↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誕生!青春文芸部探偵団【前編】(改訂版)  作者: s_stein & sutasan


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/38

29.新たな暗号

 九段下が不思議そうな顔をしているので、篠崎が種明かしをした。


「九段下さん。この数字ですが、メッセージが隠されているのです」


「ご先祖様のメッセージが?」


「はい。おそらく」


「それは何と?」


「3(さ)1(い)5(ご)2(に)9(く)6(ろう)4(し)7(な)8(は)0(れ)です。きっと、今みたいに、この丸いものを回しても何も起こらないので苦労することを見越したのだと思います」


「なるほど」


「でも、苦労したのは右側からチャレンジしたからです。縦書きの当時は、右から左へ向かうのが常識だったはずで、その裏をかいているのではないかと思います。つまり、横書きのように左からやれば、うまくいくのではないかと」


 そう解説した篠崎は「さてと」と言って両腕をまくる仕草をし、左端から半円球を回し始めた。


 そして、彼が最後の0、つまり10、干支では酉を上に合わせた途端、その右隣の半円球がカタンと音を立てた。


「なんか、音したぞ」


 彼がその音がした半円球を触ると、ポロッと外れて畳の上に転がった。


「あっ、ごめんなさい!」


 壊してしまったと思って急いで拾い上げたとき、半円球の裏側に文字が書かれているのが見えた。


「うわっ! 米粒より小さい文字がいっぱい書いてある!」


 それは、次のようなひらがなの羅列だった。


-----------------------


 なてまきむたれ

 なふそりよきほ

 ほとねつにれた

 ゆきがきうのし

 んいとうろにの

 でなりのやねほ

 はちほまてよん


-----------------------


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。