2日目
…………次の日
女(その日、私は男を顔を合わせることはなかった)
放課後。
女「どこ行こっかー?」
K「そーだなーあっ、この間さ、新しくケーキ屋できたの知ってる?」
女「知らなーい!そうなの!?」
K「おう!食いに行こうぜ!」
女「うん、いくいく!」
………………
それから。
K「いやー美味かったなーケーキ!」
女「うん♡」
K「てか女3つも食うんだなwビビったわw」
女「普通でしょーw」
K「いや、俺はひとつをゆっくり味わうタイプ」
~公園到着~
ブランコに乗る二人
K「…なつかしいな、この公園」
K「………3人でよく遊んだよなー」
女「……3人、か」
K「……男がいっつも俺達に負けるからちょっと手加減したりしてな………って、あ……わりぃ」
女「ふふっ、いいよ。……楽しかったね、あの頃は」
K「……だな」
女「うん……」
K「……俺さ…」
K「今だからいうけどさ」
女「なにー?」
K「………小学校の頃、おまえのことすきだった」
女「ちょ、過去形w」
K「……ははっ、だって」
K「お前、最初から最後まで男のこと好きだったじゃん」
女「うるさいなーw今はKですよ!」
K「……いや、」
K「…今も、だよな」
女「うるさい…」
K「…今もまだ、男のこと好きだろ?」
女「もう、違うよ」
女「今は、本当にKだよ」
K「嘘だ」
K「じゃあ俺の目見ろよ」
女「……っ、」
K「…昨日は、勢いとか、昔のこととかもあったから、あんなこと言っちまったけど」
K「…俺は!」
K「男の隣で、笑ってるお前が好きなんだ!」
女「……」(ニコッ
女「ありがとうね」
K「………おう」
K「…でも」
K「それも昨日までの話」
女「え?」
K「もう俺は、完全に諦める。」
女「なに、言ってるの……」
K「もう、お前への気持ちに、ケリをつける!」
K「だから!」
K「振ってくれないか、ちゃんと」
女「嫌、やめて」
K「……俺は、男の代わりにはなれない」
……そしてその頃
A「ね!こっちきて!男君!」
男「どうしたー?」
A「みてみてこのぬいぐるみ!」
A「かわいいなぁって」
男「ほしいの?」
A「え…うん、」
A「…でも高いよね…こういうおっきいぬいぐるみ」
男「……買ってあげる」
A「え、いいよ、こっちの小さいので」
男「遠慮すんな。ほしいんだろ?」
A「で、でも、お誕生日とかでもないのに…」
男「……」考え込む
男「……付き合った記念」
A「……え///」
男「ほら、これか?」
A「あっ、じゃあ、私も何か買ってあげる!」
A「それでおあいこでしょ??」
男「いいよ。女の子に、そんな…」
A「…男君って優しいんだね」
男「そんなことねーよ」
A「じゃあー…あっ、この小さいストラップ!これ2人で買お?」
男「お、おう」
店員さん「ありがとうございましたー」
A「えへへ、おそろい☆」
男「……」黙りこむ
A「一緒につけよーね☆………どうしたの??」
男「……なんでもないよ」
A「……そう??」
男(そういえば昔、女と……)
男(いや、忘れよう)
……また戻って、
K「……俺は、男の代わりにはなれない」
女「いや…、やめて……」
K「………逃げんな!!!!!!!」
K「また自分の気持ちから逃げんのかよ」
女「……逃げてなんか、ない」
K「じゃあ、なんで好きな奴を追いかけねーの」
女「だって、男がAを選んだから」
K「男の気持ちなんて聞いてねーよ」
K「俺はお前の話をしてんだ」
女「私は……」
女「…………悔しい」
K「なら、やることあんだろ」
女「無理、だよ…」
K「……らしくねーな」
K「いつものお前なら、すぐ飛び出してくだろ」
女「ーー!」
K「悔しいなら、取り返せ」
女「……ありがと、K」走り出す
その頃。
大型ショッピングモール。
A「おーとーこー君っ!」
A「どーしたの?疲れた?」
男「いや、大丈夫だよ」
A「そぉ?」
A「次はどこ行こっかー?」
男「Aの好きなところでいいよ」
A「じゃあ、いろんなお店見てまわろ!」(グイッ
男「うん」
男(……女のことは、忘れないと)
タタタッ
?「ーーー男っ!!」
男「?」振り返る
A「あっ、貴方は……!」
男「おん、な…?」
女「はぁ、はぁ……」
A「どうしてここに?」
女「モブ女子からメールきた」
女「嬉しいのは分かるけど、TLにのせたらすぐバレるよ」
A「チッ……」
スタスタ
女「ーーー男」
男「……」
女「ーーー私はまだ、あんたが好きだ」
男「……!」
女「帰ってこい、男。私が見定めた恋人は、この程度で揺らぐような奴じゃなかったはずだぞ」
男「女……」
女「もう一度言う。ーーー帰ってこい」
男「……」
男「……A」
A「な、なぁに?」
男「……ごめんな」
A「…………えっ?」
男「俺は、やっぱり女が好きだ。本当ならたった一度のキスで揺らぐはずなんてなかったんだ」
A「やだ…、嘘でしょ?」
男「……女」
女「……」
男「俺は、お前が好きだ。許してくれとは言わない。けどーーー」
男「もう一度、付き合ってほしい」
女「……」(ニコッ
A「……ふざけんじゃないわよ…」
A「男君は、私の気持ちを弄んだの!?」
男「違うよ。だって君は……」
男「Kのことが好きなんだろ?」
A「そ、そんなわけ…」
男「ごめんな」
A「ーーーっ、」
A「……羨ましかったのよ」
A「いつも3人一緒だった貴方たちが」
A「そして、いつもKと一緒に居られた貴方が!」
A「でも、私はその中に入れない。それが、悔しかった!」
A「私には、幼馴染みなんていなかったから……」
女「……それならそうと言えばよかったんだ」
A「……え?」
女「一緒に居たいなら、そう言えば良い」
女「誰も、Aを拒絶したりしない」
A「でもっ……」
男「今からでも、遅くないんじゃないか?」
A「……っ、」
A「私も、貴方たちと一緒に居たいっ…!」(ポロポロ
女「うん」(ニコッ
男「あぁ」
タタタタッ
K「ーー女ぁぁぁ!速いんだよてめー!」
女「お疲れー」
男「よし、帰るか」
A「……うん」
K「えっ、俺の苦労は!?」
女「残念だったな。それと、私はお前と別れるぞ」
K「そ、そんなサラッと……」ガーン
女「よっし、帰ろー!」
男「A、あんな奴おいて行こーぜ?」
A「うん、おいてく!」
スタスター
K「……解決、したのか」(ボソッ
女「うん。ありがと、Kのおかげ」
K「俺はなにもしてねーよ」
K「強いて言うなら、運命のいたずら、かな……?」(ドヤァ
ーーー……
K「…………あれ?」
女「ーーーおーい!待ってー!」
K「……頑張れ、俺…」




