表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/146

手持ちマイナス

「そ、そんな話……っ!」

(聞いてないぞ! ……先輩の家、確か母子家庭だったよな。じゃあ、スクーターやら食券やら、別にふざけてたとかじゃなくって……?)


 睦月は絶句する。別に、睦月だって、華音に何かして償ってもらおうとは思っていない。ましてや、金なんか貰うつもりもないし、貰ったからと言ってどうにかなるものでもないだろう。

 ただ、華音がスクーターだの、食券だのとふざけた事を言い出したので、バカにされたような気分になってイライラしていたのだが……彼女にしてみれば、少ないどころかマイナスの手持ちから、最大限なんとかして睦月を慰めようとしていたに違いない。

 もっとも、自分ができる事を考えるあまり、それを提示された相手がどう思うかまで考えが回らないのが、彼女らしい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ