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第四十章《トップ》

次の日の午前三時。

私たちは浄化機関(ヴェール)の本部の屋上にいた。

「なんか、奏多を助けに行った時みたいだね。」

「だな。」

「今回も、生きて帰る!」

「うん。」

「絶対だよ!」

「あぁ。」

「じゃあ、行くよ!」

私たちは本部に突入した。

「光幻鏡《プリズム・ミラー》!」

「心菜、ありがと。」

私たちは順調に進んでいった。

そして、とても大きな扉の前で止まった。

「お兄ちゃん、この扉でいいの?」

「あぁ、ここだ!」

「じゃあ、押すよ。」

「うん。」

私は力いっぱい押した。

しかし扉はビクともしなかった。

「しーちゃん、手伝うよ。」

「俺も手伝う。」

みんなで力を合わせて押した。

でも、扉はビクともしなかった。

「魔法で壊す?」

「そうするか。」

「みんな、行くぞ!」

水牢砲《アクアバースト》

氷槍雨《アイス・ランス・レイン》

炎球攻撃《フレイム・ショット》

風刃《ウィンド・カッター》

――神楽舞

「やっぱり、俺たちすることないな。」

「はい。狐黒さんは?」

「わしか?わしは……サポート系じゃ。」

「そうなんですか。」

みんなが扉に攻撃を当てると扉は粉々になった。

「開いた。」

「うん。結構強引だけど。」

「この先には何が?」

奥には人影が見えた。

「あれは……。」

「お兄ちゃん、知ってるの?」

「あぁ。あれは……各部のトップだ。」

監視部(ウォッチ)のトップ、西園寺莉音(さいおんじりお)

「裏切り者、そして、侵入者には消えていただきましょう。」

情報統制部(アーカイブ)のトップ、宮下翔真(みやしたしょうま)

「だな。とっとと殺そうぜ。」

研究部(ラボラトリー)のトップ、長妻悟(ながつまさとる)

「いいや、もったいない。私の実験動物になって頂かないと。」

中枢管理部(コア)のトップ、小鳥遊麗(たかなしうらら)

「はぁ、だるい。早く帰りたい。」

統括部(ディレクター)のトップ、浦中夏海(うらなかなつみ)

「まあまあ、みなさん落ち着いてください。」

尋問部(インターロゲート) のトップ星影美空(ほしかげみぞら)

「また会いましたね。刹那さん。」

浄化機関(ヴェール)の各部のトップたちとの戦いが始まろうとしていた。

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