口調が荒いお姫様
記憶がない主人公もどうぞ。
俺は心の存在のナビと話し合っており、ナビにとてつもない目的を言われた、いや要求かな?…………命令だな。
おいおい、いきなりとうとつですね、ナビさん!真面目な答えですか、
(真面目な答えです)
………まあーいいや、なんで魔王なんてやる必要があるんだよ?
(これからの行動のためです。)
これから?もう決まってるのか?
いや、それよりもどうやって魔王なんかになるんだよ。
(すぐわかります。そこの木の裏に隠れてください。)
何で木の裏なんかにかくれないといけないんだよ。
(早く隠れてください)
俺はナビに急かされて、今たっている門の近くからすぐ近くにある(といっても10mぐらいは離れているが)ところの森の木の裏に身を潜めた。
(エンチャント 「シャドウ」を唱えて自分にかけてください。)
だからなんでだよ。
(すぐわかりますなので早くしてください)
はあーまあいいや、どうやって?
(自分に手を向けシャドウと唱えてください。)
はいはい、了解。
空は自分に手を向け小さい声で魔法を唱えた。
「シャドウ」
これで何か変わったのか?
(シャドウは影にいる間は見つかりにくくなるという魔法です。)
??なんでそんなもの自分に唱える必要があるんだ?
(エンチャント リステンとエンチャント クワイエトを自分に唱えてください。)
へいへい、何個かければいいんだよ。
(これが最後です。)
そうだよね、ナビは俺の中にいるんだから、文句もわかっちゃうのか。
あ、これもか。
(そうです)
はー心の声が丸聞こえは辛いな。
そうだ、リステンとクワイエトはどんな魔法なんだ?
(リステンは耳の強化の魔法です)
ナビの説明をぶった切って聞いた。
耳の強化ってエルフみたいに耳がとんがるのかな?
(違います)
ものすごく冷たく言われた気がする。感情がないって言ってたのにな、
(………リステンは耳がよくなる、遠くの音を聞きやすくなる魔法です。それからクワイエトは自分の足音などの自分から発する音をなるべく最小限にする魔法です。)
あれ、俺の考え事に口を出さなくった?マジで!ここで私には感情がないですとかいうと思ったのにな。
(私にも学習能力はあります。それよりもしっかりと聞いてください。)
相変わらず無機質な声だけど………何かナビに怒られたな。
ナビに怒られてから、数分したぐらいに魔王の城から鐘の音が鳴った。
「人間がきたぞ、備えろ!!」
何ですかいきなり鐘を鳴らして大きな声を出して、もしかして防災訓練か何かか?
(違います、ここの国はあまり人間と仲がよくなく、人間の国と対立している国でもあるんです。)
はーそうなんだ。
俺は木の影から見ていたら数十人の鎧を着ているごつい人や魔法の杖を持ったいかにも魔法使いっていう人が歩いてこっちにきた。
せいぜい15人程度か………
(そうですね、城と人間の間にあなたがで立つので準備しておいてください。)
…………マジで、てかなんで?
(これから起こるところを見れば解ります。)
ナビと空が心の中で話している間に人間達が門の10m先ぐらいについた。
でかい鎧と両手剣を持った男が一歩前に出た、そして口を開けて喋り出した。
「この国の王よ話をつけにきた、早く出て来い!!」
その声を聞いたのか魔王の城の窓が開きそこから可愛らしい顔を出し。
「うるせーよ、どんだけ早い時間にきているんだよ、マジ帰れよ」
と顔とはかけ離れている言葉を口にしたから思いっきり窓を閉めた。
……………え、あれが王様?マジで嘘だろ、あれって反抗期がきている王様の娘かな?
(王様です。あとそろそろなので、準備を始めてください)
いかなきゃだめですか?
(行かないとダメです。)
はーマジかよ、あんなピリピリしているところに突っ込むのか………………………
(何をいうかは決まっているので、大丈夫なので走ってください。)
何が大丈夫なのか、はーーやるか
空は思いっきり走り出した。そしてピリピリしているもの達と城の門の間に割り込んだ。
さっき魔王に話していた男がいった
「お前はなにものだ。」
その言葉を空に向けて放った
その言葉を受けて空は思った。
まあそりゃそうなるよな。てかナビさんが考えたセリフがくるのがおそいな。
空は顔は真顔だったが心の中はパニックだった。
ちょ、ナビさーん!早く質問を返してあげたいけど、普通に答えていいの?早く返答プリーズ!!
(大丈夫です、それからこれから私が思ったことを言ってください。)
マジ大丈夫なんだよな、こんなピリピリしている人と喋って。
(頑張ってください。)
あれ、いつもの大丈夫ですは、何でこんな時には言わないんだよ
「自分は空といい、リッチーやってます。」
「リッチーだと?何こんなところにいるんだ?お前の顔なんて一度も見たことがないぞ。」
「俺はここの用心棒をやっているものだ。この国に危害を加えるなら容赦はしないぞ。」
まじ、緊張したー。一語一語間違わず言えるなんてマジ俺素晴らしい、
(…………まだあります、返答頑張ってください。)
…………そっかナビがいたのか、恥ずかし、今の独り言聞かれたか。
(聞いていました)
お前は俺に追い打ちをかけるようにいうなよ!あー恥ずかしい!!
「用心棒だと?お前1人で俺らを止められるだと、笑わせるなよ。」
「いやいや、そんなのやって見ないとわからないだろ。」
その言葉を聞いた男は顔に青い線を出しものすごく怒っているようにしか見えなかった。
??あれ、やばいな、おい、ナビさん俺になに言わせているんだよ。俺も考えることを捨てて、ただ音読してたのも悪いけど!!
(大丈夫です、あなたはリッチーに転生して身体能力も大幅に強化されています。)
そうゆう問題じゃないでしょう!!
(頑張ってください)
まじですか
「おいお前ら聞いたか、この野郎をとっとと討伐して王様も討伐してしまおうぜ!」
その声を聞いて冒険者達が次々と声を出した。
「こっちには17人いるんだぜ!!」
「簡単だな!!」
「こいつを討伐したら、討伐報酬出るのかな?」
「さっさと討伐して帰ろうぜ!」
などなど冒険者達が口々に話していた
なに何か俺を簡単に討伐できる雰囲気なんだけど……
何かものすごく頭にきた。
そーか!わっかた、やってやろうじゃないか、受けてやろうじゃないか。そしてボコボコにしてやろうじゃないか。
「早くかかって来いよ!!」
俺の掛け声と共にバトルが始まった。
まじかよ……………………何こいつら。あり得ない。
(本当です)
おっと、ナビさんも相手の力を見間違えていたか。
バトルが起きたところには一人のリッチーが立っていた。
リッチーの前には気絶している17名の冒険者達が転がっていた。
ナビさんまでもが読み間違えるほど弱っかった。
リッチーの魔法を使わず。素手だけで勝ってしまった。
マジかよ、あり得ねー、あそこまで豪語していて、全く強くないとは
こいつらは自分の力を見つめ直す必要があるらしい。
ていうか、勝てる気満々お人達が今ここに転がっているって地味にじわるな。
俺は目の前に転がっている人達に言いはなった。
「鍛え直して来いw」
今の俺の顔はどんな顔なのだろうか。いや許して欲しいあんな態度をしていてこんな弱いなんて、笑えてくるから。
(あなたの顔をイメージ化しましょうか。)
いやいい、てかそんなことできるのか?
(可能です。)
本当に何でのできるんだな。
空が放った言葉で頭にきた人たちもいたようだったが。
大半の冒険者たちは顔を青ざめていた。
そして、足などを引きずりながら帰っていった。
帰る直前、リーダー格の男が
「今度きた時はぶっ倒してやるからな!!」
どこのさんしたのセリフだよ!
と思ってしまった、もちろん声にも出した。
ふう、終わった。
(まだ終わってありません。城の窓を見てください。)
空が窓に視線を向けるとあの口調が荒いお姫様と目が合い手招きされた。
マジかよ。




