表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赫き夜の烙印  作者: キロヒカ.オツマ―


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/36

最終章 光と影の果てに

名古屋の朝焼けが静かに街を染め上げる。

戦いが終わり、深い闇はゆっくりと薄れていった。

だが、その影は完全に消えたわけではなかった。


蓮は廃工場の屋上に立ち、燃え尽きた赫き業火の余韻を胸に抱いていた。

彼の瞳は遠くを見据え、過去と未来が交差するその瞬間を噛み締めている。


「終わったのか……」

静かに呟く蓮の背後で、燈がそっと歩み寄った。

「終わりじゃない。これは新しい始まり」


二人の間には言葉はいらなかった。

その絆は、戦火の中で育まれた揺るぎないものだった。


一方、ユウトは街の一角で子供たちと笑い合いながら、未来への希望を紡いでいた。

美咲の犠牲が無駄ではなかったことを、静かに胸に刻んで。


名古屋の街は変わり始めていた。

暗闇の中で見えなかった光が、少しずつ、確かに差し込んでいる。


それは決して完璧なものではない。

影は常に存在し、闘いも終わらない。


だが、人々はそれでも進む。


蓮と燈は手を取り合い、新たな未来へ歩き出した。

赫き業火は彼らの中で静かに燃え続け、決して消えることはない。


光と影、その果てにあるものを信じて。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ