福祉手帳と発達障害
お読み下さってありがとうございます。
澄川の次女が、この春、なんと手帳持ちになりました。
ついでに末娘がデイサービス・デビューをしました。
その関係でこの3月、4月は異様に忙しかったのです。
手続き→話し合い・打ち合わせ→手続きのエンドレスで記憶がありません。いつの間にかゴールデンウィークも終わっていたし、疲れが取れません。年齢のせいでしょうか?
バタバタ(バチバチ?)しましたが、娘は公共交通機関を使って登下校出来るようになりました。
登下校の方法の許可を出すのは学校長の裁量なので、教育委員会が許可を出しても学校がダメならダメだそうで(責任は親なのに…解せぬ)ひとりではどうにもならなかったと思いますが、療育センターと障害者基幹センター、福祉課、教育委員会という豪華メンバーの協力をいただき、なんとか許可が出ました。本当にありがとうございます!
今思えば学校から露骨な脅迫? みたいなこともありましたが、積極的に関わりたくないけれど目を光らせないといけないなと認識できたいい経験です。もちろん教育委員会も知っているのできっと目を光らせていることでしょう。
子どものライフステージが変わる=親は強制的に地獄を味わうという恐ろしい時期なのです。
ただでさえ移動の時期で社会人は忙しいのに、子ども関連のイベントが鬼ほど発生するんですよ! しかも小学校、中学校と学校が違うとイベント倍増…。子どもはドキドキワクワク。親は別の意味でドキドキハラハラ。毎日が綱渡りです。
頻繁に起こるイベントは乙女ゲームだけで十分です。
さて、話が脱線してしまいました。
生存本能が薄い娘が精神障害者保健福祉手帳を頂きました。
知能の関係で手帳出ないんじゃなかったんかい! と思われたあなた!た。さすがです!
早速、福祉手帳のことをお話していきますね。自分で調べたのと、聞いて回ったことを自分なりにまとめたものなので、ご参考程度にして下さいね。厚生労働省と澄川が住んでいる自治体のガイドラインを参考にしています。
前提条件として、発達障害のみで福祉手帳が交付されることはありません。
福祉手帳は日本に住民票がある人が、生きるのに困難なことを行政が支援するために交付されるのだと理解しています。
福祉手帳は大きく3種類あり、その中でも等級が細分化されています。
①身体障害者手帳
視覚、聴覚、肢体不自由、内部障害など、身体に一定以上の障害がある方が対象。障害の程度により1〜7級に区分される。年齢制限はないが、障害の程度が判定できる概ね3歳以上から交付されるのが一般的。原則、更新は不要(永続)。ただし、症状の軽減が見込まれる場合は再判定もある。
②療育手帳
知的障害がある方が対象。自治体によって名称が異なる場合がある。知的機能の障害が18歳までに発生していることが条件。年齢制限はないが、体が小さく言葉も話さない乳児期は検査が難しいため発達の偏りや遅れが見えてくる1歳過ぎから10歳くらいまでに取得することが多い。有効期限は原則2年。特に18歳未満の児童は、成長に伴う障害程度の変化を確認するため、約2年ごとの再判定必須。18歳以降は再判定の期間が長くなるそうです。
③精神障害者保健福祉手帳
精神障害によって長期に渡り日常生活または社会生活への制約がある方が対象。具体的には統合失調症、うつ病、躁うつ病、てんかん、薬物依存症、高次脳機能障害、発達障害(自閉スペクトラム症、限局性学習症、注意欠如移動症など)ストレス関連障害を含むその他の精神障害統合失調症。1〜3級に区分され、年齢制限はないが精神疾患の初診日から6か月以上経過している必要あり。有効期限は2年。2年ごとの再審査が必要。
子どもはこの手帳を取得する割合が少ないそうです。
理由として、①知的障害を伴う場合は幅広い支援を受けられる「療育手帳」を取得することが多い。②そもそも診断書を書いてもらえない。というのも子どもの成長は目まぐるしく、成長がゆっくりな発達障害児であっても成長過程での診断は難しく、確定診断が難しいため幼少期は様子見となる事が多いからだそうです。
福祉手帳の申請手続き自体は簡単で、医師に規定の診断書を書いてもらい(公平に、その人のためを考えて診て下さるお医者さんには感謝しかないです)、お住まいの役所の福祉課に持って行くと申請手続き完了です。
その後、審査があり、そこで可否を判断されます。だいたい2、3カ月で結果が郵送され、認定されたら、お住まいの市区町村の福祉課で手帳の交付を受けます。
発達障害は病気ではありません。生まれつきの特性です。脳機能の偏りなので、日々の訓練で生きづらさを減らせますが、特性はなくなりません。
また、特性の出方は千差万別でひとりとして同じ特性はいません。そこが人間の面白さであり、難しさかもしれません。澄川の娘も同じ両親から生まれた自閉症でも、全くタイプも違えば対処も違います。同じ事といえば、どちらもめんどくさいという一点でしょうか。
本当に! すごく! 想像を超えるめんどくささです。
けれど、とても大事な存在です。
発達障害の診断を受けた日、安堵したのと共に、どうしようと途方に暮れました。今もたくさんの人の手を借りて、手探りで環境を整えています。迷ったり悩むことばかりです。同じ様に悩んでいるあなたに元気と希望を届けたくてエッセイを書いています。
どうか、笑っていて下さい。
そうしたら、子どもは安心します。
苦しくて笑えない時も泣きたい時も、もちろんあります。そんな時はひとりで抱えず、その道のプロに相談して下さい。助けを求めることは立派な行動です。ただ、正しい相談先でなかったら、お母さんでしょ、もっと頑張らなきゃと追い詰められる事が多いから注意して下さいね。
あなたは十分頑張っている。
あなたにも、子どもにも素晴らしい未来が待っている! 私はそう信じている。
一緒に頑張りましょうね。
久しぶりの更新になってしまいました。
次回は恐怖のこだわり特集を書きたいなと思っています。
うちの子もコレある!や、こんな子いるんだと知っていただけるといいなと思っています。
それでは、またお目にかかれる事を祈って。




