閑話 神と神
第八章のあとがき的な内容ですが、凄く短いです。
ネタばれは伏字にしています(;^_^A
ーとある場所にての会話ー
管理者:
フフフ、フフフ。
カスミールちゃんと新太郎くんも面白そうに遊んでいるようだね。
またには違う世界に身を置いて気分転換も大切だと思うよ。
それで君はどうしてここにいるんだい?
管理者:
別にここに来ては駄目だという決まり事はなかったはずさ。
それで君は何を企んでいるんだい?
管理者:
そんなのはどうでも良いだろう。
君は君で勝手に行動する訳だし、勝手に動いて文句を言われる筋合いはないはずさ。
「川岸太一」「森蘭」「山木新太郎」という名前聞いたことがあるだろう?
君が勝手に勇者として選別した結果の人物さ。
特に山木新太郎くんは君が殺したのと同じだしね。
管理者:
あの世界で死んだ人物をここに連れて来たに過ぎないんだ。
それに文句言われる理由はないはずさ。
管理者:
死んだ人物を連れて来たって?
そうじゃないだろう?
この世界の「カスミール」という次代の聖女を殺そうとした理由は?
山木新太郎くんとカスミールちゃんに関しては死んだ人物ではなかったはずさ。
君が手引きして殺したのも同義ではないか。
管理者:
直接、殺した訳ではないから何も問題ないはずさ。
それなのに文句を言うのはそれこそ越権行為そのものじゃないか。
それに勝手に勇者と聖女の魂を一つにしたのはどういう理由からかい?
無理矢理一つの魂にしたから不具合が起っているではないか?
どう責任を取るつもりだい?
管理者:
責任って? そんなの取る理由はないさ。
管理者である者が責任と取る必要さえもない。
それに一体、誰が責任を追及するんだい?
管理者:
・・・
管理者:
だんまりかい?
まぁ、良いさ。
それとモニターで赤の勇者の力とやらを見せて貰ったけど、あれは大丈夫なのかい?
管理者:
大丈夫って何がさ。
管理者:
もし、赤の勇者が世界の脅威を倒してしまったらの話さ。
世界の脅威を倒したら、次は君が標的になるんじゃないのか。
あの時のようにさ。
管理者:
ハハハハ。そんなまさか・・・
あり得るはずがない。
管理者:
これはもしもの話だから気にしてくても良い話だけど聞くかい?
管理者:
君がそういう時って聞いておいた方が良いって話だったことが殆どだから、一応聞くだけでも聞いておくよ。
後々、どうしてあの時に聞かなかっただと後悔したくはないからね。
管理者:
そうかい。
珍しく君にしては素直だねぇ。
管理者:
君の話を聞かないで後悔したことが何度あると思っている?
それが、あり得ないはずの話と重なっていると聞けば聞かずにはいられないのさ。
管理者:
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管理者:
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管理者:
それが本当だというのかい?
管理者:
たぶんね。
そうなると予想しているに過ぎないが、おそらく現実になるだろうね。
管理者:
それでは困る。
管理者:
でも、管理者は世界に干渉出来ないってルールがあるからね。
それはどうしようもない出来事になってしまうのさ。
管理者:
それは君が仕込んだのか?
管理者:
そんなことが出来ると思っているのかい?
出来ないことはたくさんあるが、出来ないことを仕込めるはずがないのは君を知っているだろう?
管理者:
だからと言って・・・
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ーリメイク情報ー
終焉の起源をリメイクしています。
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