(才知に欠ける)と雖も

幾度か君子の教示を奉りました。


侍御の者が左右の者の説く事に親しみ

疎遠の者の行動を察する事が

出来ぬ事を恐れたために

敢えて書状を献じて

お聞かせいたしました。


ただ君王にはこの事を

ご留意いただけますように」


(註釈)

交絕不出惡聲;忠臣去國,不絜其名


これは覚えておきたいね。

たとえ交流がなくなったとしても

誹謗とかするのは最低だもんな。

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