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1、小川

コレ五話で終わりますんで短くね

俺はどうしていたんだろう?その日はとにかくざぁざあ降りの雨だったことは覚えている。あと、とにかく嫌なことがあったということも。





今日はとにかく嫌なことがあった。そんなことに対して何もできなかった自分も、その嫌なことの1つだったな。


「うわぁ、雨じゃん」


通っている中学が終わり部活も何も入ってない俺はすぐに帰ろうとしたが、朝より暗く冷たい空気に足を止めていた。


俺はテレビよりもラジオが好きだったのでその日の朝、ラジオの天気予報を聞いて学校に行った。天気予報は晴れだったのに、とにかく田舎の天気は変わりやすい。あれ?山だったかな。


とにかく、一緒に帰るような友達も俺にはいない。なぜならみんなは大抵バスや電車で学校に通っている、しかし俺は徒歩で学校に通っているからだ。


しかも俺の家は無駄に遠い。本当に学区内なのか?というほど遠い。それはみんな同じだがな。中学でバスや電車なんて普通は使わない、と聞いたことがある。そうなのだとしたら俺はまだマシな方なのだろう。いや、どうでもいいな。


俺は家に帰るために雨の中走り出した。息がしづらいな。ふう、走って45分くらいかな。田舎っ子の体力なめんなよ。……誰に対しての宣誓なんだ?





学校を出て35分。無理なく俺は走り続けた。今はもう使われなくなった線路が見える。もう少しで家に着く、というところで俺は雨によって、水がたまり流れている小川を見つけた。


何気ない日常の産物。不思議と俺はそれから目が離せなくなっていた。


流々としている水が泥を巻き込み流れていく。水嵩みずかさが浅く石がその肌を空気に晒されながらも、流されまいとその場にとどまる姿。


それらの光景から目が離せなかった。俺の頬を水がつたう。


何気ない日常の産物なのに……。


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