ミドルフェイズ『冒険者の心得』1
優恵:どうする? 一応キャラ紹介しておくか?
麒龍:そうだね。まだ俺たち一般ピープルだしね。
優恵:GM俺たちが冒険者になった時に能力が作ったデータの能力になるの?
GM:そうだね。修行シーンがあるからその後で自己紹介してくれればいいよ。
一同:了解!
GM:次の日になって君たちはナヴィーさんからファミコン以外の物を見せてもらって衝撃を受けている。
優恵:「あっ! これ俺の筆箱じゃないか!?」
GM:そんな君たちの前にナヴィーさんが四角い箱と針金のような物を持ってきた。
信二:レコードか?
優恵:テレビか?
GM:優恵正解!
信二:針金ってアンテナか? 古い!
ナヴィー:「この四角い箱もわかるんですか?」
麒龍:「わかるというか、なんというか……」
優恵:見たことねぇよこんなの!
信二:一応理解はしている。
ナヴィー:「一応映るんですよ」
一同:「映るの!?」
優恵:確か錬金術で冷蔵庫とかあったな……だから映るっと言ったら映るな。では信二の頭にアンテナを被せて、チャンネルを動かします。
信二:なんでや!?
麒龍:身長が一番高いから?
種族的にもエルダナーンは個人差もあるがこの中で一番身長が高い種族である。
優恵:「どれどれ」
GM:ザーザー
ナヴィー:「ね。何か映るんですよ」
優恵:クルクルとチャンネルを回します。
GM:もちろん。ザーザーと砂嵐が映るよ。
優恵:それはそうだ。だって電波が飛んでないもんな。
信二:当然だよな。
優恵:「そうだよな。信二の頭に乗せたところで無駄だったな」
信二:殴るぞ!
優恵:(笑)