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おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
第四十八章:蓋世之才 震える

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違わなくないから

「く、くすぐったいのじゃ! わしの背中は滑り台じゃないのじゃ! 真面目に背中を流してくれなのじゃ!! 悪い子なのじゃ! 悪い子なのじゃあ♡」


 先ほどから……やたら うるさいヴィルマのキンキン声。


 なにを騒いでやがる……と、思った所で――ふと違和感。


 いや、違和感どころか……慣れ親しんだ

 ぷらぷらと股間に揺らぐ感触も、質量も……その一切が……なかった。


 目を閉じたまま、リンスのボトルでも探るかのように股間を、辺りを、手をバタつかせて慌てふためく――俺。


 (こ、これはアレか? アレなのか!? ……たまにニュースなんかで見る)


『交番勤務巡査長! コンビニのトイレに拳銃を置き忘れる!』


 そんな類の見出しで記事になるような……ミスを、やらかしたと言う事なのか?!?!


「……ない、ない、ないっ……無いっ!?」


 もし、どこかに落っことして来たと言うのであれば……大変なことになる。

 急いで捜しに行かなくては! お迎えに行ってあげなくては!!。


「どうしたのじゃ? ツガータ??」


 慌てる俺とは対照的に呑気なヴィルマの声。


「……クーゲルシュライバーの奴が、居ねぇんだよっ!」


 湯で泡を流して目を拭おうとすると、隣に座るヴィルマから「ん」と言った様子の事も無げな気配で、石鹸でも手渡すかのように――馴染み深い感触のブツが。


「お、おお……あ、焦ったわ。マジで……」


 手渡された半身をいつものポジで、ドッキンg……


「ちっ……があぁ~~~う!!?」


 受け取ったソレを浴場の床の上に、シターン! と雑巾みたいに叩きつけると――俺は、即座に泡を吹いて青い顔で風呂の床で……倒れ、


 半身の方はと言うと、床に張り付いて断末魔の痙攣で、ぴくぴくと蠢いて……。


「ツガータっ?!」


(ま、まさか……こんなことで……生死の境を彷徨う事になる……なんて)

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