↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートな親から生まれたのは「規格外」でした  作者: 真那月 凜
第1部 旅の準備

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
69/71

19_遠い道のり④

足元から崩れ落ちていくマンティコアを見ながら2人は側に来た


「首じゃなかったの?」

シャノンの言葉に笑って返す


「シア説明してよ」

「あいつの知能が高いことに気付いたんだよ」

「知能?」

「多分俺らの話してる内容を理解してる」

「え?だから全部交わされてた?」

「ああ。あいつに聞こえないように言った雷は通じたろ?シャノンに分かるように伝えたのは注意をそらすためだ」

「確かに僕は狙いやすかった」

ルークは頷きながら言う


「次出てきたら真っ先にシャノンは尻尾の根本、ルークは右の羽、俺は左の羽を狙おう」

「わかった。あの鞭が飛んでこなかったら大分楽だもんね」

「それに飛ばれたら面倒だ」

「そういうこと。その後は極力首、無理なら他の急所を狙う。声に出せば読み取られると思っとけ」

「その上で利用するのは有だよね?」

「ああ。陽動に使うのは自由だ。逆に言えば声に出したのは全部陽動だと思え」

相変わらず理解が早くて助かる


「問題はどうやって羽を広げさせるかだけど…なんて話してる暇はなさそうだ」

目の前の巨体がドロップに変わった直後、別の巨体が現れた


とりあえずドロップ品を収納すると、俺達は互いに顔を見合わせて頷いた

その後は1体倒すごとに作戦を練り直すのを繰り返していく

結局この日は18体で打ち止めにした

単純に計算して貢献度は6体分だけど、魔法の威力から考えるともう少しあるか?

既にこなしてる依頼の分を合わせても十数体

100体までの道のりは長そうだ

これが一人でとなるとどれくらいかかるのか考えたくもない

ルークとシャノンと組めるようになって本当によかったと思う

アイツらが今Aランク倒してるのも、累計討伐数にはカウントされてるから無駄にはならないのが救いだな


「明日も1体でいい?」

「いや、明日はAランクとBランクもしくはAランクとCランク1体ずつだな」

「え~」

「あいつはギリ2人で行ける」

「んーならAランクとBランクがいいな。Bランクの累計討伐数稼ぎたいし」

「ルークまでぇ…」

シャノンがうなだれる


「マンティコアのが時間かかるだろうから、2人は交代しながらすれば休憩もできるだろ」

「それじゃシアが休めないじゃん」

「問題ない。最悪回復薬を使うからな。それに留めさえ刺さなければ同時に休めるし」

「まぁ確かにそうだね」

「うぅ…わかった。私も頑張る」

「心配しなくてもしんどい時は休ませてやるから」

シャノンに俺達の体力についてこいという気はない

そもそも体のつくりが違うから無理だしな

かといってシャノンに合わせてると旅の道中が危ない

俺とルークはそのことを肝に銘じる様に父さんから何度も言われてる

出発するまでに少しでも強くなりたいし体力も付けておきたい


「それよりも…」

俺はシャノンの側に立つとその頬に触れた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。