第8話 エピローグ 青い空をみた
インカレが終わって、私たち4年生はヨット部を引退した。
何日かして? 夢?をみた。
私は、魚のように海中を泳いでいる。
ふと上を見上げると、淡くぼんやりと海面が見える。
私は、浮き上がってみることにした。
だんだん海面が近づいてくる。
そして、水面から頭が出た。
そこに見えた景色は、、、
見渡す限りの真っ青な空が広がっている。
太陽が光り輝いている。
「ああ、空ってこんなに青かったんだ!」
映像は、そこで途切れた。
それをいつ見たのか、夢だったのか、白昼夢だったのか、全く記憶にない。
その情景だけが、脳裏に焼きついている。
あれは、何だったのだろう。
神様が、ご褒美に美しい青空を見せてくれたんだろうか。。。
あとがき>
人は皆「心の平穏」を望んでいます。
しかしながら、現実の社会生活では様々なストレスから逃げられません。
Bに負けて、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
中には、自分の正体が分からないという人もいます。
自分のことなのに、なぜ分からなくなるのでしょう。
それは、心の内にあるBに蓋をして、見ないふりをしているに過ぎないのだと思います。
私は「ぬるま湯から抜け出し」「Bに負けない」という決意で、レースに臨みました。
勇気をだして、それを乗り越えたからこそ「青空を見ることができた」のだと思います。
現在の私は、
・・・ときどきA
悩み多き日々を過ごしています。
あのときの感動も、いつしか遠い思い出となりました。
さて、私の体験談は、これで終わりです。
ここまで付きあってくださった読者の皆様。
ありがとうございました。
いつかまた、お目にかかれる日がありますように。
ごきげんよう。




