4話 なにで勝負?火力で勝負!
人物紹介<霧雨魔理沙>
種族:人間
職業:魔法使い
能力:魔法を使う程度の能力
住んでいる所:魔法の森(霧雨魔法店)
さて、勝負を始めた途端、彼女は箒を使い、空へ飛び立った。
アルファ「やっぱり、空を飛ぶのって強いな〜」
そして、ある一定の高さで泊まると、
魔理沙「それじゃあ、行くぜ!」
という声とともに、大量の光の玉を放ってきた。
見た感じ、魔法を使っての攻撃みたいだ。魔力が溢れている。
アルファ「最初っから飛ばすねぇ!っと、うぇ!?」
俺は飛んでくる弾を避けた。そして避けた弾は、地面につくと、案の定爆発した。
のだが•••
アルファ 「範囲デカすぎんだろ!」
着弾点には、穴が空いていた。しかも、かなり大きい。
その高威力の弾は、未だにたくさん飛んできていた。
そして、最も驚くこと、それは、こんな高威力の弾をたくさん放っても、まだまだ余裕そうなところだ。
アルファ「魔法使いにしては珍しいパワー型ってことか…」
そして俺は飛んでくる弾を回避しながら、攻撃のきかいをうかがう。
魔理沙「どうしたアルファ!そんなんじゃ今の私にすら……」
アルファ「よっと、あっぶねえ……ってうおおい!」
魔理沙「勝てないぜ!」
避けたと思ったら、急にその玉が俺に向かって曲がってきて……!?
魔理沙「意外とあっけなく終わったな……はあ、霊夢とかなりやりあえるって聞いたんだけどな―」
私は、少し落胆してため息を付く。そして、霊夢の方を見て、
魔理沙「霊夢―!終わったし、アルファのやつを片付けて……」
と、私は言おうとしてやめた。霊夢の顔は、未だに引き締まっていたからだ。
魔理沙「どうしたんだ?霊夢。」
そうきくと、霊夢は私にいった。
霊夢「あいつを甘く見ちゃだめよ。なんてったって、」
刹那、私の後ろに弾幕が!?
霊夢「不意打ちだって余裕で使うもの。」
アルファ「ちっくしょー!もう少しで当たると思ったんだけどな―!」
私は、すんでのところでよけていた。
危なかった。当たっていたら、大事には至らなくともきつくなるであろう威力だった。
ただ、疑問があった。
それは、直撃したはずなのに当たり前のように無傷であること。そして、
魔理沙 「あの弾幕……どこか私の弾幕に似てた気が……」
考えすぎかとおもい、私は戦いを再開した。
いや、霊夢といい魔理沙といいエグいなこりゃ。この能力がなかったらどうなっていたことか。
そう思っていると、弾幕がまた飛んでくるとともに、魔理沙の声が聞こえた。
魔理沙「今の攻撃、どう対処したんだ?」
アルファ「さあ、なんだろうな?魔理沙たちが飛んだりしてる原理と同じなんじゃないか?」
魔理沙「へえー。ってことはお前も能力使えるのか?」
アルファ「まあな。」
正解。俺は能力を使っている。
どんな能力かって?それは秘密。
さて、だいぶ溜まってきたし、
アルファ「魔理沙……こっからは俺も開放していくぜ!!」
そして……
とてつもないことが、起こっていた。
アルファが、弾幕を打ち始めたのはいいのだが
その弾幕に、驚く所があった。
霊夢「全部、魔理沙の弾に当たってる…?」
そう、彼が放つ弾幕は、一つ残らず魔理沙の外した弾に当てて相殺していた。
更に、魔理沙自身にも攻撃を行っていた。そして、
霊夢(さっきは魔理沙の攻撃に似ていて…今度は私の弾幕に似てる…)
普通、やろうとしても魔力、霊力の質が人それぞれなため、似た弾幕を展開するのは不可能に近い。
だとすると、能力を使っているということになる。
一体、彼の能力は何なのだろう…?
魔理沙「ははっ!結構やるじゃんか!」
アルファ「そっちこそ!」
そして、勝負はかなり大詰めになってきていた。
お互いに弾幕を展開しては避け、または相殺し、また弾幕を展開する、といういわゆる持久戦へと突入していた。
こりゃあ、かなり拮抗しそうだな〜と思い、俺は攻撃の手を止め、手に力を込め始める。
それを見た魔理沙は、同じように攻撃の手を止め、何かを察したかのように、こう問いかけた。
魔理沙「このまま拮抗してたんじゃ埒が明かないから、お互いドカンと一撃で決めようってか?」
アルファ「ははっ!物わかりがいいな!…んじゃ、準備はできたか?」
魔理沙「そのセリフ、そっくりお前に返すぜ。」
アルファ「俺はいつでも行ける。」
魔理沙「私もだ。」
俺は手のひらに、魔理沙は魔道具らしき物に力をため、
そして、
―――互いに技を、放つ!
魔理沙「【恋符】マスタースパーク!」
アルファ「…なんてな。」
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アルファ「っつうー!今のどうやったんだ師匠?俺の拳が流されるように帰ってきたんだけど!?」
#$%%「今のが、私が言ったものよ。」
アルファ「へえ〜。相手の攻撃を自身の攻撃として使う武術って、こういうことなのか。」
#$%%「あなたは口でいうより体感したほうがいいから、体感してもらったわ。」
アルファ「でもさあ、せめてやるって言ってくれよ―!言わなかったから全力でやったしそのおかげで顔面じんじんするし…もしかして、わかってやったのか?」
#$%%「まあそこは…何かおごってあげるから…ね?」
アルファ「はあ〜。…いいよ。」
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―――あれから、おれは自分で新たなこの武術…「静動流撃術」にさらなる改良を加え、完成させた。
…師匠の、頼みで。
そして今、それを試す時が来た!
ああ、俺は今興奮している!この絶好の機会に!この最大の検証に!
力を込めた手を流れるように動かし、そしてその流れを、飛んできたマスタースパークに…
合わせる!
アルファ「アーツ併用武術【流反射】!」
―――一瞬だった。
私は、魔理沙のマスパを受ける体制でいたアルファに、驚きを隠せなかった。
そりゃそうだ。魔理沙のマスパは幻想郷の中でも指折りの威力を持っているのだ。
いけない!止めないと!
と、思い二重結界を貼ろうとしたのだが…
急に、とてつもないことが起こった。
彼は腕を水の流れのように動かし、そのままマスパに当てた瞬間。
急にマスパが180度逆―――魔理沙の方に向かって進み始めたのだ。
そして全力を放っていた魔理沙が避けられるはずもなく…
当たろうとした瞬間。
霊夢「え?」
次に魔理沙の方を見たとき、そこにはアルファがいて、さっきとは反対の手でそのマスパをかき消した。
そして、驚きと疲労で座り込んでいた魔理沙に手を差し伸べ、言った。
アルファ「決着、かな?」
こうして、この勝負はアルファの勝利となったのであった。
…前話での路線からちょっとそれちゃった…。




