勇者の適正
「勇者の適正?」
「そうじゃ、勇者にもいろいろ種類と属性があるんじゃ。例えば、刀使いの勇者や、弓使いの勇者など火属性や、光属性などと言ったいろいろな、勇者がある」
「ゴホン、では説明も済んだ所だしそろそろ適正を測る」
すると斉藤が
「最初にその勇者適正を測るのは僕からじゃだめですか、危険が無いとは限らないので」
「良いじゃろう、別に危険ないのじゃからな」
「それでは、勇者の適正を始める」
そう言うと部下が数枚の札を持ってきた。
「では、おぬしの名は」
「斉藤 焔です」
「そうか勇者焔か、では勇者焔よこの札に一滴自分の血を垂らすのじゃ」
「血!」
「く、分かりました」
そう言い斉藤は、王様が出した小さな針で自分の指を刺し一滴だけ血をたらした。
「あれ、痛くない?」
「そりゃそうじゃ、その針は勇者の適正を測るための道具じゃからな、勇者を痛がらしてはいかんのじゃよ」
そう話を、しているうちに、札に文字が浮き出てきた。
「ほう、おぬしは槍使い勇者の火属性か」
「槍使い?」
「そのまんまの、意味じゃ」
「つまり僕は、全く縁のない槍が使えると言うのか?」
「心配なら試してみるんじゃ」
そう言って兵士の槍を借りてや槍を持つと。
¨ボゥ¨
一瞬槍が炎に包まれた。
「な、なんだ」
「何となくだが使い方が分かるぞ」
「これで、分かったじゃろその適正に選ばれたら自動的に使えるようになるのじゃ」
「まあ、まだまだひよっこじゃがな」
すると、斉藤はうなずいたようにこちらを向き
「みんな、この先なにがあるかわからない、だから、この勇者適正はみんなで受けよう」
その一言で、クラスのやつら(俺以外)歓声を上げた。
みんな、順番に勇者適正を受け残り俺一人だけになった。
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