4.双丘<双球
オータム・リーブ村からのご都合アイテムの提供でますます起伏のない平常をお届けいたします。
『では、この臨時パーティでクエストへ行くかの』
『『はい(こくこく)』』
すっくと立ったはいいが、アルが鼻を押さえている。どうやら鼻血を出しているようだ。
『お兄ちゃん、鼻血出てるよ。どこかわるいの?』(ぅおらぁー。このシスコンが、ナニ妹に興奮してんだよッ!)
瞳をうるうるさせてアルを見上げる仕草は、小悪魔どころか爵位級悪魔ぢゃないかと勝手に動く自分のアバターを見てしまった。おぞましや。
二体のアバターは無魂ホムンクルスとゴーレム技術に今の我輩とゆうのDNAをもとに調整された無魂で自我のないクローン体だ。しかし接続していない間など不便なため自立行動には、予めパターンを設定した有機AIの技術が使われているらしい。擬似的な自我ってどういうこと?
セバスが詳しく説明してくれてたけど右から左へ素通りして全く理解でけん。なんのこっちゃよーわからんわ。
しかしセバスとゆうにはいづれ鉄槌だな。
あろうことかゆうが我輩のアバターの性格と体型設定に私欲を干渉させていた。
当初の説明では、森、湖、草原などが近い山間の寒村で育った双子という設定だった。
我輩は、双子のことばに確認もしないで勝手かもしれないが自分は`男`だと思わされていたのだ。
我輩に悟らねぬやう、ゆうとセバスの念話
が行われていたとは。
裏取引の設定は、大きく二つ。
・女兄妹フェチ→お兄ちゃん大好き妹にしてくれ→Ok!
・巨乳フェチ→されど巨乳恐怖症のまお→巨乳の手前でギリ豊か方向に→Ok!
『お兄ちゃん、大丈夫。いっぱい鼻血出てるよ』(うわ、きったねーなぁー。はやくなんとかしろや)
アルは上から重力にもよる経年変化をしていない二つの連なりのさらに深淵なる谷間の奥を覗き見ていた視線をサッと変えたが、その先にはタンクトップでゴリマッチョなセバスがいた。
セバスの胸筋がピクリと動き、左右別々に動かしてみたりとパフォーマンスが凄いな。
それはそれとして。
ゆうを見れば青い顔で吹けない口笛を吹いてる素振り。ごまかせてねーよっ。
『お兄ちゃんの不潔!』(あーぁ、おっさんの胸に盛ってたのかよ)
やっとアルの腕から離れられたぜ。アルは嫌われたと思って青ざめてやがらぁ。
『あ、師匠…』
ギルドに入ってきた人物が近寄ってくる。
少し前まで、語呂から“恐怖の胸部”にしようかななんて思って書いていました。
ふとリアの胸部は、双丘表現より、若さによる硬さや重力に負けていないトップバストだから双球がふさわしいかなと。
本文で説明しないのは、物理的なケリを避けるためです。姉とか妹に幻想を抱いてはいけません。現実は、………ちょ
セバスの計らいでゆうが巨乳恐怖症のため谷間は、広めで左右接触してません。




