第305話 グランドツール共和国 獣人領で得たもの
これにて第十二章は終わります。
閑話一話を挟んで第十三章です。
10万PV達成の感謝を込めて、GW連日投稿を一日延長しています。
おはようございます。今日も元気なカスミールです。
今日の予定は一日お休みにして、部屋の中でのんびり過ごす予定ですの。
グランドツール共和国の獣人領でライアン=G=ラオネさんに会うようにファブルスさんに言われて新しいスキルとクラスの入手に成功しましたの。
会うように言われていたライアン=G=ラオネさんは獣王様であったことには驚きましたの。
獣王を退任してラオネの町に戻ったライアンさん(元獣王)は冒険者ギルドでギルドマスターをしていましたの。
獣王→ギルドマスターになるなんて私には予想も出来ませんでしたの。
獣王を退任したから何か特別な役割に就くんだと思っていたからですの。
新しい獣王様の相談役になって中央都市ジアルジュに残るものだと思っていましたからね。
それかラオネの町の町長や町長の相談役みたいな形で落ち着くんだと思っていましたの。
それが予想を裏切ってラオネの町の冒険者ギルドのギルドマスターという役職なのです。
冒険者ギルドのギルドマスターとなるような人物なので、頭脳派か武闘派かと聞かれると武闘派の獣王様であったと解釈出来ますの。
クマの獣人さんですから見た目からでも武闘派って直ぐに分かりますしね。
ラオネの町の狩猟団の方の間で使われていたスキル【物体操作】とそのスキルを発展させたスキル【天翔】を得ることが出来ましたの。
基本は魔力干渉や魔力操作の関係で得ることが出来たスキルですが、その名の通りのことが実行できますの。
物体操作のスキルは、事前にスキル使用者の魔力を込めていれば、あれ程度距離が離れてしまっていても魔力を込めた物を動かすことが出来るスキルですの。
獣人さんだから、魔力の能力値が低いので消費する魔力を減らすために魔力を込めた板を空中に投げていましたの。
板を投げなくても空中に板を停止させることは出来ますが、消費する魔力の負担が多いというだけなのです。
省魔力という考えから板を空中に投げるという方法を見出したのは凄いと思いましたの。
空中に停止した板を再度動かすことも出来る訳ですが、魔力の消耗を気にしなければ地表から板を投げた先の限界以上の高さまで板を使って移動することも可能でしたの。
例えば、一回目で二十メートルの高さまで移動した後に、物体操作で板を回収して、二回目の板を空中に投げますの。
二十メートルの高さ(位置)から更に二十メートルの高さまで移動するを繰り返しますの。
それにより最初の段階では行けなかったもっと高い位置までスキルを使って登ることが出来るようになるのです。
狩猟団の皆さんは板を足場に使って木の枝の上に移動していましたが、他の用途に使えるスキルであることも可能なのです。
スキル使用者の魔力が込められて物であればスキル使用範囲内の物を動かせる訳ですからね。
物体操作の新たな用途が必ず見つかるはずですの。
【天翔】のスキルは物体操作で使っていた板という足場を使用しなくても空中移動出来るになるスキルですの。
足元に風属性の魔力を作り、その魔力を足場にして空中を駆けるように自由に移動出来ますの。
空を飛ぶ訳ではないので、空高く昇ってしまって魔力切れなんてことになればたいへんなことになりますからね。
残りの魔力と高さを考えながら使わないと空中から真っ逆さまに落ちてしまいますの。
高速で移動する足元に直ぐにスキルを使えるので、地表でフェイントをかけながら移動し攻撃すると言った感じの行動を空中で行えるようになったのは良いことですの。
これまでは空を飛んでいるモンスターを矢などの物理攻撃と魔法攻撃しか出来なかった空中戦に新たな攻撃方法を加えることが出来た訳ですからね。
魔力に余力があれば階段を降りるように魔力で足場を作って降りて来るだけですから何も問題ありませんの。
仮に、空中から飛び降りても衝撃をに耐えられる範囲であれば急降下も出来ますからね。
二メートルぐらいの高さから飛び降りても平気なようにある程度の高さがあっても飛び降りても平気な高さなら身体への負担が少ないですからね。
さすがに、四十メートルの高さから一気に飛び降りたら怪我をするでしょうが、怪我しないような高さ間で天翔のスキルを使って降りて来ることは可能なのです。
元の世界の人間だったら四十メートルの高さから飛び降りれば怪我処のお話で済まないですが、能力値が高い人なら四十メートルぐらいの高さから飛び降りても怪我するかどうかなのです。
私の能力値は高いので、四十メートルの高さぐらいなら飛び降りても怪我一つしませんの。
私だから平気ですが、能力値の低い一般人が同じをことを行えば元の世界の人間のようになりますよ?
力:1~10
知恵:1~10
守り:1~10
早さ:1~10
運: 10
魔力: 0
生命:5~20
元の世界の人間をこの世界基準の能力値で考えるとこんな感じの能力値になりますの。
レベルアップもありませんし、魔力という能力値もありませんの。
どちらかというと神の恩恵(ステータス)を貰ったばかりの十歳の子供と同じ能力なのです。
能力値の高い数値はアスリートなどの方で、一般人や小さな子供になれば能力値は低い値になりますの。
レベルアップしていない一般人の能力値も元の世界の人間と同じですからね。
如何にレベルアップすると能力値が強化されて強くなれたことが実感出来るのです。
これでグランドツール共和国の獣人領で得るスキルやクラスは達成出来たと思いますの。
次の目的地は本来ならばシリアトル島国ですが、予定を変更して採掘現場カッチンコウのランクSへ行こうと思いますの。
獣人領では魔石不足に悩んでいるという事情なので、魔石不足を解消出来るように多めに魔石を集めて来ようと思ったからですの。
転移ポイントのあるタイガの大森林のランクSでも構わないのですが、ダンジョンへ行くなら未知のランクSへ行った方が一石二鳥になると考えたからですの。
カッチンコウであれば新しいスキルやクラスを習得出来るダンジョン街ですし、その上で魔石がどれぐらい集められるか分からないですが、一度最深層まで行ってみるのもアリかなと思ったからですの。
物体操作のスキルの足場となる板の代わりに光魔法を反射する板を作れば、ラオネの町で得たスキルも利用可能になりますからね。
【物体操作】と【天翔】のスキルを組み合わせた光魔法を使った攻撃方法なら空中にいるモンスターも楽に倒せるようになるという計算の元ですが・・・
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
こちらの作品も宜しくお願いしますmm




