暁光帝、商売というものについて考える。“おカネ”ってなぁに?
ついに人間の料理を手に入れた、我らが暁光帝です。
さぁ、食べましょう。
いやいや、その前にやることがあります。
今、目の前で怪しい取り引きが行われたのです。
きっと世界の真実が隠されているに違いありません。
何としてでも正体を確かめねば。
暁光帝は世界の謎に挑むことにしました☆
お楽しみ下さい。
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目の前に焼串が見える。
食いしん坊のナンシーなのに自分に10本のうち、6本をくれるらしい。
「う…うん……」
6本を受け取るも、童女はまだ目を見開いている。
しかし、今はそれどころではないと切り替える。
「ドウカ? バイカ? 金貨とは違うおカネなの? そんなに種類があるの? 何? 何なの?」
硬貨の種類からしてわかっていない。小さな手を振り回して興奮している。
「もしかして、何? 三次元デカルト直交座標に於ける回転について複素数が拡張されちゃうの? 四元数なの? 非可換な多元体なの?」
気分が高揚しすぎて、思いっきり明後日の方向へ誤解が進んでいる。
「あ、それはたぶん違うと思います。銅貨はですね……」
エルフは種類について説明するため、金貨、銀貨、銅貨、貝貨、それぞれの硬貨を見せる。
「うわぁ☆」
宝貝の一種、黄色宝の貝殻が貝貨だと教えられ、アスタは目を丸くして。
「こんなところに世界の真実が隠されていたんだ!」
大いに感激している。
「あ、ええ、まぁ……」
“世界の真実”ではなく“カネという経済の幻想”だと思うが、そこは口をつぐむ。正直、ナンシー自身にもそこまで本質的なことはわかってはいないのだ。
「通貨というものは存在しますが、その価値、それ自体は嘘なんです。価値なんて存在しません。みんなで吐いている嘘、みんなで見ている夢なんです」
「……」
エルフの説明を童女は目を丸くして聞き入っている。
串焼きを見せて。
「この肉の串焼き1本の価値を私は貝貨1枚だと思いました。けれども、あの店員のお兄さんはその価値を銅貨1枚だと思いました。銅貨は貝貨10個と交換されるので、その価値は10倍です。だから、同じ肉の串焼きの価値が10倍も違いますね。さぁ、どちらが正しいのでしょうか?」
問いかける。
「えーっと…もしかして、両方とも正しいのかい?」
アスタは麗しい目を更に見開いて答える。
「然り」
ナンシーが肯定すると。
「商品の集合の冪集合から通貨の集合への写像…通貨は順序集合かな? でも、それが商人と顧客でまったく異なる…そんな!? 異なる公理系の下で議論を進めたら矛盾が生まれてしまう! いや、それ以前に“公理系”なんて仮定の話じゃないか!」
童女は大いに興奮した。
「そうですよ。それが商売の基本、“価値の決定”です。そもそも存在しない、只の夢、つまり“嘘”です」
明後日の方向へ暴走しそうなアスタの話を修正してやる。
「1枚の銅貨も1本の肉の串焼きも実体が存在しますが、この2つを関連付けて『1本の肉の串焼きは銅貨1枚の値打ちがある』って話は希望と言うか、只の夢。幻想です。その嘘を信じる、信じないは個々の商人や顧客の判断に委ねられています」
基本を説明して。
「しかし、商人と顧客が提示する値段、つまり、2人の吐く嘘…“価値”は等しくない。そこでそれら、互いの嘘をぶつけ合い、脅したり、騙したり、更に嘘を重ねて“価値”を擦り合わせる。そして、互いに話し合って出来上がった嘘に基づいて通貨と商品の交換を行う……」
一息、吐いて。
「それが“お買い物”なのです!」
断言する。
「!?」
アスタはよろめく。2歩、3歩と下がって唇を噛み締め。
「何もかも全部、嘘じゃないか……」
つぶやいている。
凄まじい衝撃だった。
嘘が嘘を作り、人間を騙して、嘘を信じさせて、本当は何の価値もない金属の欠片や貝殻を尊重させる。
馬鹿じゃないのか。
いや、馬鹿にもほどがあるだろう。
でも、嘘を承知で、騙されていることを知りつつ、信じて、“嘘”を“本当”にする。
『1枚の銅貨はこの1本の肉の串焼きと同じ値打ちがある』んだよ。
ね、信じようよ。
ほら、勇気を出して。
そして、取り引きだ。
美味しい肉の串焼きをピカピカの銅貨と交換しよう。
いやいや、銅貨は無意味な金属片じゃないよ。
ほら、キラキラ輝いて綺麗だろう?
これはいろいろなものと交換できるんだ。
みんなでそう決めたんだ。
みんなが通貨でいろいろなものを交換するんだ。
互いに欲しいものが手に入り。
これで商人も顧客も得をした。
わーい☆
これでWIN−WINの関係だね!
ありがとう♪
どういたしまして♪
カワイイ、ヤッター☆
……って。何だ、これは?
写像と集合論か。
この世のすべてを要素として含む集合の話か。自分自身も要素として含んでしまうからいずれは必ず破綻する公理系のことか。
人間がやるという、ものの売り買いについては、親友の緑龍テアルから話だけは聞いていた。その時は非常に面白いと感じたものだ。
だが、話を聞くのと実際にこの目で見るのとはずいぶん違う。
「嘘が嘘を産んで限りなく増殖してゆく? 何、これ? わけがわかんないよ」
任意の実数a,bについて、aが0より大きい数であれば、適当な自然数nを選んで、bをaのn倍より小さくできる…そんな話が頭の中をグルグル回っている。この話は“∞”という数は存在しないことを示しつつ、∞を定義して数が限りなく続くことを保証してる。
人間の商売もそれと同じか。
恐ろしい。
人間は嘘を使いこなしているつもりで“カネ”という嘘に飲み込まれているのではないのか。
人間は愚かだ。
しかし、それが強みだ。
その愚かさでとんでもないものを生み出して、それに自分達を支配させている。
そして、人間の多くは自分達がカネに支配されていることに気づいてさえいない。
それが幻想であることでさえも忘れてしまっている。
「ええ。そうです。嘘で騙し、嘘に騙されて、存在しない“商品の価値”という幻想を信じて取り引きを行うのです」
エルフは笑って語る。
少し趣向を変えて、宝石を例にして語り出す。
「金貨20枚の金剛石は金貨20枚の価値があるという嘘を信じる人々がいるから金貨20枚で売れるんです。でも、アスタさんなら魔法でダイヤモンドを造り出せますよね?」
さりげなく、情報収集のための探査針を挿入しておいた。
「貴女が大量に造ってバラ撒いたらどうなるでしょう? 価格が暴落してダイヤモンドは路傍の石と同じく無価値になります。これが意味するところはわかりますよね?」
シンプルな仮定の話を発して疑問につなげてみる。
問われてアスタはうなずく。
「うん」
真剣な眼差しで偽りの色はない。
そもそも、嘘の吐けない幻獣なのだ。
「……」
それを見てエルフはひどく驚いたが、顔には出さない。あくまでも無表情を貫く。
さりげなく、鎌を掛けてみたが、やはり、アスタは物質創造の魔法が使えるようだ。それは思い描いたものを好きなだけ虚空から生み出すことができる魔法。無から有を生み出す、究極の大魔法の1つであり、神々にしか使えないと言われている……
……と、そこまで考えて思い直した。
神々が使えるのなら暁光帝にも使えるだろう。
むしろ、今の話を面白がってアスタが都市を埋め尽くすほどのダイヤモンドを造って溢れさせることの方が心配だ。
しかし。
「そっか……」
童女は神妙な顔つきで考えている。
どうやら、宝石商の面々が首を吊る事態にはならなくて済みそうだ。
しばらく考え込んで。
「元々、ダイヤモンドにそんな値打ちはなかったんだね。または、夢見る顧客が求めて商人がどんどん値段を釣り上げてしまう」
“価値”というあやふやなものについて真実を見抜く。
「ええ。それが行われるのが市場です。商品を卸す商人達とそれを求める顧客達、彼らが話し合って価格を…“価値”を決める。市場が決めた“価値”が1つの基準となって、商売をまっとうな取り引きとして権威付けるのです」
エルフが少しだけ説明を補足すると。
「ふぅん……」
アスタは輝く紫髪を激しく泳がせる。
ものの価値は、値段は、市場が決める。神でも何でもない、只の人間の集団である、市場が。
そして、その価値が信じられている。
信仰されている。
まるで宗教のようだ。
だが、まるっきりの宗教とも違う。
数ある思想の中でも批判を許さないものこそが宗教だが、この“商品の価値”という嘘は常に批判されて喧々諤々、議論されている。
取り引きする人間達に依って“値段”そのものは上下する。
こうして議論されるから宗教ではないのか。
だが、大勢の人間はその議論も含めて市場が決定する“価値”というものが存在していると信じている。
やはり、在りもしない“価値”が信じられているのだ。
これが宗教でなくて何なのだろうか。
「商人は嘘つきで、客も嘘つきだね。全て、何もかもが嘘だらけの幻想だよ」
真実を語る。
いや、嘘か。
ものを売り買いすることは互いに嘘を吐き合い、嘘を信じて、最後は『自由意志の下、平和的に話し合って価格を決め、互いに得をしました。めでたし、めでたし』という怪しげな“物語”を作り上げて、それを論拠に通貨と商品を交換することだ。
商売は、ものの売り買いは、騙されているから嘘で、信じられているから真実だ。
ものの“価値”とは架空の“物語”なのだ。
「ずいぶんと不安定なシステムだね。通貨は只の金属片だ…誰かが『通貨にそんな価値なんてない』って気づいて、それを広めたら即座に破綻するよ。危うくて使う気になれないんじゃない?」
アスタは貨幣経済の未来を危ぶんだ。
ところが。
「だいじょうぶです。ヒトやドワーフには寿命があるのでこのシステムが破綻する前に死にますからから」
エルフは意外な解決方法を示す。
解決方法と言うか、システムが破綻する前に寿命で自分が破綻するから大丈夫という、身も蓋もないものだが。
もっとも、不老のエルフはどうなるんだと問われたら困るかもしれない。
「な…なるほど…後は野となれ、山となれ…って奴か……」
童女は驚いて、鳩が豆鉄砲食らったような顔をしている。
いや、いや、いや、いや。
無茶にもほどがある。
そもそも、『どうせ自分は死ぬからいいや』ってどういう理屈だ。
それでも一応、納得はした。
「定命の者…死すべき定めの人の子が寿命という自身の欠陥を以て問題の解決を図ったのか。いや、解決してないじゃん、それ」
頭を抱える。
他人事だから、心配する必要はないし、心配してやる義理もない。けれども、何とも悩ましい。
だが、しかし。
気を取り直して考えてみる。
「今は『世界を横から観る』という遊びの真っ最中だったっけ…それなら…」
面白いものが見物できた。
“商売”という、人間が作り、人間が依存する、不可思議なシステムが発見できたのだ。
自分達、幻獣は欲しいものがある時、“もらう”、“拾う”、“盗む”、“奪う”、“脅し取る”、“交換する”、これくらいしか手段がない。結局、友達にせがむか、敵を襲うしか、方法がないのだ。
これに対して、人間は嘘に嘘を重ねて嘘で塗り固めた“商売”という、全く新しい方法を開発した。嘘とわかっていながらその幻想を信じて、無価値な金属片や貝殻をありがたがって交換の媒体とする、非常に奇っ怪な方法だ。
しかし、それはそれとして非常に面白い。
友達と付き合わなくても、敵と争わなくても、欲しいものが手に入る。
その独自性には目を見張る。
このような文化を観察できたことは僥倖である。
そう考えて喜ぶべきだ
いずれ、『“通貨”という、人間の幻想』のタイトルで博物学の論文にまとめてみよう。
きっと、みんな、驚くぞ。
童女はだんだん気分が良くなって来る。
だが。
「それで、今後のお買い物についてですが、どうしますか?」
ナンシーに問われて。
「!?」
浮ついた気分に水を差される。
そして、怖くなる。
「ボクが実際におカネを払ってお買い物を…」
実感してめまいに襲われる。
通貨による取り引き…果てが見えぬ、あの嘘の塊に呑み込まれるのか。
自分も市場に参加して、金貨だの、銀貨だの、無意味な金属片に存在しない“価値”を結びつけて崇め奉るような、怪しい宗教に帰依するのか。
うん。
気持ち悪い。
物凄く気持ち悪い。
「店員のお兄さん、最後、怒ってたけど…?」
おずおずと尋ねてみる。
「いいのです。商人が怒ったということは顧客の勝利ということなのです。店員から嫌われる客、それは勝者なのです」
エルフは腕組みして堂々と答える。悪びれる様子は微塵もない。
自信満々である。
「うわぁ……」
アスタがひるんだ。
神殺しの怪物ですらおののくエルフ。もの凄い絵面である。
「ボク、お買い物はもういいや。欲しい物があったらナンシーに相談して買ってもらうよ。そして、後で払ってもらった分のお金を渡すね」
完全に腰が引けている。童女は買い物という行為を強く警戒している。
「そうですか。いえ、それでしたら…お任せ下さい☆」
ナンシーはとても良い笑顔でうなずく。
素晴らしい。
満足だ。
実はこれが狙いだった。
アスタは天井に届くほどの金貨の山を所有している。それは伝説の神器“アイテムボックス”の中に収納されていて、傍目にはわからない。だが、放出されれば確実にとてつもない通貨膨張を引き起こす。そうなれば、この瓦礫街リュッダは経済的に滅亡するだろう。多くの商人が破産して首を吊り、貿易船は売り買いできなくなって港で腐り果てて終わる。
暁光帝は神殺しの怪物。神々ですら破滅させる、途方もない力を持つ。その超巨大ドラゴンが人化した童女アスタもまた同じ。何の悪意も害意もなしに、貿易で栄えるこの都市をたやすく破滅させることができるのだ。
恐ろしい、そんな可能性を潰すべく、今、商売の本質を見せたのだった。
思った通り、嘘を嫌う幻獣のアスタは買い物を忌避した。もう自分では買い物をしない、全てナンシーに任せると宣言した。
これでいい。
これでアスタが大量の金貨を放出して都市を壊滅させる虞は少なくなった。
これでまた1つ、暁の女帝から街を守ることに成功したのだ。
「……」
エルフはホッと一息、吐く。
もちろん、幾ばくかの危険はあった。
嘘を嫌う幻獣のアスタが、嘘の塊である人間の“商売”というシステムを、根底から破壊し尽くしてしまおうと大量の金貨を一気に放出する。
そんな悪夢が実現してしまう可能性さえあったのだ。
一歩、間違えばそうなっていたかもしれない。
でも、そうなるとは思わなかった。
暁光帝は“男の子”じゃない。上品でおしとやかな“貴婦人”なのだから。
今、うまく回っているシステムを、人間の所業を力ずくで破壊するようなことはしない、そう考えたのだ。
わんぱく坊主であれば、観察している蟻の巣に気持ち悪い寄生虫が湧いたら怒って破壊してしまうだろう。けれども、乙女であれば、あわてず騒がず、落ち着いて生態を観察するだろう。
今、アスタは気を取り直して手に持った肉の串焼きを眺めている。
「へぇ……」
初めての串焼き料理に戸惑っているようだ。
それでも、輝く紫髪は童女の周囲を元気に踊っている。人間の料理を楽しんではいるらしい。食べずに眺めたり匂いを嗅いでいるだけだが。
その様子はとても可愛らしい。
「喜んでいただけたようで」
笑んでみる。
暁の女帝様が貴婦人で本当に良かった。
ナンシーはしみじみと感じ入るのだった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
恐るべき“お買い物”に挑んだ、我らが暁光帝ですが、残念なことに負けてしまいました。
もう自分で何かを買うことはないようです。
お姉さんに買ってもらう。
ええ。これが正しいドラゴンの生活ですね。
かつて、学校の算数や国語の時間で“商売”の話を聞いたものです。
やたら謎めいた話でした。
「商人は商品を買って商品を売る。それを生業としているのだ」と教わりまして。
「えっ、どうやってお金を稼いでいるの!?」と子供心に頭を抱えたものです。
いや、何となくわかってはいたんですよ。
「もしかすると買ってきた商品を少し高く売っているのではないか?」「買ったときに払ったおカネと売ったときにもらうおカネの差額を懐に入れているのではないか?」ってね。
でも、「そんな卑劣なことを大人がするわけがない」とも思っていました。
だって、何も生産していないじゃありませんか。
何も生産せずにものを左から右へ動かすだけでカネを稼ぐなんて!
……憤慨してましたっけ。
まぁ、そのとおりだったんですが(^_^;)
日本の封建時代、欧州の中世で商人が蔑まれていた感覚ってこういうものだったんでしょうかね。
どうなんでしょう?
ちなみに「原価X円で仕入れた商品に20%の利益をつけて定価としたものの売れなかったので5%引きにしたら売値は1710円でした。原価はいくらでしょう?」なんて問題がしばしば出題されたのは中学でしたけれど。
あー
“原価”? “利益”? “定価”? “売値”?
何それ?
説明されてませんwwwwwww
自分で考えろ? うはっwwwおKKKKKKwwwww
何でしょうね〜
数学の先生は国語の授業で習ったと思い、国語の先生は数学の授業で習ったと思い、生徒はさっぱりわからない。
さすが、中学校の数学☆
……死ね。
あの頃はなんか「知ってて当たり前」みたいな風潮が強くてそういうことについては誰も説明してくれなかったのだと思います。
八百屋、肉屋、魚屋、床屋、靴屋、傘屋、薬屋、豆腐屋…“屋”のつく商売の家の子供が多かったこともあるんでしょうけれどね。
クラスの半分くらいは“屋”のつく商売の家の子供だったような?
商売をやっている家の子供は家の手伝いしていると自然とそういう言葉の意味がわかっていたのでしょうね。
うちは商売やってませんけど?
誰がこの謎言葉の説明してくれるん?
こういう気持ちの悪い問題、さすがに令和の生徒たちはやらさせられないのでしょう。
いい時代になったものです。
いや、インターネットで百合♀×♀小説、それも異世界ファンタジーが好きなだけ読める、これこそが最も恵まれているステキな環境なんですけどね。
じゃあ、おまいは何を描いているんだって話になっちゃうと困りますけれど(^_^;)
あ、大丈夫です。
ちゃんと恋愛♀×♀展開になるお話も用意してありますぉ☆
いずれwww
いやぁ、友人の新作が百合♀×♀恋愛まっしぐらで告白回でしたぉwwww
羨ましいwww
羨んでばかりいないで自分でも描かないと(汗)
さて、次回はようやく肉の串焼きを食べます。
お楽しみに〜




