↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/18

市場で買い物をしてアネモネ島へ

 オレたちはアネモネ島での生活のための物を購入するために市場へと赴いた。

 今度の買い物は種、食料、生活必需品を買うこと、奴隷購入の時とは違い現金ではなくカードでお金を払うことができる。


 種を買いに行こう。

まず購入しようとしたのは主食になる世界三大穀物の種。

小麦がいいか、米がいいか、トウモロコシがいいか悩む。

アネモネ島の気候は温帯地域で多く雨が降る場所である。

それなら米の方が栽培しやすそうだが、ただこの国の出身者だと米にあまりなじみがない。

オリーブ国は小麦が主食で米を食べる人は少ない。

清姫と頼光辺りが米を主食にしているヤマブキだから問題ないが他の人たちはどうだろう?

今は考えるだけ無駄かもしれない。

小麦を作ろうにも、小麦はやや乾燥している地域が栽培に向いている以上、雨が多く降るアネモネ島では不向き。

トウモロコシは米よりなじみがあり、王族や階級の高い貴族たちはあまり食べないが、階級の低い貴族や平民たちには小麦の次に食べられている。


現状では仲間たちの主食は小麦だがアネモネ島では栽培は不向き。

米は、地域的に栽培に適してはいるが、仲間たちになじみがない。

トウモロコシは、乾燥地帯向きでアネモネ島では不向き。だが、米よりはなじみがある。


 相談しようにも今連れているのは米を主食にしているヤマブキ出身の清姫と頼光、何か聞きづらい。

あと一人、誰か相談相手が欲しいけどサラは奴隷たちの付き添いでここにはいない。

一応、聞いた方がいいか、オレは二人にアネモネ島の気候や仲間たちのなじみある穀物などの情報を与えて相談に乗ってもらった。


「気候からして米の栽培がいいですが、なじみがあまりないとなると栽培しても食べてくださる方が少なそうなのが欠点ですわね」


「拙者はそういうのはよくわからん。どれがいいかと聞かれたら米だな」


「種を蒔いてから稲になるまでに私(わたくし)がおにぎりなどをお造りして皆に振るまえば少しはなじみができるかもしれませんね」


「聞く限りだと両方米か」


「不作になりやすい物をお造りになられるよりは、環境に適したものをお造りなった方がよろしいかと」


そうだよね。

場所的に不作になりやすい小麦よりは良い物ができそうな米の方がいいよな。

オレたちは米と季節の野菜の種を買ってこの場を後にした。


 次は生活必需品を買いに向かった。

生活必需品はこれと言った事はなく順調に買うことができた。


 次は食料の買い出し現在の人数分の食糧を買わなければならない。

それもこちらの食糧供給が安定するまでは市場で買ったり、農家や畜産者を直接訪ねて交渉して買った方が安くなるのではないかと思うほどのお金を使う羽目になった。


罪人は捕まったとき、国に財産を没収される。

オレは罪人としてアネモネ島に送られた以上、財産なんて国に全て没収されている。

もし王子が借金を返していなかったらたぶんこれだけの買い物はできなかっただろう。

この時だけオレは王子に借金させたあの書類を作ったことをほめていいかもしれない。


 市場で買い物を終えたオレたちは外で仲間たちおいて戻ってきたサラと合流した。

サラと合流したオレたちはすぐに町の外へ出て、仲間たちの元へと向かった。

町を出てサラの案内の元、町の外で待機している仲間たちと合流することができた。


 サラがここまで連れてくる際、全員に話は通していた。

オレからも皆にこれからのことを話し、ついてきてくれるよう頭を下げる。

全員は頭を縦に振り、納得したような顔を見せた。


 これからアネモネ島へ戻るのだが、ここで清姫が


「フリージア様、どうやってここに居る全員をアネモネ島へ連れていきますか?

夜になって教会に向かうにしてもこの人数で動くと流石に人間に見つかってしまうと思うのですが」


清姫の懸念は分からないでもない。

しかし、その懸念は杞憂に終わると思う。

後は清姫があの時の廃村にしたように大樹を生やしてくれればいい。


「一応、方法がないでもないんだよ。

清姫、お前は今、龍に変化またはこの状態でも木を育てることだできるか?」


「龍に変化しなくても木を育てることはできると思います。

それと何か関係があるのですか?」


 オレは廃村からアネモネ島へ戻る際、清姫の力によって育った大樹が飛ぶことができるポイントになっていたことを話す。

話を聞いた清姫は


「あの大樹は私の力によって育った大樹だったのですか!

そして、私が育てた木は転移するための点となるから、ここで木を育てて、ここを我々の転移点にしようというのですね」


「そうだ。できるか」


「やってみます」


清姫が力を発現させて、この場に転移用の木を育て始める。

その間、オレたちは清姫に邪魔が入らぬよう。

周りに敵がいないか探知する。

しばらくは敵もいなく順調に清姫は力を使い木を育てる。

しかし、こういうのには必ずっていうほど邪魔が入るものだ。

オレたちの居場所が運悪く人に見つかった。

風貌からして冒険者のようだった。

冒険者たちはオレたちを見つけた際、驚きすぐに町の方へと逃げ出した。


まずいことになった。

冒険者たちは町の方へと逃げていった。

つまり冒険者たちはギルドに報告する。

ギルドはオレたちを討伐するために町に緊急招集して冒険者たちを募って討伐隊を組織するだろう。

人が集まり次第、討伐するためにこちらに向かってくるのは間違いない。


「清姫、あとどれくらいで木は転移点になる?」


「わかりません。まだ木は小さいです。大きくなるまでまだ時間がかかります」


「木の成長を速くできないか?」


「下手に成長速度を早くしたらうまくいかないかもしれません」


ゆっくりと実験している余裕がないのが痛い。

どれくらい成長させればいいのかわからない、たぶん大樹や巨木までもっていかなくても飛べるとは思うが、ある程度、木が成長したら飛ぶ準備に入った方がいいかもしれない。

それまで、それまで、冒険者たちよ来てくれるなよ。

こちらは戦う気なんてないのだから・・・


 時間は刻々と過ぎてゆく。

その間も木は成長してゆく。

オレたちは人間たちがいつ来るか警戒しながら木が成長するのを待ち続ける。

そして・・・、

清姫が何か感じ取ったのか力で木を成長させるのをやめた。


「皆さま!これでアネモネ島へと転移できると思います!」


「よし!でかした!」


清姫よくやった!

後はオレが皆を引っ張ってアネモネ島へ飛ぶだけだ。


そこで頼光が気配を感じ急かした。


「早くしろ!何やら冒険者たちらしき気配がこちらに向かいつつある。間違いなく拙者たちを討伐するのが目的だろう」


オレは清姫が成長させた木に触れて、転移を開始する。

全員がオレに触れてはいないが、連結するようにオレに触れている奴に触れていた。

確信はないがこれで全員転移できることを信じてオレはアネモネ島へ飛ぶ!


そうしてオレたちは転移することに成功した。

狭間にいるとき、全員いるか確認した際、全員いることが確認できたことでホッとした。

そうしてオレたちはアネモネ島へ無事転移することができた。

全員無事にアネモネ島へ転移することに成功した。

これからはアネモネ島を発展させてゆく。


現在の装備

武器:剣:ビームサーベル

兜:自作品の衝撃の兜

体:バルバトスの鎧

腕:自作品の命中のガントレット

足:自作品の命中のグリープ

背中:自作品の一角獣バックパック

その他:マント


現在の清姫の装備

武器:薙刀(応急処置)

頭:安珍手作りの求婚の証の簪

体:ロマリー作:着物『純白』

足:草履


現在の頼光の装備

武器:短剣:ノーザンライト・リッパー

体:ロマリー作:男用着物『白』

足:草履


現在のタラスク(人型)の装備

武器:聖杖リリィ・ザ・ホーリー・ケイン

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。