表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約者を寝取られた姉が真の聖女だった!? ~祖国の人たちが戻ってきてと言ってももう遅い!~  作者: mimiaizu


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/40

第16話 実家に報告

荷物をまとめて学園を去ったシシラ。その際にシュバリアもついてきていた。シュバリアはシシラのために自身の専用の馬車を使ってくれた。シシラとしては嬉しいのだが、その気持血に対して疑問を口にした。



「シュバリア様はどうしてここまで私に味方してくれるのですか?」


「……君の置かれている状況が気に入らないから、気にかけていたら自然とこうなっただけだ。今回の件であの学園にも愛想が尽きたしな。俺は留学生だからいつでも故郷に戻ってもいいし、ちょうどよかったよ」


「そのついでに私も連れて行ってくださるのですか?」


「ああ、絶対だ。俺の故郷バッファロード王国にいればいい。きっとシシラのためになる」



バッファロード王国とはジュンメウキ王国の隣国。ただし、ショーツカ大森林という森が両国の間に挟まれる形で存在するために少し遠い印象がある。それでもジュンメウキ王国とある程度の親交があり、行き来する者は少なからずいる。留学生のシュバリアもその一人なのだ。



「シュバリア様、お心遣い本当に嬉しい限りです。ただ、その前にもう一つけじめを付けたいことがあります」


「生まれ育った公爵家か?」


「はい。一応世話になったのは事実ですから、退学と婚約破棄を報告しなければなりません」



アリゲイタ公爵家。シシラの生まれた家であり、アビスが生まれてからシシラを蔑ろにした家でもある。正直、シシラは出ていけるなら出ていきたいと常日頃思っていたのだが、貴族の責務や王太子の婚約者というしがらみを気にして実行しようという気に離れずにいた。


そのしがらみは今日、ほとんどなくなった。堂々と出ていけるわけだ。



「俺も一緒に行こう。あの公爵夫妻が何かしないわけなさそうだしな」


「申し訳ありません。私なんかのために」


「気にするな。むしろ、このくらいのことしかできない俺は自分が情けない」


「そんな、シュバリア様は私の心の支えです。今も、次に立ちはだかる困難に立ち向かう勇気を与えてくれているのです」



シシラの言う次の困難。それはシュバリアが予想していたアリゲイタ公爵夫妻のことだ。二人の思った通り、公爵夫妻は一筋縄ではいかない性格だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ