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〜異世界編〜中 (コラボ)


うおりゃぁ!ギピィィ

てりゃぁー!キュィィ

はぁぁぁ!グチョ


俺「なんとかマホの扱い方に慣れてきたな…ふぅ。スッゲェ疲れた…」


それはそうだ。全属性の最上位のマホを取得するために3時間は使い魔と戦っているのだから。


女神「お疲れ様なのじゃ。初めてなのによくあそこまで戦えたのぅ…やはり素質があるだけにって感じじゃのぅ。」


クソっ、上から目線でいいやがって…俺の好みじゃなきゃどうなることか…


梓「お疲れ様!かっこよかったよ♪」


といいつつ梓は俺にタオルを渡してくれた。意外にも梓はこういうところで気が利くと言うか優しいというか…って俺は梓に依存してるんじゃないか?と感じたところで女神がふと言った。


女神「なぁ…お主。この靈体融合とやらを試してみたのか?」


俺「そう言えば試してなかったな。一丁やってみるか。」


そう言って俺は靈体融合のアビリティを発動させた、とその時、梓が急に発光し始めた。


梓「えっ?えっ!?何なのよ、コレ!私光ってるじゃない!」


そして梓は…俺の体の中に入っていった…そう言う事か…靈体は梓のことで俺は梓に憑かれているからこんな風になったのか…そりゃ女神(自称)が司ってるアビリティリストの中にも載ってないわけだ…それよりも梓が心配だ…


俺「おい梓!大丈夫か?」


俺(梓)「大丈夫だよー!」


女神「なに一人芝居しているのじゃ?アホらしいぞ」


俺「一人芝居じゃねぇよ。融合してるんだったら必然的にそうなるんだよ…多分な。ってかこれの戻し方は…おい女神、分かるか?」


女神「こんなの見たことも聞いたこともないのでな…分からんのじゃよ。まぁこのままでいいんじゃないかの?(笑)」


俺&(梓)「(笑)じゃねぇよ!このままって結構キツそうなんですけどぉ!」


と、ふと思った。発動してるんだったらそれを解除すればいいだけじゃないか…なんだ。たった単純じゃないか…


そして俺はアビリティの解除をした。


梓「あんたの中狭いー!私の中の方が熱くて広いのに///」


俺「こんな時に下ネタやめろよ!」


女神「お主ら中が良いのぅ…うぅ…もう我慢ならん!」


と、女神(自称)はその豊満な2つの武器を俺に押し付けた…俺は急な事にビックリしてバランスを崩した。


俺「うぉっとっとっ!うわぁ!」ドシャドン


女神(自称)が俺の上に被さるような体制で倒れた…そして女神(自称)は上目遣いで俺のことを見ている…ヤバイ…理性の柵が外れそうになる…抑えろ…と俺が葛藤していると女神(自称)は色気たっぷりの顔こちらに向けて


女神「この体制…アレと似ておるな//」


その一言に俺の理性が吹っ飛んだ…と思ったら


梓「うりゃァァァァァァァ!!!」


俺にダイレクトアタック!!急所に当たってクリティカルヒット!!


…俺は小一時間その場で悶絶したのであった…


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


女神「梓とやら…覚えておれ…」


梓「人の男を盗もうとするからそうなるのよ…」


2人はすごい険悪ムードになっている…俺は咳払いをしながら


俺「と、取り敢えずクトゥルフの邪神を倒さなくて良いのか?」


女神「そうじゃったな…ではお主、続きは妾がお主に謝礼するときにするかの//」


梓「オイテメェハンセイシテネェヨウダナァ」


俺「梓さん?落ち着いて…」


これじゃあきりが無い…


女神「では、最初の邪神を討伐するかの。最初はシアエガじゃ…奴の波長が近くに感じる…ここら辺の洞窟で眠っているようじゃ…」


と女神が指さしたのは比較的小さめの洞窟だった。


俺「あんなところにいるのか?」


梓「なんだか小さそうな奴ね。」


女神「侮ってはいかんぞ。奴は数多の触手を持っておる。触手に絡み付かれ締め付けられ消化される…女であれば奴と交尾する事になる…非常に厄介じゃ…」


俺「取り敢えず行きますか…」


と、俺達は洞窟の中に入った。


比較的小さめの洞窟だったためシアエガの姿はすぐに確認できた。確かに禍々しい…


俺「コイツをどうすればいいんだ?」


女神「殺せばいいのじゃ。」


俺「じゃあお構いなく…」


梓「頑張ってね!」


まず俺は水の最上位マホのマギ・デ・ウィプルを唱え、次に土の最上位マホのマギ・デ・ドグルガを唱えその二つを合成させて大きく鋭い氷山を作った。その氷山を…シアエガの目であろう部位にぶつけた。

グチョ…グニャグチャ…という音と共に大量の血が溢れだした…


梓「ヒィッ」


気持ちが悪い…しかし…これも謝礼のためだ。頑張るしか無いだろう。


俺「アッサリ終わったな。次に行くか」


女神「いや…まだじゃ…ん?コレは…まさか…」


女神の顔色が悪い…もしかすると…俺は察した、とともに炎の最上位マホ、マギ・デ・フィアロン、風の最上位マホ、マギ・デ・ウィドルザーを唱え火柱を作り…シアエガにぶつけた。と次の瞬間奴の触手が伸びてきて…俺の両腕を貫き…ちぎり取った。


俺「うぁぁあぁぁあああぁぁあぁぁああ!!!」


梓&女神「「キャァァァァァ!!!」」


梓「ねぇ!なんで!なんでこんな事になるの!」


梓と女神は悲鳴を上げた…


俺は朦朧とする意識の中で…一つの光を見つけた。その光は赤く、紅く、焔く…龍の形をしていた…その龍は俺を包み込み…俺を飲み込んだ。


意識がハッキリした…俺が俺じゃないような感じがする。しかし心地よい。体が軽い。俺は死んだのか…?いや、コレは死んだのではない…気がする。


力が欲しいか…欲しい。

守りたいか…守りたい。


………………………………………ッッ!!!



俺は咆哮した…そして力を貯め…開放した。


周りの風景が砕け散る…大きな音がする…洞窟は粉砕され、木は薙ぎ倒され、空は紅く…


俺は空高く飛び…無いはずの腕を拳を、握り締め、そして空を蹴り…シアエガの目の部分に拳を突きつけ…貫通した。


シアエガは紅き焔に包まれ、そして消滅した。


俺はここで意識が途切れて………

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