登場人物紹介(ネタバレver.)
登場人物紹介
※本編・後日談のネタバレを含みます。
■ リディア・パピリア
ルミエラ王国の第二王女。黒髪と琥珀色の瞳を持つ。
偽りの嫌疑から祖国を逃れ、ニヴェリスの雪原でアルジェンに救われる。交易や行政の知識を生かして新たな居場所を築き、やがて自らの意思で過去と向き合う。名誉回復後、アルジェンと結婚する。
■ アルジェン・ヴォルフェルト
ニヴェリス王国の伯爵。「銀狼」と呼ばれる、厳格で誠実な領主。
雪原で救ったリディアと暮らすうち、仕事だけだった日々に変化が訪れる。彼女の身分を知る前に求婚し、告白を受けたあとも想いを変えなかった。妻となったリディアを、深く愛している。
■ イネヴィア・パピリア
ルミエラ王国の第一王女。リディアの姉。
優秀で誇り高い一方、妹と比較されることに苦しみ、虚偽の告発資料の作成を指示した。聴取では抑えていた感情を露わにする。後日、妹への謝罪と、幼い頃の愛情を綴った手紙を送る。
■ レオンハルト・クラウゼル
リディアの元婚約者。
告発資料に疑問を抱きながらも、イネヴィアの脅しに屈し、婚約を破棄した。再会後に事情を打ち明け、調査へ協力する。リディアが選んだ未来に、かつての婚約者として戻ることはできなかった。
■ オスカー・ライゼンベルク
ルミエラ王宮の財務行政局長。
リディアの改革に反対し、告発資料の改変と受付の承認に関与した。聴取で自らの行為を認め、保管していた指示書を提出。真相を裏付ける重要な証言者となる。
■ エドガー・フォン・ヴァイスベルク
ルミエラ王宮の元宮廷事務長。
危険を冒してリディアの逃亡を助けた恩人。のちに、当時の記録を調べるためにも力を貸す。息子から届いた北方の噂に、リディアの無事への希望を抱いていた。
■ ルーカス・フォン・ヴァイスベルク
エドガーの息子。エルデンフェルトで法学を学ぶ二十二歳の青年。
商館で聞いた輸送改善の噂を、父への手紙に書き添えた。後に詳しい事情を知り、伯爵邸を訪問。リディアの無事を喜び、二人の結婚を祝福する。
■ ギルバート
アルジェンの旧友であり、頼れる側近。
領地の実務から調査、結婚式の準備まで幅広く支える。伯爵の変化を誰より身近で見守ってきた人物。仕事は確かだが、二人の甘い時間に現れる頃合いには、少々相談の余地がある。
■ セレスティーヌ・ヴァレンベルク
エルデンフェルトの交易交渉官。
通商問題の整理と三国協議の実現に力を尽くす。証言と確認済みの事実を慎重に分け、記録の照合や正式な申し入れを支えた。
■ マルタ
ヴォルフェルト伯爵邸で、リディアを温かく迎える存在。
日々の食卓や菓子を通して、北国の暮らしに安らぎを添える。リディアの名誉回復と結婚を、心から喜んだ。




