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閑話 エリシスとルウ・シンナギ

閑話は次回まで続きそうです。

本編はもう少しお待ちください。

そして今回はものすごく短くなっております。ご容赦ください。m(_ _)m

「晴れてる」


考え事をやめ、窓へ目を向けると、雨が止んで、青く澄んだ空が見えていることに気がついた。時刻は12時、一階へおり、昼食をとる。水明亭のご飯はいつも美味しい。あっという間に食べ終えてしまった。


「ごちそうさまでした」


と挨拶をし、水明亭を出る。行き先は冒険者ギルド。暇な為、依頼を受けに行くのだ。まさか暇つぶしに受けた依頼で、私の人生を良い方向に大きく変えることになるとは、この時の私は思いもしなかった。冒険者ギルドへ着き、中に入ると、早速依頼を探し始めた。


「ん?」


ふと目に止まったのは、何の変哲もない、薬草採取の依頼だった。なぜかその依頼が私の中で大きく引っかかる。そのため、この依頼を受けることにした。採取場所は魔獣の森という中々難易度の高い場所だ。と言ってもエリシスには低いのだが。受けてからすぐ、魔獣の森へ向かった。十分ほど飛ぶと、魔獣の森に着いた。魔獣の森は生き慣れていて、どんな薬草が何処にあるか把握している。魔獣の森の中へと入り、薬草を採取する。これであとはギルドへ変えれば依頼達成だ。踵を返し、外へ出ようとした時、声が聞こえた。


「いいからにげろってんだ!わからねぇのか!一緒に逃げたら助からねェんだ!」


怒鳴り声だ。と聞いたエリシスは思った。声の元へと向かおうか、向かわないか、エリシスは迷った。


「いいか、男ってもんわな。女の前じゃ、カッコつけたいもんなんだよ。俺が囮になって時間を稼ぐ。ゆっくりでいい。こいつから離れて何処かに隠れろ」


迷っているエリシスの耳に再び声が聞こえた。この声を聞いた途端、体が勝手に声の元へと動いていた。手遅れにならないよう、声の元へと走る。しばらく走ると、開けた場所に出た。そこにいたのは、一人の青年とラディだった。


「さぁ〜て、来いよバケモノ。俺が相手になってやる」


フレイムテンペストを放とうとした瞬間、青年がラディを挑発した。まるで自分以外に目がいかないように、ラディを逃がさないようにしているようだった。

挑発してすぐ、ラディは青年へ跳躍した。

青年は、その後、大きく横へ飛び、振り下ろされたラディの腕をかわした。


「すごい」


思っていることが口に出た。ラディはEランクの魔物とは言え、その速さはAランクの冒険者といえどもかわすことは至難の技だ。というより、エリシスは見たことがなかった。

ラディは自分の攻撃がかわされたことに警戒し、その場に留まり、青年は、ラディの動きを注意深く伺う。エリシスは、いつでも中級防御魔法(ディフェレンス・シールド)が使えるように準備する。


「しまっ!?」


ラディのフェイント交えながらの攻撃に反応できず、腕が振り下ろされた。エリシスは、腕が青年に振り下ろされる直前、中級防御魔法(ディフェレンス・シールド)を使い、青年を守った。


「よかった。間に合った」


振り下ろされる前に青年を守れたことに安堵の息をはいた。


「助けてもらってありがとう。ルウ・シンナギだ。あんたは?」


と、ルウ・シンナギはこんな状況にも関わらず、私に、自己紹介をしてきたのだったーー。

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