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スライム・ストライク

「グォォォッ!」


唸る悪魔


「はぁっ!」


ギィンッ!


先ほどよりも重い剣撃


それでも悪魔の体に傷をつけるまでには至らない



「くそっ…どうしたらいい?


どうすればヤツに傷を付けれる?


どうしたら…


どうしたらスライムたちは強くなれる?」


幸明は考えながら敵に向かう



敵に近づけばソードの間合いに入る


間合いに入ればソードが動いてくれる


攻撃されればガードが防いでくれる


そして二匹に合わせて幸明が動く




「ぴっきゅーっ!」


負けるな、と言わんばかりにスラ太郎が叫ぶ



「グォォォォォォォォォォッ!」



悪魔は今まで以上に強い圧を放った


「ヤバい…デカい一撃が来るぞ!」



次の瞬間、強い光と魔力が放たれる



「ガードスライム!」


「ぴーっ………きゅぅぅぅぅっっっ!!!!」



ヴヴヴヴヴヴヴヴンッ‼︎



10数枚の盾が悪魔の手のひらから幸明までを一気に遮断する


ビキキキキキキキッッ…


光に飲み込まれ盾が悲鳴をあげて砕けていく



バキィンッ!!!


最後の一枚が破れ、光が幸明に迫る



「ぴっきゅーーーっ!」


直前で一枚の…そしてガードスライムの渾身かつ全力かつ最大限の力で自分の持ってる盾を幸明がちょうど隠れる大きさにする


ドゴォォォォォォォォンッ!!!!!


魔力が爆発する


「ぴ〜きゅう〜…」


ガードが力なく鳴く


ピキキッ…


盾は大きなヒビを作るものの、一切の衝撃、攻撃を遮断していた



「ガードスライム、ありがとう!


次はこっちの番だぁぁぁぁ!!」


幸明が切り掛かる


「ぴっきゅーーーっ!!!」


ソードスライムの剣がほのかに光る



「グォンッ⁉︎」


悪魔は手をクロスさせて防御の構えを取る


「ピキューーーッ」



ガキィィィィィィィインッ!!!


巨大な金属同士が勢いよく衝突するような音とともに周囲に衝撃波が起きる


「グググッ…!!」


悪魔はソードスライムの一撃を受け止めるが押されはじめている



「ぴっ…きゅーーーっ!!!」



ギィィィンッ!


悪魔のクロスした両手を弾く


バキンッ!!


と同時に剣が折れる


「きゅ〜…⁉︎」


しまった、と言わんばかりに小さく鳴くソードスライム



「まだだ!


2人は休んでくれ」


二匹を頭の上に乗せると同時にスラ太郎をむぎゅっと握る


「ぴっきゅっ!」


バッチコーイ!と鳴くスラ太郎


「行くぞ、本気の…


スラストライクーーーーーーッ!!!」


「ぴっきゅーーーーーっ!!!」


幸明が大きく振りかぶり、隙のできた悪魔の腹に目掛けてスラ太郎を思い切り投げる



ゴゥッ!!


リリースした瞬間、スラ太郎は光と薄い炎の幕を纏いながら悪魔に激突する


バキンッッッ!!



「グボホォッ!?」


何かが割れる音と同時に、悪魔の皮膚のようなモノがガラスのように割れた


「あれが…悪魔に攻撃が通らなかった正体か⁉︎


めっちゃ硬い皮膚…あれが無くなれば攻撃が通る!!」


幸明が勝機を見出した瞬間だった


タァーンッ!


響く銃声


殺意なく響く乾いた銃声


それはまるで何かの合図のようだった



「きゅ…(右に避けろ)」


ドォンッ!


先ほどとは違う重い銃声の直後だった


「グ…ォ……ッ…」


砕けた悪魔の皮膚に大きな丸い穴が空いていた


そしてその穴は白く優しい光を放ちながら徐々に悪魔の体を破壊していく




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