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トリスタンの皇帝  作者: Jota(イオタ)
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13/382

ニシノ7


『...緊急離脱ドックB...武装集団より...重火器で..攻撃を受けています...』


「第3シャトルの離脱ドックやな...?汗。」


「ソウデス。私ガ鎮圧シニ行キマス。」


『...准将...第2デザート..シャトル...乗船率187%..まだ乗れます...居住区住民..待ちますか?...』


『...渡辺..撤収は...最高総監殿に..指示を乞え...』


『...承知...しました...』


「直ちに出してくれ。時間が経てば経つほど逃げられなくなる。残った住民は第3か、中型船に乗せる。」


『...承知し..ました...』


『...レティナー・アルタイル..GR1...GR2...GR3...10式..施設内に展開準備完了...マルロー..大佐..待ちです...』


...ド..タ..ド.タ...ド..タ..ド..タ..ドタ..ドタドタドタ...


..バタバタ..バタ..


兵士たちが入ってくる。


「な...何や...汗。」


「マルロー大佐!お願いします!。」


「レティナー・アルタイル及ビ、10式、展開開始。私モ直グニ行ク!。」


「なぜお前が行かなあかんのや?。汗」


「所長行ッテキマス。私ガ、コマチの目トナリ耳トナリマス。コノ状況ノ打開ハ、コマチダケデハ無理デス。」


「そんなことがあるやろか?。汗」


「ココニハ、黒田と、エレノアが常駐シマス。2人ガ最高総監殿ヲ、サポートヲシマス。」


「最高総監殿。副官 黒田レオンであります。」


ワシに背格好が似とる。ハゲ頭も...。


「最高総監殿!副官補佐エレノア・ウィンザーであります。よろしくお願いします!。」


...ドタ..ドタ...ドタ...


!?。汗


「所長!」


エリック・ハルトマンと、ハジブ・ラーマンや。


「君ら、何しに来た!?汗」


「ニシノさん。1番シャトル、さっき出ました。5年あっという間でしたけど、あなたと働けたことが私の誇りです。それだけどうしても伝えたくて。」


「ありがとう。ワシの方こそや。あんたのような超一流の研究者が来てくれてどれだけありがたかったか。何よりも、あんたの人徳のおかげで開発部門はホンマに円滑やった。ウチの研究者は、あんたを見習った。ホンマに良い影響を与えてもろた。心から感謝しとる。」


「....身に余るお言葉。光栄です。あなたからのそのお言葉、私にとっては何にも変えられない一生の宝物です。短い間でしたけど、ありがとうございました...。」


「ハジブもありがとうやで。ホンマに。あんたのおかげで、この40年間、何もかもが充実しとった。事業者も、居住区の主婦も大満足やった。とりわけ、くみ子と仲良うやってくれてホンマにありがとう。」


「いや、くみ子さんは所長が言うほど無茶は言いませんよ。」


「また忖度して..ガハ w」


「いや、くみ子さんには色々と助けてもらいました。」


「そうか...。」


「ここは私の第2の故郷です。本当にありがとございました。私も最後まで残りたかったんですが連行される予定でして..くみ子さんに...w。」


「ガハハ w。...ざわざ来てくれたんやな..君らは。ありがとう。知っての通り、テロリストが施設内におる。総合体育館側は立ち入らん方がええ。気をつけて戻ってくれよ?。くれぐれも。」


「承知しました。」


「また後日。ニシノさん。」


「ありがとう。気をつけてな。」


「一旦、行ってきます。所長、どうかご無事で。」


「テオさんも!また。」


「テオさんどうかご無事で!」


テオは頭を下げるだけや。


2人が足早に去っていく。


「第2デザートシャトル..出航(ローンチ)します。」


「頼む。」


「第2デザートシャトル出航(ローンチ)。」


『...了..解...第..2...デザ..ート...シャ..トル...出航(ローンチ)...』


良いペースや。


テオが、去っていく、2人の兵士を従えて...。


通信機で指示をしながら。


広いこの司令室を。


『...大変です...GM10です...アトラのGM10 バラクター6体...特別区より..地下ゲートに...向かっています...』


「何やと...汗。」


GM10 バラクターは、アトラの戦闘用アンドロイドや...汗。


どうやって、ここに...。


この警戒の厳しいSITに。


『...バラ..ク..ター..ハ..今..ドコ..ニ..居..マス..カ!..GR2...ヲ..直グニ..向ワカ..セナ..サイ!..GR1..ノ..数ガ...足リナイ..地上デ...何トシテモ...食イ...止メロ!....』


司令室の入り口でテオが叫んどる。


GR1 は3m、武装はゼルヴァーン(アイビーム)しかない。


GM10 バラクターも大きさは変わらんが、火力もパワーもGR1を大分上回る。


ここのGR1だけでは、GM10を制圧できない。


GR2 なら、ゼルヴァーン、ネクローン、ティラーソーン...火力は桁違いや。


バラクターが束になって向かってきても一瞬で制圧できる。


ただ、体長が15mもある。


地下には入れん。


GM10にもし地下に入られたらワシらはなす術がない。


何として地上で食い止める必要がある。


...ボ..ン...ドーーーン...ズドーーーーーーーーーーーン...ズズーーーーーーーーーーーーーン...


『...自爆..ドローン...攻撃を..開始..しました...』


自爆ドローンの総攻撃が始まった。


モニターが被弾する2体の兵曹を映し出す。


2体は防御シールドを展開しておらん。


自爆ドローンの爆発をモロに受けとる。


そして、何の変化も見られない。


『...緊急..離脱..ドッ..クBゲ..ート武装...テロ集団..を制圧...』


...ブウゥヲオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ブウゥヲオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ブウゥヲオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン...


...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


防護壁の高さ半分ほどや...。


『...レティナー・アルタイル全グレード...施設内に展開します...』


《...第3格納庫...インナーゲート1開きます...》


《...第3格納庫...インナーゲート2開きます...》


...ドー..ー..ーン..ドーー...ーーーーン..ドーーーーーー..ーン...


黄金の機体が通り過ぎていく。


30mの巨大な身体。


モニター下の窓を。


これがレティナー・アルタイル グレード3や。


レティナー・アルタイルは兵曹型アンドロイド。


GR1 が成長し、やがてGR3 になる。


無数のレティナー・アルタイルGR1は淘汰されながら、GR2、GR3へと進化する。


そして、生き残った、最後に残った、最も強く最も賢く最も運に恵まれた個体が、汎用型兵曹胚βと結合しレティナー・ダイ・アルタイルとなる。


レティナー・ダイ・アルタイルは機械でもロボットでもない。


自己修復機能、自己成長機能を持つ、ジニリウム製の生き物や。


GR1 の薄い金色のその皮膚は、成長するにつれ、美しい意匠の刻まれた眩い黄金になる。


兵曹の攻殻にも負けんて鉄壁の黄金の装甲に。


グレードが上がるに従い、この女型のロボットは、彫刻の女神のようにリアルに美しく進化する。


SITにおる2体の女神、ヘラとアテナ。この奇跡の2体は、50年の歳月をかけこの大きさになった。


この世に現存するレティナー・ダイ・アルタイルの中で、最も強く、大きく、そして最も美しい個体や。


『...マル..ロー..大佐..の1..0式..地上に..出ま..す!...』


『...大佐..が..来ら..れる..ぞー!...』


『...大..佐!...』


『...大..佐...』


ん!?汗


「黒田。なぜ、人員が機材に乗っておるんや!? 怒。コマチに任せて待避するように准将に指示したはずや。」


「我々傭兵の仕事はここを守る事です。ここの人たちを無事に逃す事です。自分の命を守ることではありません。」


「なぜ命を粗末にする。あんたらや、あんたらの家族はどうなる?。」


「我々は白亜の風です。私は誇りを持って取り組んでいます。妻も子供も理解しています。隊員も隊員の家族もみな同じです。」


「撤退をすることで誇りは傷つかん。命を粗末にすることは誇りでも何でもない。恥をしのいでも、泥水を啜っても、理想と意志を貫くことが誇りや。違うんか?。」


「愛する者の、命、健康、生活、日常、幸せ、理想、意志...守り抜くことが我々の誇りです。我々の理想や意志を、時間をかけて、汗水を垂らして形にしてきたものが故郷です。戦わずして2度もその故郷を失うつもりはありません。賊や、侵略者にむざむざと明け渡すつもりはありません。」


「それは分かる。だが、相手が悪い。人間が戦おうと戦うまいと、結果は同じや。相手が悪すぎる。ただ命を失うだけや。」


「無人機材や、防御シールド、防護壁だけでは、この施設は5分と持ちません。我らはかけます。可能性が少しでも高まるならば。」


「まず、ワシが偽装船と共に出る。時間を稼げるのはレティナー・ダイ・アルタイルだけや。有人機材で戦況は変わらん。」


「我々の作戦に変更はありません。エネルギーシールドを展開しろ。」


『...エネルギー..フィー..ルド...展開!...』


「黒田。まだ防護壁は上がり切ってないぞ?。」


「寧ろ今から、アルマダイ粒子を放出し始めないと間に合いません。」


...BUUUUUUUUUUUUUuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUN...


...バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ...


...バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ...


窓の外の空が赤みを帯び始める。


アルマダイのエネルギーフィールド上に、防御シールドが展開されると、この赤い光は青白く眩い光となる。


この施設の防護壁と防御シールドは、軍事基地レベルに強固や。


しかし...。


『...レティナー・アルタイル GR2...アトラのGM10..バラクター6体と交戦中...GR2押されています...バラクター..のショ..ットア..ンカーで...動きを..封じら..れてい..ます...』


「中佐。居住区ですのでゼルヴァーン、ネクローン、ティラーソーン...全ての、重火器が使えません。装甲歩兵隊を派遣できないでしょうか。GR2の砲撃制限を解除出来る権限を持つ隊員を。」


「名倉か、アレスの派遣を大佐に打診してくれ。少佐。特別区地下ゲートN3への派遣を。」


「分かりました。」


「所長!。」


...バタ..バタ..バタ...


くみ子...。汗


『...山下准尉..を...N3.に向..かわせ..るとの..事です...』


「了解した。」


「所長!。本当に大変なことになっちゃって。汗」


「くみ子...。あんた。今頃、何しに来たんや?。汗」


「突然攻めてくるなんて...。本当ですか?。まだ信じられない。契約もちゃんとしてるのに...。理不尽にも程があるわ。国際法違反までして。」


「ホンマや...。残念なことや。」


『...緊急..離.脱..ドッ..ク..Bゲ..ート..の武..装集..団..間も..無く..制圧..します...』


「了解。」


「みんなの生活もあるのに。」


「申し訳ない。すまん。」


「いや、何ちゃ。それより、私に責任者、務まるかしら...。」


「何を言うとんのや 既にちゃんとこなせとるやないか。あんたは大丈夫や。あんたはここのこの大きな施設を40年切り盛りしてきた中心人物や。2,535人の食事、水、住環境、女性、子供、老人への細かい配慮、思いやり。あんたにしかできん。」


「そうでしょうか?。自信持てないわ...。砂漠の過酷な環境で2,600人全員を見るのは...。」


「大変な仕事になるが、何とか頼む。あんたにしか頼めん。」


「分かりました。気が重いけど精一杯頑張ってみます。ところで...細かいことですけど私まだ35年です。5歳もサバ読まないでいただけますか?。」


「ぁあ..すまんすまん ガハ w。あと、渡辺くんに匹敵する強い権限を与えといたから、また噛みついたってくれ w。みんなのために。ワシにやっとったように、渡辺くんが間違ったこと言うたら猛獣のように噛みついたってくれ。ケツにガブッとな? ガハハ w。ガハハハ w。 」


「ぇえ?。怒。け..ケツって...汗。も...猛獣?。私はそんなことしてません!。したことありません!。怒。人のことより、ニシノさんまたうっかりミスしないでくださいよ?。避難シャトルにミサイル撃ち込んだり。」


「そんなミスするか!。なんぼなんでも。怒。」


「お弁当作っといたのでここ置いておきますね。食べないと持ちませんよ?。」


「ありがとう。忙しいのに。いつ作ってくれたんや。」


「マルローさんのはこっちやからね。あれ?汗。マルローさんは?。マルローさん。」


「テオは今指揮をしに行っとるわ。」


「まぁ...大丈夫かしら...。Bゲート..凄かったんですよ?。今までのものとは全然違ったんです。音が本当に凄いから皆んな怖がってしまって...。大変だったんですよ...。」


「大丈夫や。テオはプロの軍人や。テロリストの対応には慣れとる。Bゲートはもう鎮圧した。」


「そうしたらもう少しですね...。じゃあ。所長、私も一足先に行ってきますね。また後で...。無茶しないでくださいよ。5分目瞑るだけでも身体休まるから。根詰めないで、できるだけ休んでくださいよ?。あと、ちゃんと食べてくださいね。お水も。」


「分かった。分かった。w」


「それじゃあ。私行きますね。」


「くみ子?。」


「はい。」


「ありがとう。」


「いえ。何ちゃ。何ちゃ。」


「くみ子?。」


「..は..い..。」


「スキップで行き?。」


「..何...で..や..ねん!..怒...」


「ガハハw。ガハハハww。..ガハ...。」


『...第3居住区..の..暴動は..鎮圧...犯人グルー..プは...特別区と...同じ..集団と..推定..5名銃...撃戦で..排除..2名拘束...3名が..居住区住民..5名を..人質に取って...籠城中...』


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


「な...何や?。砲撃か?!汗」


《...敵兵曹が施設 南西 564-223へ移動...》


《...敵兵曹が施設 南西 564-223へ移動...》


さっきの攻撃は何やったんや...。


約束通り1時間待つ気はあるのかもしれん。


「最高総監殿、ドローン第2隊 出撃させます。」


「分かった。」


「自爆ドローンBX-11の状況は?。」


『...BX-11 残存223機です...』


BX-11 は、1.7m 級小型自爆ドローンや。


既に、777機命中しとる。


「敵兵曹への効果はどうや?。」


『...効果は全く見られません..最高総監殿...』


相手にもしておらんかったと言うことか...?。


「最高総監殿。」


「な、なんや...黒田くん。汗」


「兵曹はなぜ施設の南側つまり、離脱ドックA側に移動したのでしょうか?。」


「分からん。ここはどこから攻めても変わらんはずや。奴らの位置は離脱ドックA側ではなく、高速艇発進ゲートのような気がする。」


「兵曹2体の移動軌跡は?。」


『...転送します...位置は..施設南西 7km....』


「確かに高速艇発進ゲートが標的(ターゲット)と考えた方が良さそうです。彼らは564-223を拠点化すると考えるべきでしょうか?。」


「それは分からん。石川くんや、テオはどう考えているやろか?。」


「それが...当面上官とは連絡が取れません。」


何やと!?汗。


「それはどう言う意味や?。」


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


《...CA-X2 および unknouwn-X3 急速接近中...》


《...CA-X2 および unknouwn-X3 急速接近中...》


『...アトラの兵曹動き始めました!..後指示を...』


《...CA-X2 および unknouwn-X3 急速加速中...》


《...CA-X2 および unknouwn-X3 急速加速中...》


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


西側モニターが滑走路を映す。


《...ドローン格納庫オープン..ランプウエイ開放...》


《...タクシーウェイ誘導ビーコン...》


《...誘導開始...》


《...メイン滑走路..開放...》


《...メイン滑走路..開放...》


《...防砂カバー格納...油圧アクチュエータ作動...路面形状クラウン..》


《...吸引ダクト起動...》


《...路面形状復帰...センターダウン...》


《...路面形状復帰...センターダウン...》


《...吸引終了...》


《...HTB-1177...離陸開始...Watcher6..Watcher7...Watcher8...Watcher9..Watcher10..VTOL(垂直離着陸)...スタンバイ..》


《...HTB-1177...離陸開始...Watcher6..Watcher7...Watcher8...Watcher9..Watcher10..VTOL(垂直離着陸)...スタンバイ..》


HTB-1177は、12m級の哨戒ドローンや。


《...HTB-1177隊..発進...》


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


...フアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ...


《...メイン滑走路..ドローン・カタパルト...オープン...》


《...メイン滑走路..ドローン・カタパルト...オープン...》


西側モニターの映像が分割する。


メイン滑走路、両サイドの地面が開き、ドローン・カタパルトがせせり出す。


《...BX-33....発射...》


10m級の自爆航空ドローンBX-33が次々と射出される。


BX-33 はこの施設では最大級の自爆航空ドローン。


威力は、ラビアンローズ級や。陣地ごと敵10個大隊を消し去る


《...小型ドローンカタパルト...オープン...》


メインモニターのサブ画面が無数に24個に分割される。


施設の防砂林地帯、各公園...複数の小型ドローン・カタパルトを映しだす。


《...BX-11..発射...》


施設残存の、BX-11が次々と射出される。


BX-11は1.7mの小型自爆航空ドローン。


兵曹はノーガードでBX-11を受けたが、全く効果がなかった...。


...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...


...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...fruuuuuuuuuuuuu...


《...警察・軍事区..カタパルト..オープン...》


東側の大モニターが広大な警察・軍事区を映しだす。


警察・軍事棟はも抜けの空や。


全てのビルや、格納庫の電気は、消え、門番も、訓練する者も無い。


《...多目的カタパルトB、多目的カタパルトD、多目的カタパルトE、多目的カタパルトF、展開...》


《...BX-22..発射用意...》


BX-22は中型自爆航空ドローン。


4mの大きさ。


200機ほどおる。


《...第2格納庫...オープン..ランプウエイ開放...》


《...タクシーウェイ誘導ビーコン...》


《...誘導開始...》


《...警察・軍事区...VTOL(垂直離着陸)発射場..開放...》


YS-33や。


恐らくこれも200機ある。


自動操縦航空ドローン....。


戦闘機ミラージュと連携を取り作戦を実行する。


10m級。


《...防護壁展開率 98% ...》


《...防護壁展開率 98% ...》


「粒子砲台 ハイパーエルナト砲 発射用意。アルマダイエネルギーフィールド展開。ファザスフォーメーションフィールド展開。」


『...ハイパーエルナト砲 発射用意...』


《...ハイパーエルナト砲 起動します...》


《...ハイパーエルナト砲 起動します...》


《...アルマダイエネルギーフィールド展開開始...》


《...アルマダイエネルギーフィールド展開開始...》


「なぜコマチが反応しとる。」


「間も無くSITの武装は完全に整います。」


「なぜ答えん?黒田!。」


「SIT 防衛軍全軍に告ぐ、

退避は最後のデザートシャトル3号 DZX-3と、中型旅客船PA-10のみとなった。

大陸最強の兵曹の侵攻を受け、当施設は今まさに存亡の危機に瀕している。

当施設の軍備は軍事基地としても高いレベルである。

しかし、その我々が全力を尽くしたとしても、

中央アトラの軍事兵曹を倒すことは難しい。

しかし、我々白亜の風は、DZX-3、PA-10を無傷で退避させ、

そして、40年前我々、白亜の風を救ってくれた、

ニシノ所長、そして、我らの第二の故郷SITを守るため

最後の1人となるまで戦い抜くことをここに宣言する。」


「な...何を言っとる!?。いかん!。絶対にいかん!。お前らも逃げろ!。PA-10に乗って逃げろ!いかん!許可しとらん!。怒」


「最高総監殿。これが我々の総意です。家族のいる者、同意しない者は、戦えない者は、全DZX艇、全PA艇に搭乗して防衛を行います。出撃する者は堅い決意を持って望んでいます。」


「あかん!。許可できない!。生きておれば必ずまたチャンスは来る!。コミニティーはなんぼでも作り直したらええ!。アスカ計画も消えない!。私の後進も育っておる!。ワシが偽装船と共に出ていくだけで終わる話や!。」


「偽装船は私が動かします。」


「何やと?貴様!。そんなことは断じて許さん!。怒」


《...CA-X2 に再び高エネルギー反応...》


《...CA-X2 に再び高エネルギー反応...》


...チカッ...


「来るぞ!。」

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