表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲームschool  作者:
1/2

1話「嫌いなもの」

初投稿です!

2023年に書いたやつのリメイク版です!

暖かい目で見てくださると幸いです!

「行ってきます」これが母さんと父さんとの会話だ。

俺、東雲 暁緒依アオイの両親は共働きで、妹の暁乃アノも、彼氏と毎日デートで居ないし、ほぼ一人暮らし状態。

でも別に嫌でも無いし、逆に好きなことが出来るから俺的には良いんだけど、参観の時とか、兄弟の話になると、少し気まずい。

俺は結構顔がいい方で、男女どちらからもモテる。

特に女子からは、猫なで声で俺に近寄ってきて、付き合ってみればメンヘラになり、俺の事なんか一切考えないような奴ばかりだから、いつしか女が怖くなった。男も俺を責め立てて女に好かれようとしているのが目に見えるから、いつしか俺は引きこもるようになった。

それでも毎日女子がプリントとかを持ってきて、家のインターホンをずっと鳴らしてくる。

「ポストに入れといて」と言っても、“出てこい”と言ってくる。

ほぼ学校に行っていない俺にも2人、友達が出来た。

そいつらの1人、高橋 花珠カズ

花珠は俺がたまに学校に来たら毎回挨拶してくれて、ずっと笑顔で居てくれる。

もちろん、不登校の理由を聞くわけでも無く、毎日来ているかのように接してくれてた。

俺は花珠にすぐに心を許して、凄く仲良くなったんだ。

花珠はとても優しくて、時々ドキッとするような行動をしてくる。

俺はいつしかあいつに惚れてたと思う。

でも相手は男だ。

今の日本では同性婚とかは認められてない。だけど俺はあいつ…花珠の事が好きだ。

でも、花珠に言ったらすごく困らせる。もしかしたらこれから友達で居られなくなるかもしれないし、きっと引かれるから言わない。

そんなある日。

花珠と2人で俺の家でゲームをしていて、花珠に惨敗を繰り返していた時、ふと花珠が声を漏らした。

「実はさ、暁緒依に言ってなかったけど、僕…実は女なんだ」

そう言われたときには、思考が止まって、何を言ってるのかわからず、「え…?」と、頼りがいのない声が出ていた。

「あっ…!でも、性別は男だけど、頭が女ってだけで……」

と、付け加えるかのように言ってきた花珠。

少し顔を赤らめている花珠はとても可愛くて、知らず知らずのうちに手を伸ばしていた。

「え…?」そんな可愛い声を出している花珠の頭を俺は無意識のうちに撫でていた。

「え、あっちがっ…!!」

その現状に気づいた俺は、すぐさま手を離した。

それからお互い少し落ち着くまで沈黙が続き、やっと俺の口が開いてくれた。

「お、俺も…お前に言っとかなきゃいけないことがあるんだ。俺は…その、」

おれが少し言葉に詰まっていると、花珠は意味を理解したのか、顔を赤らめながら「そっかぁ…暁緒依が僕のことを……でも、ごめんね。僕ね、好きな人が居るんだ。暁緒依の気持ちには応えられない。ごめんね。」

そう辛そうに言った花珠はとても綺麗でつい抱きしめそうになったけど、辞めた。

きっとここで抱きしめたら、歯止めが聞かなくなりそうだったから__。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ