↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
授業中は机をくっつけ、放課後は自撮りテロ。おい陽キャ、俺を勘違いで殺す気か?  作者: 黒狼バーレイグ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
70/70

祭

♦︎隆side


おっほほー


思わずそう言いたくなるような状況を俺はこの目にしてしまった。


俺がこれまで恋愛の手伝いをしてきた二人が手を繋いでいたのを目撃したのだ。


「隆どうしたんだ?」


「ああ、健介か。この世で最も嬉しい瞬間っていうのはこういうことを言うんだな。」


「た〜か〜しく〜ん?俺と遊んでるのがそんなに楽しいのか!」


「違う。」


「流石に即答は酷いだろ!?俺と遊んでるのそんなに楽しくないのかよぉ……」


「冗談だ。楽しいよ。」


「俺は、今集中して観察しているんだ。悪いな。」


「隆がそんなに集中することなんて知らなかったんだが、もう少し詳しく教えてくれ!」

そう言った健介は、隆の肩越しに見て気がついた。


「もしかして、あのカップルか?」


「健介、お前すごく勘がいいな。蒼介とは大違いだ。」


「蒼介?……ああ!少し前に一緒にカラオケにいったよな?無自覚系イケメンの奴」


「そうだ。あいつと橘さんだよ。」


「嘘だろ!?あいつと橘さん付き合ってたのか?」


「そう思うだろ?ああ見えて付き合ってないんだよなぁ……」


「あそこまで甘い雰囲気を周りにばら撒いといて付き合ってないとかふざけてるだろ!」


♦︎蒼介side


脳みそが溶けたかと思うレベルで頭が熱い。


映画館の中でも、相当やらかした自信がある。


というか、手を繋いで出てきた理由もその中の一つだ。


映画館の中に入ってからすぐぐらいは、普通の状態だったが、映画を見始めた瞬間気がついてしまった。


これ、ちょっと大人な恋愛ものだということに……


席の周りからは、カップルたちの……


これ以上はやめておこう。


楽しく映画を観るつもりだったのだが、あまりに方向性が違い俺は理性の修行をしている気分だった。


俺は、あんな大人やカップルになるつもりはない。


だが、一番申し訳ないのが茜だ。


おそらく茜は普通の恋愛ものだと思っていたんだろうが、大人な内容であったため、隣を見た時に、すごく驚いた顔をしていた。


手を繋いでいた理由は、出てくる時に急に茜の方から手を繋いできたからだ。


何がしたいのかやはりわからない。


俺が女心を理解するのはいつになることやら……


「蒼介!なーにしてるんだ?」

隆と……健介?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。