―魔王との対面―
約一ヶ月ぶりに投稿させていただきます。
ブックマーク外さないで頂き光栄です。
是非、少ないですが楽しんでいってください。
あと、1,2話は構想がありますが固まっていないので可能であれば投稿させていただきます。
少し、似たような題名の作品がありますが作者としては先程初めてみかけて内容も観ておらず「無関係」なので気にしないでお楽しみください。
この話を完全に完結するまでは読みませんがもし不快など感じた場合は善処します。
悪質なコメントはご遠慮ください(豆腐メンタルなので特に。)
長くなりましたが、魔王との遭遇後のお話です。
ビアンカに気がついた彼ー魔王ーはゆっくり近づくと、
「辛かったね」
といいながらビアンカの頬から流れた涙を拭った
ビアンカは、驚いていた。気づいたら涙を流していたことに。また、こんなにも自分が悲しんでいたことに気づかなかったことに
そして、何より魔王のイメージと似ても似つかない優しく慰める魔王に。
数刻後、二人は談笑していた。ティーを飲みながら
「ごめん、ごめん。悪かったって。あまりにも悲しそうな感情が匂いとして感じたら見ざる得なかったんだよ」
「全く酷いですわ。もう知りません」
ビアンカは顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。
彼の話によると、人間が森に攻めてきたのを話し合いで解決したいと思っていたのだが、何せ言葉が通じない。どうすればいいのだろうかと悩んでいたところビアンカと遭遇悲しそうな感情が匂いとして奥底からしたのでこっそり過去にあったことを魔眼を使って盗み見たそうだ。勿論、婚約破棄から異世界召喚魔で。そしたらいてもたってもいられず、気づいたら言葉に軽い悲しみを和らげる魔法を紡いで慰めていたそうだ。
勿論、その間セバスはしっかり責務をこなしている。魔王を万能なスーツによる秘伝の素性明らかスキルでビアンカに対して害を及ばない存在であるかどうかをしっかり確認して、人柄を確認して大丈夫であったので邪魔にならないように気配を消してお茶の準備をしていた。
話が落ち着いた後に、ふとセバスが魔王に対して声をかけた。
「素性に少し靄が掛かっていたのですが、貴方は「理に介入するもの」ですか?つまり他の次元のときの記憶もしくは経験の持ち主ですか。」
「この世界ではそう呼ばれてるみたいだね。親に聞いたけど、あまり知られてないはずなんだけどなぁーーーーーーーーーーーーーーー
それもそのはずそれに対して記されている本は3つしかでまわっておらず一つはビアンカ家の倉庫。残りの二つは失われている。勿論、オカルト扱いを出た当初は受けていた。
ーーーーーーーーーーまあ、と言っても短い人生だったけどね。」
「僕の次元では、それぞれを世界と言う言葉で区分されていて話すと長くなるけど、端的に言うと[住んでいた場所]はとても平和なところだったよ。争いもなく、物騒な殺しあいもなかったし。そして、何より魔法がなかった。でも、代わりに世界の理みたいなものがあってそれを理由付けで証明をしていたよ。例えばなぜ昼と夜があるか、どのような仕組みがあるかとか。まあ、そこにいる執事さんのスーツは魔法だけじゃなくて能力的にも優秀だからデータとして魔法使って送っとくから暇なときにでも読んでおいてね♪。概念としては魔法とかがお伽噺としては存在していたよ。18歳で病気で死んだけどね。そして、気づいたらこの世界さ(笑)。まあ、僕の話はまあいいよまた話すからそれよりさーーーーー」
ここでふと柔和な顔からいつになく真面目な顔で、
「君が、好きだ。」
そう、告白したのである。しかもそれで告白は終わりではなかった。
「出来るのであれば、君とずっと一緒にいたい。無理強いするのは主義に反するけどね。」
それに対してビアンカは理性ではまだあって間もないし、相手は魔王で考えてほしいと伝えようと思っていたが、気づくと首を縦に振っていた。
そして、セバスは二人を暖かい眼差しで陰ながら見守っていたのである。
[注意:勿論、魔王が魅了や洗脳等の魔法や能力を使っていないかはチェック済みである。]
お読み頂きありがとうございましたm(__)m
相変わらずのセバス万能さ(笑)
ブックマークや評価をしていただくと嬉しくて作者はジャグリングをします。←嘘です。
是非良かったらお願いいたしますm(__)m
閑話は書けませんでした。完結とさせていただきますm(__)m