5話 お賽銭のお金はどう貯める?
説明:静動流撃術
アルファの師によって作り出された総合武術。
もとは相手の攻撃をそのまま相手に返す戦い方だったが、その後アルファによって改良され、
「反撃を主とする武術」から「敵の行動に適切な対処を行う武術」へと変貌を遂げる。
マスタースパークを跳ね返すために使った技【流反射】がその例である。
しかし、大部分の技はアルファのアホみたいn…失礼、超人的な身体能力または能力を混合したもののため、通常の人間の使用は至難の業であり、現在ではアルファ以外での使用者は確認されていない。
さて、そんなふうに、試合は俺の勝利で終わったわけだが、
そのあとにも、めんどくさい事が起こっていた。
魔理沙「私のマスパをあの時どうやって跳ね返したんだ?能力か?それともなにかの術なのか?それとも」
アルファ「だー!ちょっと落ち着け!」
そう、マスパを跳ね返した方法を何度も聞こうとしてきたのだ。
アルファ「なんでそんなに構造を知りたいんだよ!?」
魔理沙「魔法に使えるかもしれないからだぜ!」
アルファ「これ一応武術に俺の能力をかけ合わせたものだから何も得られるものないと思うぞ?」
魔理沙「ちっちっち。わかってないな〜アルファは。時には武術も役に立つときはあるんだぜ?」
アルファ「…まあ、そこまで言うならいいよ。武術の詳細が書かれたやつをやるから。」
魔理沙「助かるぜ!でも、それってどこに」
アルファ「これ。」
俺の能力を使い、一冊の本を渡す。
魔理沙「おお。今のも能力を使ったのか?」
アルファ「おう、よくわかってるじゃないか。んじゃ、おれはこれで…」
魔理沙「ん?どこかに行くのか?」
アルファ「おう。お賽銭をするためのお金を貯めるために人里ってところに行ってくる。」
魔理沙「そっか。んじゃこれはもらうけどいいか?」
アルファ「いいぞ。それと…」
俺は一伯おいて、言った。
アルファ「魔法が完成したら、またやろうぜ。」
魔理沙「もちろん。」
こうして、俺は人里に向かった。
霊夢「…わたし今回出番あるかしら?」
魔理沙「いたのか霊夢。てっきり寝てるかと思ったぜ。ってか今回の出番ってなんだ?」
霊夢「こっちの話よ。」
その後、俺は人里についていた。
アルファ「へえー、これが人里か!」
まず見て思ったことは、かなり活気に満ちている、という印象だった。
道は大人子供で賑わい、沢山の人が店を開き、そして、
誰も彼もが、笑顔だった。
アルファ「…」
俺のもともといたところよりも、ずっと、ずっといいな。
アルファ「っと。感傷に浸ってる場合じゃないな。えーっと、なんか働き手募集の場所とかないかな…。」
あった!これだこれだ。えーと、俺でもできるものは…
それから何時間後だっけ?まあいいや。俺は稼いだお金で、とあるお店の団子を食べていた。
何をしたかって?えーっと、店の宣伝に他の店のレジ係やったりなんか守矢神社?ってとこの信仰を広めるやつを手伝ったり、鈴奈庵ってとこで本の整理をしたり…そういや、魔理沙がとんでもない量の本を借りたままにしてたから、知り合いなのであれば返すよう言ってほしいとか頼まれたっけ。
ああ、それと烏天狗?のやつに記事書くから質問答えてほしいとか言われて答えたけど…大丈夫かな?
アルファ「いや〜たくさん働いたあとに食うお菓子は格別だな〜!まあ、そもそものこの団子がうまいんだがな!」
???「あなたもそう思う?気が合いそうね。」
アルファ「おう!あんた、名前はなんていうんだ?」
アリス「私?私はアリス・マーガトロイドよ。気軽にアリスって呼んでもらってもいいわ。」
アルファ「アリスっていうのか。…その感じ、あんたも魔法使いなのか?」
アリス「ええ。あなたもってことは、もう魔法使いにあったことがあるの?」
アルファ「魔理沙って魔法使いだ。知り合いなのか?」
アリス「知り合いも何も、一緒に魔法を研究する仲よ。」
アルファ「へえー。そんじゃあさ、もし魔理沙の家の場所を知ってたら教えてくれないかな?ちょっとやることがあって。」
アリス「いいわよ。魔理沙の家はね…」
それから話は夜の手前になっていた。
アルファ「ほんじゃ、またな!」
アリス「ええ。」
俺は、アリスと別れ、帰路についていた。
階段を登り、神社の賽銭箱にお金を入れる。
その後、おれはただいまといい、霊夢の神社に戻った。
…お賽銭の金額少なくない?と言われたのは、それからすぐのことだ。
その後、夜ご飯を食べ、霊夢が完全に寝静まった頃。
アルファ「…そろそろか。」
俺は、一つの依頼をしに動く。内容は―――
―――商品を盗んだ小盗賊から、それを奪い取ること。
そしてその集団は、殺人沙汰ではないものの普通に退治されてもおかしくない連中だ。
だからこそ、俺は、
アルファ「…行くか。」
闇夜に紛れ、動く。
ふう。俺は一息つく。あれから、物を取り返した俺は、それを商店の前に置き、そして戻った。
お金は、前払いでもらっているから大丈夫だ。
アルファ「さーてと、寝るか。」
そして俺は、神社に戻り、賽銭箱に「本命」を入れ、布団に入った。
翌朝、俺は霊夢のすっとんきょうな驚き声で目を覚ました。
声のした境内に行ってみると、霊夢が興奮冷めやらぬ顔で
霊夢「あ、あ、アルファ!!見てこれ!!」
手には、15万円ほどのお金があった。
霊夢「こっこんななななたっ大金が、賽銭箱に!?」
アルファ「どっひゃあ!?なんじゃこりゃ?誰かがやったのかな?」
ふっふっふ。我ながらいい演技だ!
霊夢「ああ…これで今月は贅沢ができる…」
アルファ「そりゃあ良かったな!」
霊夢「全く、どっかの居候さんもこの人を見習えばいいのに。」
アルファ「こればっかりは、否定できねえや。」
とそんな会話を挟む。
いやー。こんなに喜んでもらえてよかった。次は月1でやっても良さそうだな。
と、霊夢の満面の笑みを見て、俺はそう思うのだった。
―――質問してきていた烏天狗に、とんでもない記事を書かれるとはしらずに。
???「ふっふっふ〜。たっくさん質問してつけたかいがありましたよ!こりゃあ、新聞のネタは当分つきなさそうです!」
作成した新聞を見て、私射命丸文はニッコリと笑うのだった。




