表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/30

9話

「ありがとうございます」


 涙目になっていた涼介は、袖口で涙を拭うと神様が異世界の今後の事を確認してきた。


「今後の事じゃが、異世界に行くと言う事で良いんじゃな?」

「はい。それで肉体を用意してもらうか、赤ん坊から始めるかをまだ少し悩んでいるので、少し考える時間を貰うのは大丈夫ですか?」

「少しぐらいなら問題は無い。そうじゃの10~20分ぐらいしたらどちらが良いか、答えを聞かせてくれ」

「分かりました」


 そう言った涼介は、どちらが良いかを考え始めた。


(どうするかな~?どちらも捨てがたいし難しいな~。でも、長い年月を生きて楽しむならやっぱり赤ん坊かな?でも、直ぐに行動が出来るのも良いし肉体を用意してもらおうかな~?)


 同じ様なことをそれぞれ考えていたら、いつの間にか時間が来ていた。


「さて、どちらが良いかな?」


 そう言いながら神様が尋ねてきた。


「そうですね。悩みましたが最終的には赤ん坊からお願いします。」

「分かった。では次に種族はどうしようかの?」

「種族と言いますと大まかに何があるんですか?」

「そうじゃの。マンガやゲームでも出てくるのは大概じゃが、次から言っていくのは同じかの。人間・エルフ・獣人・ドワーフ・魔族ここら辺は普通かの?少し変わったのなら、竜人・人魚・鳥人辺りかの。特殊なのは、魔王じゃな。さて、どれが良いかの?」


 神様が言った種族に対して、涼介は今後の人生で大事な事なので悩んでいた。それを見た神様は、また紙とペンを取り出してそれぞれの種族に対して大まかな説明をしながら書いていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ