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ライアンラヴァー  作者: TUBOT
乗り越えられない過去
22/37

撤退

 ユーフォーが止まった。

「やはり水の中か」

 手あたり次第に弾を打ち込んだから、どこが成功したのかはわからなかったが、確認はあとである。

「こちらカインコック。正体不明のクリーヴァーと交戦し射殺した。事後処理を頼む。現在は誘拐された参考人の救出を優先する」

 インカムにそう告げるカイン。カインはステナを探してユーフォーを飛ばした。

 ユーフォーはすぐにステナを見つけ出した。


「クリーヴァーが負けた?」

 テリーヌは言った。

「殺すか?」

 テリーヌの部下の男は言う。光線銃を私に向けた。放射線で敵を攻撃し無限に撃てる。コストは飴玉一個分の値段で一億発という現代の銃。

「死体にするのはマズい。それにチャンスならまだある」

 そう言った後テリーヌは手を挙げた。

 これは指揮官が全員に指示を出すときの合図として、うちの組織で使われる方法だ。

「撤収だ」

 その言葉と一緒に、テリーヌ達ははるか遠くに消えていった。

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