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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と北国の皇子
91/497

北国の皇子1

 

「まだ見つからないのか⁉︎」


 ナイトハルト殿下の叱責に、騎士たちは苦悩の表情を浮かべた。

 『北の塔』の魔女シルヴィアによって塔の最上階から突き落とされた『東の塔』の魔女アーリア。それを助ける為に後を追った護衛のリュゼ共々、湖中を捜索して早3時間が経とうとしていた。


 シルヴィアはナイトハルト殿下からの詰問に「貴方様をお慕い申し上げております」の一言だけを繰り返し、それ以上の言葉を発せする事なく黙秘の姿勢を貫いている。《結界》の維持の都合上、シルヴィアを尋問する事も鋼鉄する事もできず、『北の塔』内にある彼女の自室へ押し込み、騎士の見張りを立てて放り込む事しかできなかった。

 ナイトハルトは王宮へと魔道具で言葉を跳ばし、この事態の報告と今後の指示を仰いだ。その間も湖へ落ちたアーリアとリュゼの捜索は続いていた。


 王都から連れてきた騎士より、『北の塔』に常駐する騎士たちの方が地理にも詳しく、湖から流れ出る3本の川についてもよく知っていた。


「申し訳ございません!未だ『東の塔』の魔女殿は見つかってございません」

「何分、昨夜の大雨で湖から川へと流れ出る水量も増しているのです。また川の流れも速く……。水温も低い為、早く見つけないと凍死のおそれもございます」


 『北の塔』を囲む湖は、その見た目よりも実際は穏やかではない。表面の穏やかさに比べ、その水中は渦巻いている。大山からの雪解け水が大量に入り込み、その水は3本の川へと流れ出ているのだ。

 3本の川のうち2本はシスティナ国側へ、残りの1本は大山側へ水が流れ出ている。大山側へ流れ出ている川は、なんと山を越え、隣国エステルへと続いているというのだ。

 いくら《結界》が張っているとはいえ、川や雲、水や空気、鳥や動物、などといった自然物の通行を阻む事はできない。《結界》はあくまでも、敵意のある者からの侵入を防ぐ為の物なのだ。


「っーー!」


 ナイトハルト殿下は塔から外を見て寒さに首をすくめていたアーリアの首へ、自分のストールを手ずから巻いた事を思い出していた。あのような小さな身体ではこの水温は耐えきれないだろう。そう思うと胸が強く締め付けられた。


「システィナ国側の河辺一帯は調べました!ですが何処にも人が打ち上げらた形跡はございません」

「……それは誠か?」

「はい。私たちは川の流れ、その行き着く場所を熟知しておりますので……」

「では……もしや……⁉︎」

「はい……。残るはエステル側へと連なる川。あちらに流されてしまったのではないか、と……」

「なんたる事だ……!」


 隣国エステルへと自国の『塔』の一つを守る魔女が流されたなど一大事だ。もしそのまま捕らえられでもしたら、魔女一人の生命どころの話ではない。この国の未来に大きな影響が及ぼされる事態だ。

 隣国エステルは戦争により他国を侵略し、領土を拡大してきた大国だ。システィナとは十年前、海産物輸出に税を設けぬ事を条件に不可侵条約を締結した。それ以降エステル帝国は表向き戦争の気配こそ見せてこなかったが、裏では不穏な空気が流れている事をナイトハルト殿下も知っていた。

 その様な情勢下、もし、『東の塔』の魔女が死亡、もしくはエステル帝国に囚われでもしたら、この国は東の軍事国家、北の大国エステルに挟まれ、再び戦争を余儀なくされるだろう。


『『東の塔』の魔女殿一人にこの国の防衛の全てを任せるつもりか⁉︎』

『アーリア殿が王族であるウィリアム殿下の言を跳ね除けてさえ《結界》について頑なに話さないのは何故なのか、その理由をよくお考えください』


 ナイトハルト殿下は今になって、国王陛下のお言葉とアルヴァンド宰相閣下の言葉が痛烈に胸に刺さってきた。

  『東の塔』の魔女アーリアの存在を蔑ろにしていたのは、何も兄ウィリアムだけではない。己もそうではないか。現に自分の先を考えぬ想いだけで『東の塔』の魔女を無理矢理このような場所にまで連れて来たのは自分なのだ。しかも、生命の危機に晒し、更に今度はその命よりも自国の心配をしている。なんと浅ましく身勝手な心か。

 そうナイトハルト殿下は己の浅はかさを自覚し、拳を強く握り締めた。


「……エステル帝国に通じる川も捜索してくれ。不可侵条約があるが戦争を起こしたい訳ではない。この捜査には人命が掛かっているのだ。何かあればシスティナ国からエステルへ国へと話をつけよう」

「「はっ!」」


 力強い了承の言葉と共に己が前から去っていく騎士の背を眺め、ナイトハルト殿下は塔から落とされた際見せたアーリアの悲痛な顔を思い出していた。


「なんと恩知らずな……!」


 ナイトハルト殿下はアーリアにサリアン公爵の手からその生命を救われた身だ。にも関わらず恩人を生命の危機に晒してしまったのだ。しかも、その生命の心配よりも自国の未来の心配をしている自分が此処にいる。これを恩知らずと言わず何と言うのか。


「アーリア殿。どうか無事で……!」


 ナイトハルト殿下には、アーリアを無事に連れて帰る責任がある。このような事になってしまい、アーリアは自分を嫌うやも知れない。だが嫌われてでもその責任だけは果たしたい。

 そう思いながらアーリアの無事な生還を天に祈るのだった。



 ※※※※※※※※※※



「あの者たちを捕らえよ!あのお方への手土産とする‼︎」


 リュゼはその男の声に即座に反応すると、相手の出方を待たずに手間の短剣ナイフを投擲した。先頭にいた騎士がそれを避けるが、リュゼの狙いはその背後の騎士だ。リュゼの短剣ナイフは武器を構えようとした何人かの騎士の手や胸に突き刺さった。


「ぐぁっ……!」

「なにぃ……⁉︎」


 リュゼはアーリアを庇いつつ背後への移動を開始する。だが寒さに固まった膝がなかなか思う通りには動かない。その情けなさに顔を歪ませながらも、短剣ナイフを構えるが、そこへ無傷の騎士たちが突進をかけてくる。


「《炎の矢》」


 リュゼはナイフを持ったまま手を突き出すと、構築していた魔術を解き放つ。手を掲げた先に小さな魔術方陣が展開され、そこから生まれた《炎の矢》が男たちに向かって襲いかかる。

 等級2の攻撃魔術など牽制程度にしかならないが、今のリュゼにはその少しの時間も大切だった。リュゼの腕の中には意識のないアーリアもいるのだ。今はこの場から何とか逃げ果せる事が重要なのだから。

 リュゼは誰かを守りつつ逃げる事の難しさを感じ、昔、ジークフリードを揶揄した事を反省していた。これは実に大変だ。


「何ぃ⁉︎ 魔術だと⁉︎」

「やはり貴様らシスティナの……⁉︎」


 所属の判らぬ騎士たちは呻き声を上げながらも、《炎の矢》を手中の剣で弾き返した。リュゼはその言葉に疑問を覚えるどころか、舌打ちをした。


「コイツらまさか……!」


 統率の取れた動きは私兵のそれではない。正規兵だろう。それにしては見た事のない制服にリュゼの脳裏には嫌な予感がはしる。


「ー絡みつく蔦 美しき網ー」


 所属不明の騎士の一人が詠唱を高らかに謳う。するとリュゼの足下から緑の蔦が生え急速に成長すると、それはリュゼの身体を締め上げたのだ。


「なーーにぃッ⁉︎ 魔法⁉︎」


 リュゼは腕の中にアーリアを抱き締めたまま、蔦に絡まれて身動きが取れなくなってしまった。騎士たちは身動きの取れぬリュゼに次々と剣を突きつけながら取り囲んでいく。


「無駄な抵抗は止めろ!」

「っ……」


 騎士の中からリーダーと思しき男が歩み出ると、リュゼにそう告げた。次いで、部下たちに目配らせすると、リュゼの身体を拘束する為の縄を用意させた。

 その縄を魔法の蔦の上から巻き上げようとした時、リュゼは掴んでいた短剣ナイフを掌中で器用にくるりと回転させて、その切っ先の向きを変えた。そしてその短剣ナイフで絡みつく蔦を引きちぎるように切りつけた。


「な、何を……」

「大人しく捕まるワケないっしょ?」


 魔法で成長した蔦は短剣ナイフの刃で面白い程切れる。魔術で出来た蔦や縄なら、こうもあっさり切れなかっただろう。魔法は自然物を媒体にするだ。自然物ならば鉱物でできた短剣ナイフでも容易く切れる。

 蔦を切るとリュゼは、短剣ナイフを自分たちを縛ろうとした騎士へと向けた。それを投擲すると見せかけて魔術を発動する。


「《暗転》」

「「ーー⁉︎ 」」


 リュゼの魔術を受け騎士たちが持っていた灯が全て光を失うと、その場には暗闇が支配した。

 騒めき合う騎士たちを無視し、リュゼはスキル《隠密》を発動し闇の中へ身を紛れさせた。だが……


「ー光を我が手にー」


 だが、騎士の一人による魔法の詠唱で、暗闇に再び明るさが戻ってしまったのだ。その機転の速さに舌を巻くリュゼに、騎士の一人から繰り出された剣が腕の中のアーリアへと狙いを定めたとき……


 ーヴァンー


 翠の光がアーリアから発せられ、その身を守ったのだ。リュゼは「遅い!やっと発動した」と舌打ちしながら愚痴るとアーリアを抱き込み、背後へと二、三歩翔び下がった。

 アーリアの持つ魔道具《痴漢撃退!》はアーリアの身に危険が及ばないと発動しない。その発動の条件は存外、曖昧だなのだ。現にアーリアが湖に落ちた時は己の意思で落ちたと見なされたようで、発動しなかった。シルヴィアに突き落とされた時も、先にシルヴィアがアーリアの手を握っていた事もあり発動せず。

 何でもかんでも防いでいては生活に支障が出るからだろうが、このように不審人物に襲われた時くらいは素早く発動してもらいたいものだ、と思うリュゼを誰も責める事は出来ない。


「そこまでだ!大人しく俺たちに確保されろ」


 少し離れた位置からリュゼに声をかけてくるのは黒髪短髪で背の高い壮年の騎士。胸板が厚くガタイも良い。初めにリュゼたちの捕獲を命じたリーダー格と思われる騎士だった。


「……何で大人しく確保されなきゃならないのさ?僕たちは君たちに確保される謂れはないよ?」

「お前たちに無くとも、此方にはお前たちを捕獲しなければならない理由があるのだ」

「随分と勝手な言い分だね、それは。僕たちには拒否権はないのかい?」

「そんなものはない!」

「あっそ……」


 リュゼはリーダー格と思われる脳筋騎士と会話しながら、どうにか打開策がないかと考えた。

 目線だけで敵勢力を確認すると、リュゼを包囲せんとする男たちの数は負傷した者も含め十名程度、1個分隊だ。リュゼの背後には先ほど流されてきた川がある。水深はなかなかに深かった。もう一度アーリアを抱えて飛び込むのは無謀過ぎる。前方、騎士たちの背後には洞窟の奥へと続く岩の道。そこを行くには十名程の騎士たちの間を抜けるしかない。


「ーームダだ。お前だけなら未だしも、その女を抱えて我々からは逃げ切れぬ!」


 リュゼの考えを見透かしたかのような男の言葉に内心舌打ちをしていると、リーダー格らしき騎士の後ろから冷静な声音がかけられた。


「そうですよ?それに良いのですか……?」


 リュゼへと進み出た男は薄灰色の長髪を肩へと垂らし、端正な容姿と濃紺色の瞳を持ち合わせていた。年の頃は二十代半程だろうか。脳筋が多い騎士としては珍しく、頭のキレそうな雰囲気が漂っている。

 その騎士は手中の剣を鞘に仕舞いながら、まるで語りかけるかのようにリュゼへと言葉と目線を投げかけてきた。


「このまま放って置いたら、そのお嬢様は確実に凍死しますよ?」

「ーーッ!」


 リュゼの腕の中でぐったりとしているアーリアの顔色は極度に悪い。できる事なら早く医者に見せて暖を取らせたい。それは分かっていた。だがそれにはこの包囲網を突破し、『北の塔』まで戻らなければならないのだ。


「私たちは君たちとこうして何時間でも対峙していても構いません。でも、君たちの方はその薄着では困りませんかね……?」


 正にこの騎士の言う通りだった。

 リュゼにしても悴む手足に鞭を打ち、何とか男たちと対峙しているのだ。悔しいがこの状態は長くは保たないのは分かりきっている。

 アーリアは先ほど一度は息が止まっていたのだ。今もその意識がいつ戻るかも分からない。


「君には理不尽この上ない状況でしょうね?」

「そ……そうだねぇ……。アンタたちが何処の誰で、何故僕たちを捕縛しようとしているのかさえ分からない。でもね……どんな理由があろうと、僕はこの娘を傷つけさせる訳にはいかないんだよ」


 リュゼの気迫迫る言葉を受け、薄灰色の髪の青年の眉尻が少し上がった。暫くの間リュゼとその騎士とは視線を交えていたが、何故か先に折れたのは青年の方った。


「ならば、こうしませんか?私たちは主君の命により君たちを捕らえねばならない。君はそのお嬢様を救わなければならない。だから君たち、一旦こちらに捕まってみませんか?私たちは決してそのお嬢様に危害を加えないことを約束しましょう。後に医師に診せることも……」

「……」


 リュゼは微かにその細い瞳をひそめた。


「おぃ!何故お前にそのような勝手が許される⁉︎」


 すると思わぬ方から異論が上がったのだ。それは先ほどまで仕切っていた騎士だった。その騎士はリュゼに提案を出してきた青年騎士の肩へと掴みかかり、不満を露わにしたのだ。


「ハァ……貴方がそれを言いますか?この方々の捕縛自体が貴方たちの勝手な行動でしょうに?どなたがこの様な事をお許しになったのです?」

「お、お前もそうだろうが⁉︎」

「私は殿下の命でこちらへ参っております」

「なんーーーー」

「殿下は貴方たちの暴走をご存知ですよ?……あぁ、貴方は殿下を侮っておいでだったのですか?それなら貴方のその判断は間違っていますね」

「!」

「殿下が私を此処へ遣わしたのが何よりの証拠でしょう。私は一度も貴方あなた方の味方だと申した事など、ないのですよ……」


 お分かりですか?と続ける薄灰色の髪の青年の目は大変冷ややかなものだ。リーダー格だと思われた騎士は口黙り、悔しさに肩を震わせている。

 どうやらこの騎士たちの中でも派閥や、それぞれ主とする者が違うようだった。

 その辺りはリュゼの知ったところではないが、この脳筋な騎士たちよりも薄灰色の髪の青年騎士の言動の方が信用に値するように見えた。


「……その『殿下』とやらに誓える?君のさっきのコトバ」


 リュゼはリーダー格だと思っていた男を無視して、薄灰色の髪の青年騎士に話しかけた。青年騎士はその美しい濃紺色の瞳を鋭く細め、面白いモノを見たかのような表情を作った。


「……ええ。我が主に誓って、そのお嬢様を傷つけるような事は致しません。勿論、貴方の命の保証も致しましょう」


 肩ほどある長い前髪をサラリとかき分け、その青年はリュゼの取引に応じた。青年の瞳には油断ならない光が宿っているが、騎士が『主に誓って』と口にした限りはそれが口約束であっても必ず守るだろう。それが騎士としての矜持だという事を、リュゼは知っていた。


「……分かった。じゃあ、一旦君たちに捕まってあげる」

「賢明なご判断です」


 リュゼと青年騎士とのやり取りに無言で様子を伺っていた他の騎士たちも、漸く、詰めていた息を吐いて其々動き出した。騎士の一人が手中の武器を仕舞いリュゼに縄を掛けようとした所を、リュゼ自身が手で制した。


「悪いけど縛らないでくれる?自分でついて行くよ」


 リュゼの顔にはいつもの貼り付けた笑顔はなく、ツンと尖らせた眉根に琥珀色の瞳を猫の様に鋭く光らせた。


「何だと⁉︎」

「止しなさい。彼は私との交渉が成立したのです。これ以上の抵抗はしませんよ」


 苛立ちげにリュゼへと食って掛かろうとした騎士を薄灰色の髪の青年騎士が止めに入る。

 リュゼはそのやり取りを無視してアーリアを大事にマントで包みこむと、横抱きにして持ち上げた。


「ご……リュ……」


 その時、アーリアの唇が掠れた言葉を小さく紡ぐ。アーリアの瞼には涙が滲み、それは頬を伝って流れ落ちた。リュゼはアーリアの肩をギュッと抱くと、涙の溜まるアーリアの瞼にそっと唇を落とした。


「君が謝る必要なんてないんだよ……」


 アーリアの青白い顔を覗きながらリュゼは小さく語りかける。

 アーリアが湖から落とされたのも、二人が何処の誰とも分からぬ者に捕らえられるのも、決してアーリアの所為ではない。

 捕らわれるのはリュゼの力不足。

 何とかアーリアの身の保証はなされたが、その後の展開は予想もつかない。


「こちらこそゴメンね。捕まっちゃったよ……」


 リュゼはこの展開に怒り狂うだろうジークフリードを想像して、ほんの少しだけその表情に苦い笑みを浮かべた。



お読み頂き、ありがとうございます!

ブックマーク登録など、大変嬉しく思っています!

ありがとうございます!


北国の皇子1でした。

リュゼさんの健闘むなしく完敗。

そしてインテリ系騎士様登場!

次話にはとうとうあの方のご登場です。

よろしければ次話もどうぞご覧ください!

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