──*──*──*── 武器屋の前
《 冒険者ギルド 》で冒険者が利用している《 宿屋 》のリストを貰って──、《 酒場 》も兼任している料理の美味しい《 宿屋 》にチェックインした。
チェックイン後、《 宿屋 》の[ 食堂 ]で昼食を済ませた。
《 宿屋 》を出たら、ニィニと一緒に冒険者達が利用する《 武器屋 》を目指して歩いた。
目の前には立派な《 武器屋 》が在る。
レンダ
「 わぁ…………立派な《 武器屋 》だね。
常連の冒険者達が利用してる《 武器屋 》── 」
レムダン
「 入ろうか。
多様な武器が揃っているから、レンダにも扱える武器も見付かる筈だ 」
レンダ
「 うん♪
トゲトゲが付いた殺傷力の高い撲殺用の杖が欲しいな! 」
レムダン
「 はははっ(////)
それなら怪物も魔物も倒せるだろうな 」
ニィニと一緒に《 武器屋 》へ入店する。
──*──*──*── 武器屋・店内
店内は武器の種類別に分けれている。
アタシは物珍しい武器をセフィと一緒に見ていた。
剣,斧,槍,鎌,弓,杖──なんて、漫画やゲーム,映画の中でしか見た事が無いから、かなりテンションが上あがっちゃった!!(////)
「 本ほん当とうに異世界に来きてるんだな~~ 」って実感しちゃう!
武器へのお触さわりは自由だし、持っても良いいみたいだから、いっぱい触さわって、いっぱい撫で撫でして、実際に持ってみたりもした。
殆ほとんどの武器は重たくて振り上あげたりは出来なかったけど、持つ時ときはセフィ白狼神フェンリルが手て伝つだってくれた。
どの武器も新しん品ぴんでピカピカしてるからカッコイイんだよね!
一いっ方ぽうのニィニレムダンはと言うと、装備する武器に大たい剣けんを選んだみたい。
騎士団に支給されている剣よりも大きくて長くて、重そうな大たい剣けん──。
それを軽かる々がると持ち上あげて、振って確たしかめてる。
レムダン
「 取り敢あえずは、これで良いいな。
附与をすれば、そこそこ使えるだろう 」
ニィニレムダンは大剣を従業員フタッフに預けると、アタシの方ほうへ歩いて来くる。
「 楽しそうだな 」と言って、アタシの頭を撫でてくれる。
レンダ
「 ニィニレムダン、色いろんな武器が見れて楽しいね! 」
レムダン
「 そうか。
俺も武器を見るのは好きなんだ。
レンダが楽しいみたいで良よかったよ。
目当ての杖は見付かったか? 」
レンダ
「 あっ、そうだった!
良よさそうなのは見付けたんだけど、重さが…… 」
レムダン
「 重さなら軽減の附与をつ付ければ持てるようになる。
どの杖だ? 」
レンダ
「 えっと── 」
アタシは目当ての杖を手に取って、ニィニレムダンに見せる。
アタシが選んだ杖は、鋭するどいトゲトゲが付いている。
殺傷力りょくは有りそうかな。
レンダ
「 どうかなニィニレムダン…… 」
ニィニレムダンはアタシから杖を受け取ると実際に使うみたいに杖を振って試している。
杖の扱い方かた方も様さまになっていてカッコイイ。
ハンサムイケメンは何なにをしても似合うよね!
レムダン
「 悪くはないな。
だが──、レンダには長過ぎる。
長さを調節出来るようにしてもらおう 」
レンダ
「 そんな事が出来るの? 」
レムダン
「 鍛冶師に依頼をするんだ。
買うのは、この杖で良いいか? 」
レンダ
「 うん!
それが良いい 」
レムダン
「 分かった。
支払いを済ませて来くる 」
ニィニレムダンに頭を撫でられる。
頭を撫で撫でされるのって、キュンキュンしちゃうよねぇ~~。
アタシもワンコのセフィを撫で撫でしたいよぉ~~(////)
武器の支払いを済ませたニィニレムダンが戻って来きた。
《 武器屋 》での買い物は終了──。
アタシの杖は改良が終わり次第、《 冒険者ギルド 》に届けられるみたい。
レムダン
「 武器が届く迄、レンダには短剣の扱い方かたを教えよう。
使えないでいるより、使える方ほうが身を守れるからな 」
レンダ
「 何ど処こでするの? 」
レムダン
「 《 冒険者ギルド 》の地下に[ 訓練場 ]が在るんだ。
其そ処こを借りる 」
という訳で《 武器屋 》出でて、《 冒険者ギルド 》へ向かう事になった。
──*──*──*── 冒険者ギルド
[ 受付カウンター ]の前まえに立って、お姉さん受付嬢に冒険者証を提示してから、地下に在る[ 訓練場 ]を使いたい事を伝える。
お姉さん受付嬢はニィニレムダンの美貌に釘くぎ付づけだ。
金きん髪ぱつ碧へき眼がんの姿よりも紫し髪ぱつ紫し眼がんで小麦肌の姿の方ほうが魅力的に映うつって見えるのかも知れない。
[ 訓練場 ]の使用する際には、何なにをするのか書類に明記する必要が有るみたいで、ニィニレムダンは『 妹に短剣の扱い方かたを教える 』って書類に記入したみたい。
お姉さん受付嬢は背の低いアタシを見ると、ニコッと笑い掛けてくれる。
だから、アタシもお姉さん受付嬢に対して、ニコニコッと笑顔を向けた。
このお姉さん受付嬢はニィニレムダンと御お近ちか付づきになりたいのかも知れない。
冒険者にはハンサムイケメンが少ないように思う。
漫画やアニメだと無駄にイケメンなキャラキャラクターが当たり前まえに登場していたけど、実際の冒険者ってのはイケメンとは無縁って感じがする。
妹と仲良くして気に入いってもらえたら、ニィニレムダンと話す機会が他ほかのお姉さん受付嬢達よりも増えて、有利に運ぶかも知れない──っていう希望を夢見ちゃうのかも知れないね。
ニィニレムダンの視界にもお姉さん受付嬢達の姿がち・ゃ・ん・と・入はいってると思うけど、興味が無いのか相手にもしていなくて、スタッフ受付嬢の1人として接しているだけみたい。
[ 訓練場 ]の使用許可証が発行されるとお姉さん受付嬢がニィニレムダンに手渡す。
“ 手渡す ” ──って言っても本ほん当とうに手渡しする訳じゃなくて、カウンターの上うえに置いてニィニレムダンの前まえに出だすだけで、間ま違ちがっても手が触ふれる事はないように考えられている。
アタシが「 何なんで手渡しじゃないの? 」って言うと、ニィニレムダンが「 受付嬢の手を握って離さない迷惑な冒険者が居いるからだな 」って教えてくれた。
「 セクハラ冒険者ってサイテーだよね。BR冒険者ランクを下さげたら良いいよね! 」って言ったら、ニィニレムダンから「 それは難むずかしいな 」って言われた。
セクハラ野郎は厄介だから、立場の弱いお姉さん受付嬢達は迷惑を被こうむりながら仕事をしてるのかも知れない。
[ 訓練場 ]の使用許可証を持ったニィニレムダンはアタシの右手を握ると地下へ続く階段へ向かって歩く。
アタシはニコッって笑って、お姉さん受付嬢へ手を振って “ バイバイ ” してみた。
レムダン
「 レンダ、無闇に愛想を振り撒まかない。
其そ処こ等ら辺へんに居いる男達が勘違いするかも知れないからな 」
レンダ
「 勘違いって──。
アタシ、12歳の未成年だよ?
大おお袈げ裟さじゃないカナ~? 」
レムダン
「 冒険者に “ 未成年 ” は通つうじない。
冒険者は自己責任の職業だからな。
セフィが居いるから犯罪に巻き込まれる事は無いと思うが── 」
レンダ
「 うん…………気を付けるね~~ 」
セフィ白狼神フェンリルや精霊さんの場合は、明らかに犯罪を引き起こす側だから、違う意味で気を付けないとだよね……。
セフィ
〔 悪あく意いを持ってエイミに近ちか付づく輩やからは、他た国こくへポイしますから安心してください 〕
レンダ
「( 他た国こくにポイって? )」
セフィ
〔 転移です♪
《 ダンジョン 》の最下層へ転ポ移イしても良いいですよ 〕
レンダ
「( 物騒な事をサラッと言っちゃうんだね、セフィ…… )」
セフィ
〔 エイミの安全を衛まもる為ですから♪ 〕
レンダ
「( 有あり難がとう、セフィ…… )」
セフィ白狼神フェンリルと精霊さんの被害者が出でないように、なるべくニィニレムダンと離れないように心こころ掛がけようと思う。
他た国こくへ転ポ移イされた人が、どうなっちゃうのか分からないけど──、《 ダンジョン 》の最下層に転ポ移イされたら、確実に怪物モンスターや魔物マタムトの餌エサになっちゃうよね?
一寸ちょっと考えたくないなぁ……。
セフィ白狼神フェンリルと話してる間あいだに階段を下おりきって、地下に着いた。