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運命の黄色い糸 十四
そして、電話を切り終えた後、俺は自分の部屋で1人、考え事をしていた。
『何か今日の由利加、いや前のカラオケの時もそうだけど、いつもと違ってるような、そうでないような…。
何か腹黒い方の由利加と違って、ギャップがあったな…。
…思えば俺たちは、由利加の告白から、付き合うことになった。そして俺は、その告白にOKをした。
それは、由利加と俺との間の、「黄色い糸」が気になったからで…。
そうだ、俺には好きな人なんかいない。元々俺は「青い糸」の関係で、恋愛に関しては冷めてるんだ。そんな俺に、好きな人なんかできるはずがない!
俺が由利加を気にしてるのは、単に「黄色い糸」の謎が知りたいだけだ。俺の気持ちは、それ以上でもそれ以下でもない!』
なのに…。
最近の俺は、由利加のことが気になってしまう。ふとした瞬間に、由利加のことを考えている俺がいる。そして、由利加の人生が悲しみに包まれないように、俺が由利加を守ってあげたい…と言っては少し大袈裟だが、俺はそんなことまで考え、そんな自分に自分自身が驚いている。
『ダメだ!こんな自分、自分じゃない!』
俺はそんなことを考える度にそう思うのだが、それでも、由利加への思いを止められない、自分がそこにはいた。




