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《超長編》 異世界で夢を叶えたい~異世界でダンジョン魔物を食材に、食文化と産業革命を起こす話~  作者: クーニー
食の祭典 当日

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532話 食の祭典 2日目 9

───芽衣視点───


10時から開場でしたが買いものしに訪れる

お客さんは他のブースに比べると少なかったので

わたしたち紺菱呉服店売り場は比較的落ち着いています

美穂ちゃんと未来様も14歳の姿になって

ほとんどが女性客なのでブラの大きさの説明などを

一人一人に丁寧にして買いものをしていただいています

わたしはと言うと…居酒屋の方に向かおうと

考えているところでした

そんな中で夢子先輩から念話が届きました


「芽衣ちゃん いま 話せる?」

「はい お客様の数は少なめですし…わたしも居酒屋に向かう予定でした」

「あっ…ごめんね」

「いえいえ それでなにかトラブルでも?」

「うん 寿司の注文が殺到していて…今、会場にいる職人達では

 足りなくなってきて…芽衣ちゃんにも助っ人頼みたいと思ったんだけど

 忙しいなら…その…」

「大丈夫です 切りがいいところで抜けて…そちらに向かいます」

「ごめんね ありがとう」


夢子先輩も申し訳なさそうに言ってきてますが

こちらの方は比較的、客足も緩やかですし問題ないです

今、担当しているお客様に説明を一通り終えて

お母様のところ念話を送りました


「お母様 わたし…予定変更して桜庭料亭の手伝いに向かいます

 こちらの方は比較的…人手が足りてそうですし」

「あら お寿司屋さん大変なの?」

「そうみたいです 握る人手が足りなくなっているようで」

「わかったわ 頑張ってきてね

 それにしても…14歳の姿も見慣れてしまっていて

 忘れがちになるけれど…まだ7歳だというのに

 芽衣もしっかりしすぎてるわよね」

「はい 幸正くん達もそうですが…みんなといると

 色々と大人びてしまいそうです」

「未来様も美穂様も大人びているものね

 幸正くんは…あの子は中身が…わたしより年上なんだろうし

 色々と外見と中身が違いますものね」

「そうですね それでは…わたしは桜庭の方に向かいます」

「いってらっしゃい」


お母様との念話をすませると

美穂ちゃんと未来様、そして拓郎さんにも念話を送ることにしました


「未来様 美穂ちゃん わたし、夢子先輩の方の

 手伝いに向かいますので…よろしくお願いします」

「はい ここは大丈夫ですので」

「うん お客さんもまだ少ないから平気だよ」

「ありがとうございます いってきます」

「はい」

「うん」


「拓郎さん お忙しいところ失礼します」

「うん? 芽衣ちゃんか トラブル起きたのか」

「はい そちらに手伝いに入ろうとしていたところに

 夢子先輩から応援要請が届きまして…

 居酒屋の方は大丈夫でしょうか?」

「なるほど わしらの方も客は多いが

 どうにかなっているから桜庭さんのところにいってくれ」

「ありがとうございます」

「お互いに頑張ろうな」

「はい」


念話を終えて桜庭のブースへ瞬間移動して向かいました

更衣室をとりだして食べものを扱う衣装に着替えて

手を洗ってから夢子先輩に声を掛けます


「お待たせしました」

「ありがとう 助かるわ ほんと こんなに混雑するなんて…

 席が足りなくなってるようで…ほとんどのお客様は

 お持ち帰りを選んでいるみたいなの」

「なるほど かなり人気になってますね」

「えぇ…お陰様で ありがたいことだわ」

「それでは…わたしも握りはじめます」

「ありがとうね」


夢子先輩と念話を切り上げて

お寿司を握りはじめて行きます

赤身、中トロ、大トロ、いか、たこ、えび、かに…

他には玉子もあるようでした

炙りの方はバーナーが手元に備え付けられているようで

中トロの炙りも作っていきます

基本的に各2貫ずつの1パックになっているようですが

値段が高いパックも存在していて

そちらの方に炙りも入っているといったところでした

お寿司を握りつつ辺りを見渡してみると

お客様達がおいしそうに食べているのがみえて

あぁ…お寿司も受け入れて貰えているんだなと感じて

嬉しく思えてます

わたしは日本で食べましたけれど

本当においしくてほっぺが落ちるようでしたし

ここに揃えているネタ以外にも

まだまだネタはありますから

いつか食べて貰えるようになれたらと感じてしまいます

そのためにも海…漁業の開拓なのですね

幸正くん…来年も色々とやらかすだろうとは思いますし

わたしたちもそれについていくつもりですし

今後もいろんな美味しいものを広めていけたらいいなと思います


「めいちゃん 少し休憩入って」

「はい」


手伝いに入ってから2時間近く経っていて

1時過ぎなっているようでした

わたしは板場から離れて手を洗ってから

更衣室で普段着に着替えると会場の2階にあたる壁沿いの

通路に移動していくと幸正くんの他に

美穂ちゃんと美穂様もいました

幸正くん達がわたしを見ると話しかけてきます


「めいちゃん おつかれさま」

「おつかれさま 先に休憩入ったから ごめんね」

「お疲れ様です 紺菱の方は混雑もなく

 何もトラブルもなく対応出来てましたが

 桜庭の方はどうだったのです?」


未来様が最後に下着の方の販売の様子と

夢子先輩の方の寿司の様子のことを

言及してきました


「はい かなり人気の様子で持ち帰りを選ぶ人が大半でした

 わたしも今まで握り続けていましたのですが

 お客様が後を絶たない状態です

 午後も同じような感じだと思います」

「「「「お疲れ様です」」」」


わたしの言葉に響子さんも含めてねぎらって貰いました


「それでめいちゃん お昼どうする?」


幸正くんが話を切り替えて問いかけてきました


「うん 適当に食べようかなと」

「カップラーメンならアイテムボックスにあるけど

 それでもいい?」

「うん それでへいき らくだし?」


楽に食べることが出来るものでいいかなと思い

そう答えると幸正くんがアイテムボックスから

カップラーメンとやかんをとりだして

やかんに水魔法で水を注いでいき火魔法で沸かしていってます

しばらく待っていると…沸いたお湯をカップラーメンに

注いでくれて…そのまま手渡れました

わたしはカップラーメンを近くに置きながら

出来上がるのを待ってから食べ始めました


うん 日本のインスタントラーメンはおいしいです

簡単に出来るしめんどくさいときには助かる食べものですよね

食べながら幸正くん達を見ていると

幸正くん達も適当に食べながら会場を撮影しているみたいでした


「ごちそうさま 行ってくるね」

「「「「いってらっしゃい」」」」


その場にいた4人がわたしを向いて返してくれたのをみてから

下に降りていき着替えをしてから板場に戻って

握り寿司作りを再開します

かなり人気みたいで…いいことだと思うのですが

明日は最初からこちらで手伝うべきかなと思いました

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