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詩のしおり  作者: 赤井獺京


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9/15

『蹴ったボールが』


蹴ったボールが

猫に当たった

猫は驚いて逃げていった

その猫がおばさんの足元に絡まった

おばさんは転んで袋からリンゴが転がった

リンゴはコロコロ道路の方へ

高校生がリンゴを指さしてから追いかけた

リンゴに夢中の高校生は道路に飛び出した

車が急停車して中の人が出てきた

おい、あぶないじゃないかと中の人が怒った

道路には渋滞が出来た

渋滞の後ろからサイレンが近づいてきた

怒ってた人は急いで戻って走り去った

リンゴの赤色のサイレンが走り去った

ボールはサイレンにひかれて

ものすごい勢いで飛んでいった

飛んだボールが

おばさんの頭に直撃して

僕の前に飛んできた

おばさんの周りには人だかりと

その後で赤いサイレンがまたやってきた


僕はもう一度ボールを蹴ってみた


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