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社会人の独り言  作者: 黒船雷光


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バス・DEATH

バスの座席は前後の間隔が狭い。


まぁ、何年も利用しているので知っていて当然だが、先日その認識が意外甘かったか思い知らされた。


実はその狭い席のなかにも特にDEAD・SPOTがあるのを皆さんはご存知だろうか?


中央扉乗車式のバスはその扉より前方向は単座式。

後方は複座式。


この、複座の三番目。

窓際は後部車輪のカバー分だけ足元が高い。

まぁ、膝が少し上がるのでそれを嫌がって避ける人は少なくない。


だが、終バス近く、始発からのバス停乗車は割とカオスな席取り合戦になる。

私は小一時間立つのは嫌だったので、その席だけは空いていたので即座に身体を押し込んだ。

続いて恰幅の良い紳士が隣に座る。


「ムウ、狭い…」


どんなに完璧に腰を背もたれにこすりつけても膝がつかえて動かない。


そして前の人が膝に完璧に密着している背もたれに体重を預けるとミシミシと自分の膝の内側から破滅に向かう音がする。


高速道路を利用するバスなのでしばらく身動き一つ出来ない。


地獄の時間。


大江戸の洗濯板みたいなギザギザ板の上に正座させて石を置く拷問があったなぁ…とか


降りる時、膝を曲げるのも伸ばすのも激痛が走るようになってしまって、本当にヤバいと思った。


まぁローカル路線なので、バスの形もやたら古いのだが、二度とあの場所は座るまい……と。


そんな事思ったのがつい先日。


今私はまた拷問に耐えている。

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