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《超長編》 異世界で夢を叶えたい~異世界でダンジョン魔物を食材に、食文化と産業革命を起こす話~  作者: クーニー
食の祭典 当日

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513話 食の祭典 1日目 14

総理大臣視点です

明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします

焼き鳥は串2本となっていて

片方は濃い茶色…醤油を基本としたタレのようだ

もう片方は所々焦げ目はあるものも

色合い的には薄い色にはなっているようだった

しかし、2つほど色が濃いものが串刺しされていたので

気になって月皇陛下にお尋ねすることにする


「あのぉ…どちらの串も色が濃いものが2種類ほどあるようですが

 これはなんでしょうか?

 レシピを見ると…ハツとレバーとか書けておりますが」


わたしの問いかけに月皇陛下がわたしを見返してきました


「おぬしら…宣伝番組はちゃんと見ておらぬ様子か?」


そう言えば…宣伝番組…毎日昼と夜に

映像投影されていたようでしたが忙しいので

映像を映してなかったりしてました

他の大臣達も同様でしょう

まともに見ていた人なんて議員の中にはいない気がします


「えっと…申し訳ございません

 忙しくて見ている暇もなかったもので…表示させておりませんでした」

「なるほど…仕方あるまい

 まず、ハツは心臓じゃ そしてレバーは肝臓じゃ」

「心臓と肝臓…ですか」

「内臓も料理されるんですか?」

「内臓は捨ててしまうのが一般的なのだが」


わたしたちは月皇陛下のお言葉をきいて

予想外で焼き鳥をじっと見つめてしまいました


「内臓の処理等も必要かと思うのですが…」


わたしがそうおたずねすると

ゆかり妃殿下が説明をはじめてくれます


「そうですね 臭みをとったり色々と下処理が必用みたいです

 これらも食品会社に依頼して下処理会社なども

 設立させることも考えています

 今回は幸正の能力で処理をしてしまっていますので

 料理に使うだけという段階にしてます」

「なるほど その下処理も時間のかかる処理なのでしょうか?」

「小麦粉を内臓に振りかけてもみ洗いして

 水洗いをする それを何回か繰り返す工程になっているようです」

「そういう方法なのですね この国では内臓まで食べる習慣がなかったためか

 そう言うことをする料理人が現れなかったわけですか」

「おそらくな」


わたしの言葉に月皇陛下も頷いてます

とりあえず、食べることにします

まずは醤油だれのほうからにしました

醤油の甘塩っぱいタレが焼き鳥に染みこんでます

もも肉は弾力もあり唐揚げとは違う味付けですが

これは普通に焼いている鶏肉なので

食べ慣れている感はありました

次にレバーは濃厚な味になっていて感触的には

弾力はないようです

レバーの味は独特でした これは好き嫌いわかれそうな気がします

最後にハツ…これは弾力はありますね

それにしても内臓を食べると言うのは新鮮ですね

他の大臣達も恐る恐る食べているようですが

食べきったようです

醤油だれに続いて塩だれのほうも食べてみましたが

こちらは塩だけで焼いた感じで肉そのものの味が

引き立ってありました

レバーは余計に独特な味が勝っていて…これはほんとに好き嫌いが

わかれそうだと思います


「レバーは好き嫌いがわかれそうです」

「そうですな 味が口に残ってしまう感じがなんとも」

「食べれないわけではないが…苦手ですな」

「同じくです ハツの方はまだ食べやすい感じです」


大臣達はレバーが苦手みたいでした

わたしも同様です

口直しに…お茶を口にしました


「レバーは好みがわかれそうじゃが…鉄分が豊富みたいじゃ」

「栄養がある食べものとなってますね」


月皇陛下とゆかり妃殿下はそうお言葉を発せられました


「なるほど…子ども達には食べてほしい食材になるのでしょうか?」


わたしが、相応か害するとふたりとも頷きました


「そうじゃな」

「味を工夫することがいいのかもしれないですね

 これは…わたくしたちの仕事ではありません

 この食の祭典をきっかけにして

 いろいろな料理人達が工夫してくれればいいと

 わたくしは思います」


ゆかり妃殿下が真剣な顔でお答えしています

それを聞いて…わたしたち政府関係者も頷きながら

来年から始まる義務教育での給食の献立などのことも

色々と考えなきゃと思ってしまいます

試食品も残すところ…あと二品になりました

次はハンバーグを食べることにします

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