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チュウ ノ ジョウ。  作者: r
1
5/6

まあまあな 努力

知り合いの知り合いという関係から

抜け出すために

少しは努力もした。


文化祭の後

”おつかれさま!かっこよかったよ〜!”

ときっと彼はたくさんの人に

この言葉をもらっているだろうなってLINEを送った。

LINEを送るだけでも緊張して

文章を書いては閉じ、また開いて

なんだか恋する女の子っぽいなあって思った。


”ありがとう!”と予想通りの返答が来て

必死に会話を続けようと試行錯誤したが、

一週間と少し経った頃に

自然に既読無視されていた。


その後、

彼のバイト先の居酒屋に

偶然のふりをして食べに行った。

連絡なしで行ったせいか、

彼とは会えなかった。

でも

そういう運命なんだろうな、と

やっぱり私は正当化をしていた。


彼が好きだけど、

きっと同じゼミで

ちょっといいなって思ってる宮くんに

”付き合おう”って言われたら

考える。


私に告白した人たちに

私を好きだと想う気持ちなんて

そんなもんだよなと思ったけど、

所詮私が楓ちゃんを想うキモチも

そんなもん。

そうやって

ダメだったときの為に

自分の中に逃げ道を作ってる。


人間だから

やっぱり私も寂しい。


本当は初めてだった。

見た目や、こなす全ての振る舞いが

”カッコいい”人を好きになったこと。


私と釣り合わない人。


こんなにも振り向いてくれない人。






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