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誕生!青春文芸部探偵団【前編】(改訂版)  作者: s_stein & sutasan


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37.書き置き

 その時、一陣の風が吹いた。


 風は木々をザワザワと揺らし、紙に目を落としたまま立ち尽くす三人に吹き付ける。


 彼らはまた体が固まったままだ。土に杭でも打ち付けたように動かない。


 声も出ない。まるで呼吸まで止まってしまったかのようだ。



 いったい、何が起きたのか?



 それは、紙にこう書かれていたのだ。




「祝! 青春文芸部探偵団 結成」




 ようやく、篠崎が声を上げた。


「マジかよ」


 曙橋がそれに続く。


「マジみたい」


 菊川が二人の顔を交互に見る。


「……ってことは?」

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