第306話 採掘現場カッチンコウへの準備
新章。始めました。
おはようございます。今日も元気なカスミールです。
グランドツール共和国の獣人領のラオネの町からエルフ領の屋敷に戻って来ていますの。
次の目的地は「採掘現場カッチンコウ」というダンジョン街だからですの。
ここのダンジョン街ではランクC~ランクSという他のダンジョン街にはないランクSがあるのです。
一般的なダンジョン街はランクD(初心者ダンジョン)~ランクAまでのダンジョンが理由は分からないですが集って出来た町なのです。
ダンジョンで得た魔石やドロップアイテムや宝箱から得たアイテムなどの取引が盛んなのです。
ダンジョン探索の用意する物の確認や用意して貰う物が必要なら賢者の一族の方に用意して貰うためにエルフ領の屋敷に戻って来ていますの。
仮に、大量の食糧が必要だとしても私一人がたくさんの食糧の手配なんて出来ませんからね。
何処の町でも小さな女の子が大量の保存食ではない食事を用意してなんて引き受けて貰えないですからね。
引き受けて貰えたとしても五日分ぐらい(十五食)では足りないので、賢者の一族という信頼に頼るしかないのです。
採掘現場カッチンコウまではグランドツール共和国から高速馬車で四十日またはグランホーク王国から高速馬車で四十日行った所にある公都セブンスパークへ行きますの。
公都セブンスパークから採掘現場カッチンコウへと向かう定期便に乗り換えて十五日でやっと採掘現場カッチンコウに到着するのです。
公都セブンスパークというのは七星公国という国の首都なのです。
グランドツール共和国とグランホーク王国と接している七星公国という国にはどちらからも高速馬車で四十日という期間が必要なのです。
四十日と十五日分の合計五十五日分の食糧をダンジョン探索に必要な食糧とは別に用意する必要がありますからね。
六十日分の食糧を用意して貰えればダンジョンとダンジョンまでの馬車旅での食事に困らない量になると思いますの。
もし、足りなくても転移でエルフ領の屋敷まで簡単に戻って来れますからね。
食糧の量を心配する必要はありませんが、他の人に怪しまれないかだけが心配なのです。
採掘現場カッチンコウへ行くとダンジョン内で必要な道具を購入しなければなりませんの。
採掘に必要な道具を持ち合わせていませんし、安全のためのゴーグルや手袋などが必要だそうですの。
聖剣を使わない場面も想定して、ハンマーを用意しておくと良いという話を聞きましたの。
出現するモンスターはゴーレム系ばかりなので、下手にミスリルの剣などでは戦えない場合もあるそうですの。
ハンマーでゴーレムを転倒させてから、ゴーレムのコアを破壊する方法が対ゴーレムの戦法なのだとか。
そのためにはハンマーを用意しておいた方が良いというのを聞いたのです。
採掘現場カッチンコウのダンジョンはどのランクでも同じ形のダンジョンで鉱石を採掘するために特化した構造になっているそうですの。
もちろん、階段のある部屋は安全地帯ですし、十階層、二十階層にはエリアボスや階層ボスも健在なのです。
聞いた話では、エルフル遺跡群のランクSに似たようなマス部屋に近いという話ですの。
ダンジョンの階層が深くなるに連れて、階層は段々と広がっていくダンジョンなのだそうですの。
ダンジョンの壁に採掘ポイントがあるそうですの。採掘ポイントでしか鉱石は採掘出来なくて、ただのダンジョンの壁からは何も採掘出来ないのです。
ダンジョンの壁は壊れることはないので、下手すると採掘道具の方が壊れてしまうので必ず採掘ポイントで採掘するようにという話ですの。
入口となる上の階層(地上からの階段)のある部屋は八メートルx八メートルの部屋ですの。
マス部屋の時と同じ表現をすると入口(階層の中心)は一マスx一マスの部屋で、一マスのダンジョンの壁が部屋全体を覆っていますの。
ダンジョンの壁の先は一マスの通路でダンジョンの壁を覆っていますの。
ダンジョンの壁→二マスの通路→一マスのダンジョンの壁→一マスx一マスの部屋(階層の中心)→一マスのダンジョンの壁→二マスの通路→一マスのダンジョンの壁→ニマスの通路→ダンジョンの壁って感じで交互に通路とダンジョンの壁で広がって行っているそうですの。
一階層(上層)を上から見ると二十五マスx二十五マスが階層全体の広さになりますの。
二十一階層(中層)では三十マスx三十マスという階層の広さですの。
上層よりダンジョンの壁→二マスの通路→一マスのダンジョンの壁→二マスの通路分広がるので三十マスx三十マスの広さの階層になるのです。
「上層→二十五マスx二十五マスの広さ」「中層→三十マスx三十マスの広さ」「下層→三十五マスx三十五マスの広さ」「深層→四十マスx四十マスの広さ」「最下層→四十五マスx四十五マスの広さ」「最深層→五十マスx五十マスの広さ」と言った感じで一つ前の階層を外周二周分づつ広くなって行っていますの。
最深層は未到達なのでこうなるだろうと推測の範囲ですが、徐々に広がっていくと考えると五十マスx五十マスになるのではないかと予想されていますの。
実際の最深層がこれまでの階層の法則と異なっている可能性もあるそうですの。
エルフル遺跡群のランクSは一マス=二メートルでしたが、採掘現場カッチンコウのランクSの方が一マス=八メートルだそうですの。
ダンジョンの壁の幅や通路の広さがエルフル遺跡群のランクSよりも採掘現場カッチンコウの方が広いのです。
エルフル遺跡群のランクSのニマスと採掘現場カッチンコウのランクSの一マスが同じ大きさではないので、一マス、ニマスという単位で計算していると間違ったサイズ感で言いそうな気がしますの。
こういう規格ってダンジョンごとに異なるんじゃなくて、規格を揃えて貰えると助かりますね。
道幅が十六メートルもあれば大きなゴーレムが動くのにも問題ない広さと思いましたの。
もし、通路幅ギリギリの大きさのゴーレムを発見しても横をすり抜けてダンジョンを進むのは難しいかもしれませんの。
ゴーレムが通せんぼしていそうですからね。
これらの情報は採掘現場カッチンコウの冒険者ギルドで教えて貰える内容ですが、一足先に賢者の一族の方から教えて貰ったランクSの情報ですの。
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




