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黒眼魔王が村人に  作者: 湊 月華
第1章 進化、そして衰退
6/6

5,魔王入学試験 筆記試験編

また1ヶ月以上も間が空いてしまい申し訳ないです。

剣を買い試験会場に着いたアクロスとリリス。

剣は鞘に納めた状態で受付の人に預けた。


~~~アクロス~~~


「さて、戻ってきたがそろそろ時間になるし受験番号の書かれた席に着くか。」


にしてもけっこう広いな。見た感じこの教室だけで約150人分席があるだろう。


「受験番号順なので隣の席ですね。」

「カンニングするなよ。」

「し、しませんよ!」

「小声でありながら強い口調とは、なかなかに面白い反応だ。」

「笑うところじゃないです!試験もそろそろ始まりますからとりあえず座りましょう。」


着席してから気づいたがよく考えたら現代の事なぞ殆ど知らないぞ。

家にあった本は読んだがどこまで通用するか。


~~~~~~


扉が開き先生が入ってきた。

エメラルドグリーンより少し黄色がかった色の髪の毛のすらっとした男だ。


「さぁ、今から筆記試験を始めるよ。僕はレイン=ソルサルド。ここの教師をしている。もしかしたら君達の担任になるかもしれないね。」


周りではイケメンだの何だのと声が発せられる。


「さて、あまり話しすぎると時間が無くなってしまうから試験を始めよう。この教室には魔力感知器と監視カメラが設置されているのでカンニングはしないように。」


そう言うとレインは手早く一人一人に問題用紙と解答用紙を配っていく。

あっという間に配り終えると、


「それでは筆記試験80分間、始め!」


と、筆記試験を開始した。





[80分後]


「そこまで!みんなお疲れ様。明日は実技試験があるから頑張ってね!」



~~~アクロス~~~


ふぅ、なんとか終わったな。

社会は難しかったが数学の問題は簡単だったな。それと、社会は難しかったが1500年以上前の歴史の問題は余裕だな。


「筆記試験難しかったですね。特に数学が……」

「そうか?むしろ数学が一番簡単だったと思うが。」

「え?そうですか?最後の問題なんて全然分かりませんでしたよ?」

「まぁ終わったことを考えてもしょうがない。とりあえず明日の実技試験の準備をしよう。」

「明日の準備?剣も買いましたし他に準備するものなんてありますか?」

「買った剣に魔法を付与させないといけないだろ?あれには《硬化(ハルテン)》と《軽量化(ライヒテン)》しか付与されていないからな。」

「あの……《二重付与(ツヴァイ・エルタ)》で十分じゃないですか?やってもらえるのでしたらお願いしたいですけど……」


二重付与(ツヴァイ・エルタ)》で十分?

そうか、《五重付与(フュンフ・エルタ)》などの剣が見当たらなかったりするのは数学が簡単だった事と関係しているのかもしれぬ。


「まぁ付与くらいならやってやるから先ずは宿を探そう。」

「宿でしたら『ロイド亭』なんてどうでしょうか?宿の名前は治癒魔法に長けた癒しの神ロイド様からとったもので何処にでもありそうな宿ですがロイド様の名前を使うだけあり、評判はとても良いそうですよ!」


ロイドだと⁉︎まさか…いや、『治癒魔法に長けた』ということは可能性は高い。

もしかしたら本人ということもある。評判も良いそうだし一度見てみるか。


「よし、では其処に行ってみるか」

「はい!」


~~~~~~


何時もより少しばかりテンションの高いリリスと共に、楽しみ半分、疑い半分の気持ちでアクロスは『ロイド亭』に向かい歩みを進めた。

次の投稿まで、また1ヶ月以上間が空いてしまうかもしれません……(出来るだけ早く投稿します。)


あと、ブックマークが4人に増えました!

ありがとうございます。

他の方と比べると少ないですが読んでもらえているという実感が湧きますね。素直に嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。


評価、感想などお待ちしておりますのでよろしければどうぞ。

誤字脱字の報告もよろしくお願いします。

(感想は気づいた時に返信します。)

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