アガル大陸対異次元ゲート戦
「航空戦力及び、人型兵器交戦開始、繰り返します第一防衛ラインにて航空戦力及び人型兵器による交戦開始しました。」
日本にて、異次元の来訪者襲撃の4時間前、アルマニカ連邦と東諸島群独立国家のアガル大陸側国境、にて異世界の来訪者が出現した。
東諸島群独立国家は、ニグル大陸に近くグフス共和国を中心とした議会制民主主義勢力の影響を強く受けており、初期は一食触発の空気であったが、民主主義勢力と議会制民主主義勢力の関係が良くなるにつれ、中間地点として利益を上げつつ観光地としても有名になっていった。
そのため、両国は関係悪化を恐れ非武装地帯を設けたが、それが異次元の来訪者に対し次元アンカー構築の猶予を与えることになり、次元アンカー構築前に異次元の来訪者を撃墜した二大国とは違い、小大陸の二つの次元ゲートののように大規模な戦闘に発展した。
「東諸島群独立国家側の戦力は?」
「マルチロール機17、戦闘ヘリ5、二足歩行ヘリ3機及び、駐屯中の対空軽車両5、対空装備の歩兵がいくらかと言った所かと思います。」
「こちらは?」
「付近の航空基地と、空母打撃軍の兵力を合わせ、人型兵器20、マルチロール機40、戦闘ヘリ20、二足歩行ヘリ10。」
「人型兵器は戦闘機並みの飛行能力と、戦車並みの装甲、攻撃力は武装により自在とスペックは高いのですが、実際に運用した事が無いので何とも言えません。」
「そうか、では対地ミサイル発射、少しでも敵の数を減らせ。音楽を鳴らせ。」
ラッパの音がテンポよく鳴り響き、いくつもの航空戦力が大空へと飛び立つ。
同時に、いくつもの艦船やミサイル基地から一斉にミサイルが放たれる。
「ミサイルえぐり取られるような形で、爆発せずに撃墜されました。」
「バカな、あれだけの飽和攻撃を防いだのか!!」
「航空戦力、異世界の来訪者との交戦開始。」
「クッ、機体に取り付かれた、うわあー!!」
「翼が何で、消えて、落ちる緊急脱出を、来るな来るなー。」
「撃て、撃墜しろ、敵に攻撃される前に打ち落とせ。」
戦闘機の機関銃よりも重厚な発砲音が一発、地上に落ち砂のように崩れる異次元の来訪者。
「やはり飛行速度は戦闘機に劣るか、各機戦闘開始、この装甲なら敵の攻撃も一度は耐えられる。敵の注意を引き付けろ、航空戦闘団はその速度を活かし敵を背後から撃墜せよ。」
「「了解しました。」」
敵の数は減ったか、しかし異次元アンカーとやらから出現する敵後続のせいでこちらがすりつぶされる。やはりあれを破壊するしかないか。
「諸君、我々はここで命を賭す。覚悟良いか?」
「ハハハ、何を言ってるんですか、そのためにこれまで訓練してきたんですよ、なあ皆国の保証金で家族に楽させてやろうぜ。」
「「オウ」」
「航空戦闘師団諸君、撤退してくれたまえ、いや対地ミサイルに装備変換してほしい、ここは人型航空師団が引き受ける。」
「だそうだ、第三航空戦闘団以外は武装返還。」
「な、良いのか?」
「うちは前大戦の経験者、死に場所を探す生きた亡霊よ、気にすんな。」
「残るなら使いつぶす、HQ異次元アンカーに対しミサイル攻撃を、我々が敵の攻撃を引き付ける。」
「諸君らに敬意を、ミサイル発射。」
『イベント達成、アルマニカ大陸異次元アンカー破壊成功。』
そんな文字が転生者に表情された。




