お母さん業にも働き方改革を!
発達障害児(手帳なし)の母の素直な気持ちを知ってほしくて書いてみました。
昨今、働き方改革が叫ばれている。
労働時間短縮、業務見直し。そうだよね! 早い時間に帰宅して家族団欒! なんなら男性が夕飯を作って、宿題やろうねなんてお世話して! 時間があったら子どもとお話して……。
そんなステキ男子は存在しない。そんなステキ男子どこに行ったらあえるの? そもそも存在してるの?
どんなに早く帰ってきても、やるのはTV、スマホ、寝る。
やってよと言っても、だって君ほどうまく出来ないし。子どもの世話なんて何したらいいか分からないし。
ねえ、それを無能の武器化っていうの知ってる?
こっちは鬼ほどやる事あるのに、目の前でエンジョイされると殺意しかわかないのですが!
全力で叫びたい。
日本女性に生まれた時点で詰んでるんだよ!
産めよ、増やせよ、働けよって罰ゲーム、ハード過ぎない?
辛すぎるのですが!!
私には娘が3人いる。
3人とも発達障害で、多分配偶者も発達障害だと思う。
生きにくさと要領の悪さで頭はいいのに転職ばかり。常にやることなす事空回り。アテにしても裏切られてばかりなので、居ないものと考えると吉。
長女→不注意優位。普通の子。平凡って素晴らしい! 普通の子って真のエリートじゃないだろうかと思う今日この頃。
次女→自閉症、耳の左右差ありのため、常にフラフラしているし、やたらと距離が近い。こだわり強く、全力で今しか見えない。周りも見えないのに、目の前のことしか見えないから、よくご近所さんに保護されている。藤井棋士を女の子にしたような子。頭の良さに全振りしたため、生存本能は皆無。すでに3回は学校で木やらフックに服を引っ掛け、無理矢理外そうと前に力をかけ、首がしまり、結果服を破って帰る。彼女の中ではちょっと闘ってきた程度の認識だが、その度に母は青ざめ学校も青ざめ校内点検が行われている。他にも行方不明になり関係各所で波乱を起こし、生傷は絶えず、ことごとく母の常識を覆し、天才って迷惑なんだなと噛み締めさせてくれた貴重な子。
三女→自閉症、次女に比べたら普通に偽装出来る。ただし、言っていることの半分近くは理解出来ない。母のスルー力を鍛えてくれた存在。
発達障害の診断は出たが、知能が高いためどの子も手帳は出ていない。手帳が出ないということは行政の支援がほぼない。療育も親の自腹。交通費だって親の自腹。ありとあらゆるものが自助努力である。
もちろん、診断が出たことに大きな意味はある。
なんと言っても担任の先生の対応が変わる。
例えば、頭いいのになんで出来ないんだイラッ→指示の出し方が悪かったかというようにお互いのストレスがなくなるのが大きい。
もちろん親もそうで、こういうものだとある種諦めの境地に至る。特に彼女たちのこだわりの面倒くささを自分で納得させる為に非常に有効な呪文を唱えることが許される。
「出来るなら診断はおりてない」
すべてこの一言で気持ちの折り合いがつくから不思議。
さて、働き方改革に話を戻そうと思う。
労働時間短縮→平日のごく一般的な時間しか窓口空いてないから母親の仕事に。
学校→登下校時、通学路ないし車通り多いけど、無事に来てね。事故ったら親責任。幸運を祈る! それが嫌なら送迎を学校の開門合わせてしてね。仕事? 調整してください。
何かあったら、すぐに迎えに来てね。ダメそうな時はお近くで待機を。
行政→ここまでは出来ますが、これ以上はムリなのでお仕事の調整をして親が何とかしてください。
いや、もう、ホントさ。
ムリゲーにもほどがない?
お母さんやめたい。
でもすぐ死ぬ子ばかりだからやめられない。
今、必死にお母さんしている皆様!
私たちは すごく頑張ってる! えらい! 誰が褒めなくても私が全力で褒めます!
頑張ってる貴女はステキ!
大事な子どものために踏ん張ってる貴女は英雄!
このエッセイが少しでも力になりますように!
お読み下さってありがとうございます。少しでも勇気が湧いてきた! 共感する!と思ってくれたらうれしいです。
読んで下さったお母さん以外の方。知ろうとして下さってありがとうございます! あなた様の知りたいという気持ち、とっても尊いです。それがとてもうれしいです。心からの感謝を!




