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【実習】看護学生の奮闘記

終焉 ー最期の一秒までー

作者: 菜須よつ葉

生命維持装置の警告音


昼夜を問わず鳴り響く


医師や指導看護師の後を追う


救急カートを引き連れて急ぐ


医師の言葉と指示に耳を傾ける


一分一秒を争う緊急事態


「生きて」と思う気持ちを込めて処置を進める


不安や恐怖を隠して向き合う


震える手を必死に隠す


淡々と進む主治医の処置


主治医の指示に必死についていく


しかし戻らない患者様の危険な状態。


モニターの波形が緩やかになっていく


そして平坦になる波形


蘇生延命処置を望まれておらず家族も認めていらっしゃいます


最期の一秒まで病気と戦われました


看護実習生に身を持って教えて下さった命と向き合う事の大切さ


寄り添う看護をしてあげられたのか


答えてもらえない疑問が心に残る



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― 新着の感想 ―
[良い点] 現場にいる人にしか書けないリアルな表現、心に響きました。 個人的なことですが、今年の夏に父が闘病の末、他界しました。 最後は脳転移が進んで、家族でも手に負えないような場面があったんですが…
2017/12/27 02:07 退会済み
管理
[良い点] よつ葉さんは、本当にひたむきに、真摯過ぎるほど、患者さまに対峙しておられると思います。 私は、姑がくも膜下に倒れたので、この作品の内容が、胸に迫りくるものがあります。 よつ葉さんはよく頑張…
[良い点] よつ葉ちゃんは優しすぎちゃう人かもしれませんね。 だから、どなたが亡くなられても、きっと自問自答し続けてしまいそうですね。 けれど、亡くなられた方の思いを背負うのは、その方のご家族の役目だ…
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