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運命の赤い糸 三

  俺は、由利加の説明を聞き終えた。そして、俺の由利加の質問に対する答えは…、決まっている。

 「俺は、由利加のことが好きだ。それは、運命とか、「赤い」糸とか「青い」糸とか、関係ない。ただ、俺は目の前にいる、『井手由利加』のことが、大好きだ!

 だから糸なんて関係ない。由利加、俺と、ずっと一緒にいて欲しい。」

俺は、後で思い出したら恥ずかしくなるような台詞を、由利加に言う。すると…、

 「嬉しい。ありがとう!私も克也のことが大好き!だから…、」

そう言う由利加と俺の間の「黄色い糸」が、オレンジがかっているのに、俺と由利加は気づいた。そして、その糸は…どんどん赤みを増し、

 「運命の赤い糸」となった。

 「これが、本物の…運命の赤い糸、か…。

 俺、初めて見た。」

「みたいだね、克也。私も赤い糸、見るの初めて。

 でも、これって本物の『運命の赤い糸』だよね!?

 ってことは、私たち、運命で繋がれてる、ってことだよね?」

「みたいだな。

 これからもよろしくな、由利加!」

「うん、克也!」

 俺と由利加は、その「運命の赤い糸」で結ばれた小指を見て、笑った。そして、これから先も、ずっと一緒にいよう、そんな約束をした。

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