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赤の勇者 ~ちっちゃい聖女は伝説の勇者様?~  作者: エグP
第九章 勇者と聖女

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閑話 緑の勇者と魅惑のブラ

気分転換に書いた内容です(笑)

本文とは関係ないので読み飛ばして貰っても構いません。

 緑の勇者様の生存が確認され、グランホーク王国で保護されているという情報は冒険者であれば誰でも知っているという情報となった。


 緑の勇者様に同行していた聖女アンズ様が本当の聖女であることは確認されアズアン聖神国では議論が続いたのです。


 今後も聖女アンズ様として名を使って行くのか。

 それとも聖女本人の希望に沿った名前にするのか。

 聖女〇〇と聖神国側が考えた名前にするのか。

 聖女の本名を名乗らせるのか。


 どれが一番効果的なのか議論されているそうだ。


 第一案は、今後も引き続き「聖女アンズ様」の名前を継承していくという案だったのだが、初代の聖女アンズ様と当代の聖女アンズ様と今後代替わりした聖女アンズ様と混同する恐れがあり、聖女アンズ様を語り継ぐ聖神国としては難しいことと判断したようだった。


 当代の聖女アンズ様の名前もそろそろ決まりそうです。

議会側は聖女アンズ様の名は継がないという考えに至りました。


 聖女アンズ様の名は今後も引き継ぐことが決まり、聖女のクラスになった者の名はその本名を使うということに決まりました。

 聖女見習いが当代の聖女アンズ様として名を受け継ぎ、聖女となった者は聖女の本名を名乗る。


 異なった聖女の名が残ることで聖女のクラスに目覚めたという記録を残すためだとか。聖女のクラスにクラスチェンジ出来るようになった明確な理由は誰も分かりません。


 勇者と聖女が対で勇者が現れないと聖女の存在しないなんて誰にも分かるはずがないのです。

 これは聖女アンズ様(本人)と聖女かすみーると今回聖女となった当代の聖女アンズ様本人しか知らない事実なのです。


 当代の聖女アンズ様の本名はキャロルという名前だそうで、今後は聖女キャロル様という名で呼ばれるようになります。

 聖女だけしか知らない情報は例え聖女であっても公表は出来ません。

 

 聖女アンズ様も勇者と聖女が対であることを誰にも伝えることが出来なかったということなのです。


 聖女へとクラスチェンジした聖女キャロル様は、緑の勇者様と同行するに値しないレベルなのでレベル上げは魔王の一族の方が担当し、同時に緑の勇者様もレベル上げすることは青の勇者様を慕う会から協力を得られることも通達されているのです。


 緑の勇者様と聖女キャロル様がどれぐらいの期間離れるのかまでは決まっていませんが、お互いにレベル100が基準となりそうですね。

 ただ、緑の勇者様は能力値が急激にアップするので強さがはっきりして来ますが、聖女キャロル様の方はレベル100になった所で強さの面で言えば追い付いてないのでもう少しレベルアップされるかもしれません。


 レベル100だと世界の脅威と戦うには厳しいと考えられています。

能力値は1、000ですからね。Sランクになり立ての冒険者と同じ能力値ではさすがに厳しいと誰もが感じるでしょうね。


 アズアン聖神国は聖女のおっぱいの大きさを権力の象徴としているので、緑の勇者様のおっぱいも大きくして貰いたい=アズアン聖神国の公的な協力者となって貰いたいという野望があります。

 すなわち、魅惑のブラを使って無理矢理にでも緑の勇者様のおっぱいを大きくしようという考え=緑の勇者様もアズアン聖神国に取り込もうという考えも存在するのです。


 当代の勇者様と当代の聖女様がアズアン聖神国にとても協力的だと他国に示すことが出来れば、国の情勢も変化しますからね。

 青の勇者様がグランドワール王国を建国され、聖女アンズ様がアズアン聖神国を建国されましたが、国の内部の仕組みが変化していないのは聖神国だけですからね。


 約1000年や2000年も経過すれば人の考えや国の仕組みなどは多少なりとも変化するものです。

 アズアン聖神国だけは、どうしてか分からないですが「大きなおっぱい至上主義」なのですから。


 魅惑のブラは装着すればブラのサイズにあったおっぱいに成長しますが、ブラを必要としなくなるまでに十年も必要なのです。

 二十歳の女性が魅惑のブラを装着して三十歳にならなければ魅惑のブラを必要としなくなる年齢になるのです。


 大きいサイズの魅惑ブラは貴重な物で、十年経過し役目を終えたばかりの魅惑のブラが丁度あるんだそうで、魅惑のブラを使われるのであれば今しかないということなのです。

 

 将来の聖女候補として集められた女性の中から聖女見習いとなった者に魅惑のブラが支給されます。

 魅惑のブラの個数には限りがあるのでブラの個数=聖女見習いとなれる女性の人数となるのです。


 だいたい、二十歳ぐらから魅惑のブラを装着し始めて、三十歳ぐらいで次の聖女見習いへと魅惑のブラは引き継がれていきます。

 聖女候補もそう何人も集められる訳ではないのでブラの個数が不足するという事態には陥っていません。


 数年に一人聖女候補となる女性が見つかるぐらいなので、その頃には聖女見習いで十年の月日を経過した女性が一人や二人ぐらい・・・

 魅惑のブラを支給した日から丁度十年経過しました。魅惑のブラを返却して下さいという訳ではありません。


 魅惑のブラを外しても問題ないと判断された聖女見習いの魅惑のブラが次代へと引き継がれていくのです。

 

 緑の勇者様のおっぱいを大きくする計画をアズアン聖神国の上層部は考えているそうです。

 まぁ、見た目で普通のブラか魅惑のブラかなんて判断の仕様がありませんから、普段使っているブラと入れ替えれば分からないだろうという意見が上層部ではあがっているようです。


 女性なら普通に気付きますけどね。

普段、使っているブラとカップのサイズが明らかに異なったブラを用意される訳ですから気付かない方が変なのです。

 

 どちらかと言えば聖女キャロル様が「貴重な魅惑のブラが手に入りました。緑の勇者様にも使って頂きたいと思い、ご用意いたしました。」と自然にプレゼントという形にして手渡した方が使って貰えそうですし・・・。

 

 また、上層部の間では、緑の勇者様に同行していた当代の聖女アンズ様(現 聖女キャロル様)がどうして急に聖女のクラスにクラスチェンジ出来るようになったのか疑問に思っています。

 原因や理由の調査も進めますが理由の追及は出来ませんでした。


 それは、勇者という存在が青の勇者以来の出来事であり、勇者と聖女が対になった存在であることを知らないからなのです。

 これまで勇者がいなかったから聖女がいなかったという結論と結びつける理由がないのだから。


 初代の聖女アンズ様は 青の勇者様の創世と建国の時代の聖女様です。

当時の記録は一切ありません。アズアン聖神国は聖女アンズ様によって建国された国家だからです。


 聖女アンズ様が、聖女のクラスになる前。

つまり、現在の聖女見習いや司祭のクラスの女性であったかどうかの記録もないのです。


 創世と建国の時代に活躍してアズアン聖神国を建国した聖女様という以外の情報は失われてしまっているのだから・・・

評価やブックマークをしていただけると励みになります。


ーリメイク情報ー

終焉の起源をリメイクしています。

こちらの作品も宜しくお願いしますmm

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